エコキュート逝く
2021/7/18エコキュート入替工事、結局はハウスメーカーの取引先に依頼し工事も終わり、請求書を待つばかりとなった。暫定見積は以下の内容大金さんのサービスマンから聞いていた相場の価格帯だったので安い見積りもあったがハウスメーカーとの顔つなぎを考慮して決めた。助成金もなく、安い買い物ではなかった。さて見積りを見る、相変わらず定価と販売価格に開きのある事。オープン価格という事でユーザーはとても得した気にはなる、実際のところ卸価格はいくらなのか実態がさっぱり見えてこない。消費者にとって商品選択の際の具体的な価格相場の目安が付けにくいだけで、小売店側の価格を実勢と照らす労力が必要となる。相場は良く6掛けと云われるが、この見積りや巷の価格は一体なんだろう。製造原価の元値はいくらなんだ、小売店の利幅はどれくらいなのか怪しい世界だ。因みに価格COMの平均価格が240,000円前後、webで見かける同型機種の見積りが以下となる。もっと安く販売している、それらは一部に何か交換すると別途〃で値が張ってくる。我家の見積りでもそれはある、全てが工事費と云う形で盛り込まれてくる。限られた予算の会社の中でこの見積りが出てくれば値引き価格、工事費は即刻見直しをさせるところ。ましてやかみさんと業者間での見積り対応、女性は言い値で受け入れやすい。「元値は幾らなんだろうね」と一声で千単位の金額がなくなった。ネゴは恥ずかしいものでもなく、お互いの妥協点を見出す作業だと思っているし、この探り合いも楽しみの一つだと思っています。今回の業者好意的に対応してくれ、丁寧に仕事をしてくれたし、ハウスメーカーの取り分も考えてこれで良しとしよう。安いものに手を出すと、いざという時に迅速な対応はしてもらえない。それは過去の台風で家の屋根瓦が被害を受けた時の事。以前の家は知り合いの工務店で建ててもらった、高齢に伴い廃業した後の為、修理先がなかなか見つからない、見つかっても顧客が優先され修理に時間がかかった苦い経験がある。どこが着地点となるのか、消費者にとっては買う前の楽しみかもしれないが、値段だけで手にすると意外な落とし穴があるかもしれない。今回のこの結果、同じ思いをする方の一つの妥協点として参考になれば幸いかも知れない。言えるのは10年保証もいいけれど10年後存在する会社である事、ネゴを相談してみる事、施工中はたまには見る事。それにしても夏でよかった。2021/7/72005年製の大金エコキュートついに天命を全うしたそもそも10年交換を推奨するメーカー、2018年にエラーコード「J3」が頻発して出るようになり、本体電源を落としリセットしながら半年、結果サーミスタの故障でメーカー出張修理を依頼。その際にそろそろ更新しなければとメーカーからも推奨されていた。しかし人は目の前の課題が無くなると当然の様にそのことを忘れるもの。あれから3年かみさんから「悲しいお知らせ」という事で見せてもらったのがエコキュートの操作パネルそこには「警報」とエラーコード「C72」が表示されている。その前にエラーコード「U0」が表示されていたらしい。一度電源をOFFにして再度電源投入すると「U0」は消え、代わりに「C72」が表示されるようになる。「C72」はタンクのある本体側に着く三方切替バルブの故障信号らしい、メーカーに問い合わせると「C72」より最初に出た「U0」が致命的らしい。「「U0」が出たら交換しましょうね」と軽く答えが返ってきた。所謂ガス漏れ、密閉されていた冷媒ガスの漏れによるものらしい。ならば漏洩ヶ所の部品交換と冷媒補充で復活だ。・・・・・素人考えでそう目論んだがエコキュートはそうした仕様で作られていないそうだ。現在の表示は三方弁エラーの「C72」のコードが出ている、三方弁を交換すればこのエラーは消えるだろうと質問すると、これが消えても恐らく「U0(もう交換)」が再び表示されるだろうとの事。「パソコン繋いで幾つエラーが出ているのか吸いだして分かるのでは」と聞くもそうした機能はないのだそうだ。という事はひたすら表示されるエラーを消すため部品を交換する事になる。