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テーマ:デザインコラム(294)
カテゴリ:アート・デザイン
今年も色々ありましたねぇ
一語で表すと「偽」 みなさんニセモノが好きなんですかねぇ(笑) いや、だって 需要があるから供給が・・・ってのは資本主義の鉄則 まぁ、ここはデザインコラムなので食品偽装とかではなく こっちでいうところの「盗作、ぱくり」 「うつし」と「盗作、ぱくり」 この間にはとても大きな差があるわけで いや、だからって作る側の作業として 違いが大きいワケじゃない そりゃぁ某マンガみたいに オリジナルの上に紙を置いて トレースするのはもってのほかだけど(笑) 見ながら、測りながら・・・ 「うつし」はオリジナルから何か(手法、技術e.t.c.)を得るために あくまでも自分の勉強のためにすること ハッキリ言って モノ作りする人でコレしたこと無い人はいないハズ 今の世の中、完全オリジナルな作品なんて 新素材が発明されたときぐらいしか出やしない(笑) でも、それは作品じゃない! ところが、不思議なことに ここから二手にわかれる オリジナルから得た手法や技術をそのまま使い あたかも自分で作り出したように発表する人たち オリジナルから得た手法や技術を自分のモノとして消化し 元との違いがハッキリわかる状態で発表する人たち 何が違うのか? もう、これは作る側の意識としか言いようがない(困) そもそも モノを作る人は自己表現として創作するわけでしょ 他人のをもらってきて発表したって 満足できると思えない(謎) 骨董の世界では 「うつし」の掛け軸が「誰か」の手によって オリジナルの銘を入れたばかりに 「ニセモノ」に成り下がる 「盗作、ぱくり」であっても「ニセモノ」であっても そこに商品価値があれば製造される 売れれば何だって という作る側の意識の低さも問題だけど わかってて買うのも問題 オリジナルは高いから・・・ 安ければ何でもいいの? 高すぎるのにも安すぎるのにも理由がある(笑) 適正な価格を考えましょう 作り手は胸を張って出せるモノを作りましょう nagooは産みの苦しみをともなってでも(笑) なんらかの自分のスタイルを見せていきます そうそう! 「うつし」は自分の作品じゃないですよ 本見て作ったモノや キットを作って売ってる人も見かけるけど ちゃんとそう書きましょう! いけませんねぇ 「積み重ね可能」って時の写真(たぶん本物)と 商品写真を入れ替えちゃってる(笑) よく見かけるこんなスツールも 元はアアルトのコレ 困ったもんだ・・・ はやいもので 2007年ももう終わり こんなマニアックなページなのに御覧いただいて みなさん本当にありがとうございました 来年もよろしくお願いします ではよいお年を~ nagoo 本館 http://www1.odn.ne.jp/nagoo/index.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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