ダ・ヴィンチ展と杉本博司展
この休み中に行ってきました先日紹介した写真家 杉本博司の展示会 - 時間の終わり詳しい紹介はこちらを見てもらうとしてhttp://plaza.rakuten.co.jp/nagoo/diary/200509020000/さて、会場に・・・えっ!セット券だとこっちも観れるの?(片方で1,500円、セット券2,000円)ということでまず『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』に入る(笑)http://www.leonardodavinci.jp/けっこう人来てるなぁ説明はいらないですよねヴィンチ村のレオナルドさん(笑)「レスター手稿」の展示かぁ(いや、全く知らずに入ったもんで 笑)レスター手稿ってのはレオナルドが自分の研究をまとめて書き留めた直筆のノートそう!あの有名な鏡文字で書かれてるやつですよそれも例の某マイクロソフトの某ビル・ゲイツが個人で所有しているというやつですねで、年に1回1カ国だけ限定で公開という大変貴重なもの(そういうものを個人で持つなよ!)その実物の展示(もちろん日本初公開)けっこう凄いことだぞ(笑)あれ?真っ暗500年前のノートだから光(紫外線)でどんどん痛んでくるんですねで、展示方法ってのが厳重に1枚1枚ガラスケースに入れてそのケースごと定期的に一定時間ちょっと明るくなって中が見える(笑)だから明るくなったところにみんなぞろぞろって集まるあっ!こんどはあっちだ みたいに・・・まるでホタル観賞の夕べ(爆)それにしてもこっちの部屋に入ってこない人多いんだなぁそりゃぁ文字は読めないけど(訳せもしないけど)実物だぞいったい何を見に来てる人たちなんだ?(笑)他にも一応その研究ノートに載っている実験などが試して見れるような展示が並んではいるけど人が多くてよく見えないなんかおばちゃんたちがぎゃぁぎゃぁ言いながらバシャバシャやってる(笑)見に来る人が少ないならそれでもいいけど現代の最先端の映像メディア、ITテクノロジーを駆使した展示空間を構成したなんていってるならちゃんとした係の人が説明しながら実験してる姿をビジョンにでも映して見せてくれた方が親切だぞまぁ、レオナルドの自筆画が観れたことでも良かった良かった!と、『杉本博司 - 時間の終わり』へおっ!入る前から「シアター」がやっぱり綺麗だなぁ・・・中に入る あれ?人少ないレオナルドに負けたか(笑)「数理模型」と「機械模型」シリーズが並ぶ「数理模型」は三次関数などの数式を立体にした石膏モデルそれがまた現代彫刻のように綺麗な形をしてるんですねそれを撮ったシリーズんー、メープルソープのようにモノをモノとしてナチュラルに撮っているのがいいですねとくに黒のしまり具合が大好き!「このにょきっとした形、絶対ナニをイメージして作ったんだぜ!」と隣の女性に聞こえるように言ってる前のおっちゃん絶対違うから(爆)おっ!「ジオラマ」シリーズなるほどねぇ・・・よく見たら書き割り(写真の背景)が同じのもあるんじゃん(笑)「海景」シリーズもいっぱい展示でも、あの写真はモノトーンのグラデーションが重要なんだから赤い光(電球色)のビーム球じゃぁ見づらいよ長い回廊に「Sea Of Buddha」三十三間堂の観音1000体を写して48枚つないだやつですね長さ約20m 凄いけどやっぱり全体が見えるぐらいの引きが欲しい!(ロクに見ないで通り抜ける人多し 笑)「シアター」シリーズは屋外シアターを撮った最近のも星が写り混んでておもしろいで、「肖像」シリーズんーホント生きてるみたいだ考えてみると、名画を蝋人形にして立体化絵画と同じライティングをしてまた写真にとって平面化なんだか複雑(笑)直島の護王神社の模型があり自分のスタジオのカラー写真があり(これは部屋に飾るとなんともマグリットの「窓」のような 不思議な感覚になるだろうなぁ)最後に「建築」シリーズ「建築」シリーズ的には反則だけど(だって形じゃなく光だもんね)やっぱり ただおさんの「光の教会」が綺麗久しぶりに黒のしっかりした写真がいっぱい観れて満足満足!杉本博司 - 時間の終わりhttp://www.mori.art.museum/html/jp/index.html へぇ、こんな切手があるんだnagoo 本館http://www1.odn.ne.jp/nagoo/index.html