そのゴールが「U0(もう交換)」が出れば交換部品そのものが無駄となる。この辺りのモニタリング機能は要改善の余地がある。メーカー交換推奨を越えた設備、あの時交換も考えただけに潔く引退してもらう事にしよう。ひとまず、ハウスメーカーを通し設備メーカーに見積依頼、そしてもう一社CMで見かける評判の宜しくない業者に見積は依頼した。取り敢えずハウスメーカーなら巷で耳にする悪質な商売はしないだろう。幾らかかるものか、懐が心配なところだが、あの時動かなかった当然の結果だ。それにしても悪い時期に重なったものだ、世の中半導体不足で車の生産ラインは止まり、些細なものまで「半導体が無くて・・・・・」と一言目には出てくる。大国の采配や国内工場の火災で直ぐ身近に影響が出てしまう。これが食糧であったなら、ぞっとするがそんな国だ。貯湯量は少ない、適時設備が見つかればいいが、下手すれば水風呂だ、救いは夏だった事か。コロナで封印していた銭湯通いが始まりそうだ。それにしてもたった一回の「U0(もう交換)」で逝ってしまうとは。16年も動いて来たんだから、逝くときはそんなものか。・・・・・風呂に浸かりたい。2018/02/20ここ数年は1年に一回の頻度で出ていたアラーム「J3」 こいつの一時対応は本体ブレーカーのON⇒OFFで一時復旧するので厄介だ 頻度は半年に一回に変わり、毎月⇒毎週、今年に入りほぼ毎日アラームが出るようになった 初めてエラーが出る状況を目の当たりにした こいつは不調ケ所がさっぱり分からない 意地になって夜中に屋外で調べていたのが最大の要因だろう 脱力感から始まり、節々の傷み、ついには指の関節まで動かせなくなった、風邪だ エコQはこの間も相変らず「ピィ~~」という音と共に毎日エラー表示とお知らせが出る このエラー出ると湯を作らなくなる 量が少ない状態で昼間に一時復旧させると契約電力に関係なく貯湯動作となり、湯量グラフはあがるが かみさんの眼は三角になっていく 大概のものは楽しんで自分で修理してきましたが今回はもうギブです 基盤交換か、10年タイマー(そんなものはないが)をリセットするのか知らないが 専門家に任せる事に決め、考えないことにした「ピィ~~」はもう聞きたくない 毎日使う設備なのだから10年タイマー?があるとしたら、それいらないでしょう? J3アラーム厄介な奴だ どこが悪いのか自己診断で教えて欲しいものだ おっさん? 風邪の影響で腰と指の関節に痛みが伴い 「体力年齢リセットJ3」アラームが出ている 2018/02/22大金エコQ「エラーコードJ3」どうにも面倒なのでついにメーカー修理依頼若いお兄さんがやってきた交換内容を遠目に見ていたら、「エラーコードJ3」はブレーカーのある本体側に故障がある訳ではなく本体の横にあるエアコンで言えば室外機側の様でした狭い隙間に設置された室外機の外カバーを外し、ファンの右側あたりから下の吐出サーミスタを取り外す10年以上使用し取り外した吐出サーミスタ(湯温センサー)、被膜も汚れています交換用サーミスタ「J3」アラームの要因はリード線とセンサーを繋ぎ、密封する○部分の密封材に穴が開き センサー内に湯が入り込むことで湯音コントロールが出来なくなるもののようです密封方法がこんな構造なんですね、意外にシンプル こうした部品、単価は安いんだよね お兄さんに聞いてみたQ.「部品設計寿命はどんなもんだろうね?」 ユーザーとしては10年の耐久性は欲しいよねA.「5~6年くらいでしょうか、良くもった方ですよ」Q.エラーコードから交換部品の選定・公開や部品販売なんかしてくれるといいのにA.「ダメ」 そうですか、狭いところでお疲れ様でしたね 作業時間は運転確認含め90分 頂いた修理代は上の金額、部品代470円、そんなもんだわナ作業費・出張費はつきものだけに、もう少し部品寿命と構造しっかりしてもらって、10年安心にしてもらえるとユーザーは嬉しいよね ここ数年ごまかしながらJ3と付き合ってきたけれど、やっと解放されると思えばこの金額許せるか? エアコンの室内温度センサー交換した時はメーカー部品販売が確か2.3千円していた事を思えば安い!それにしても明細は見ない方がいいよね