人生の選択
知人からこんな話を聞きました。"Aさん(店頭公開企業に勤める共通の知り合い)に会ったら、何度かの失敗を経て、左遷されたような状況らしい。目がうつろでぼーっとして別人のようだった。"私は仕事でご一緒したこともあるAさん-40代半ばから後半?-を思い出し、"まぁ、そんなに気が利くような人ではなかったな~"などと考えていました。その会社はこの10数年で急成長しているところで、初期の頃に入った人は、それなりの役職についていらっしゃいます。特別仕事が出来る風でもないのにどんどん出世している人もいて、何が評価されているのかな?と考えると、「そつなく癖がないので、誰からも嫌われない=上の人から気に入られる?」ということでしょうか。逆に何かにチャレンジして失敗すると、「さようなら~~」という訳です。逆境に立たされているAさんは、これからどうするのかな?と思いました。そのまま感情を感じないように、我慢してこれから残りの人生を送るのか、一念発起して、道を切り開いていくのか。今の選択で、これからの人生が大きく変わるんだろうな~と、勝手に考えていた私です。今日はジムのお兄さんと話をしていました。最初のオリエンテーションのときにいろいろ教えてくださって、その後も時々会話をしている人です。私が「マラソンに出たい」と話していたので「走ってますか?」などと声を掛けてくれたりもします。今日は機械の使い方を聞いたのがきっかけで、個人的なことまでいろいろ話をしました。彼は、若いとは思っていたけれどなんとハタチ!で、今はジムのバイトのほか、格闘技の道場に通っていて、秋の大会を目指しているそうです。会社勤めをしたこともあるけれど、「好きなことをしたい」と辞めたそうなので、高校を出て就職後、半年か1年半で、今の世界に入ったものと思われます(笑)。「格闘技のプロ=それでお金を稼ぐ」を目指しているのかと聞くと、そこまでは考えていないけれど、今はやりたいからやっているとのこと。"プライド"みたいな格闘技でいろんな分野のことをするため、用具にお金がかかったりして、生活はギリギリだけど、充実しているようです。いずれ家族ができるようになったらまた考えるけれど、「今はやりたいんです!」という熱意が伝わってきました。人の人生の選択肢っていろいろありますね。今の自分の状態は、今までの自分が選んできた結果、ですね。