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テーマ:鉄道(23042)
カテゴリ:リゾート・観光列車
【10月9日】
この日は高崎~横川に「ELぐんまよこかわ」が運転されるので、思わず乗りに行った。 本来はSLが牽引する列車なのだが、横川駅の場合転車台がないので折り返しのための方向転換が出来ない。 なので、往路は先頭にEL(電気機関車)もしくはDL(ディーゼル機関車)が牽引し、最後尾にSLが連結される。 そして復路はSLが先頭になり「SLぐんまよこかわ」として運転される。 ※逆パターンもある 水上行きの場合は水上駅に転車台があるので、往復SL牽引になる。 そして今回の注目は、牽引されている客車が製造から70年ほど経っている旧型客車である。 現在の仕様に合わせて改造はされているが、外見は当時の面影を残している。 (JR時刻表上では「レトロ客車」と表記される。) 特急あさまがなくなり普通列車のみの発着となった信越線高崎口に愛称付きの快速が再登場。 下り列車の牽引機は上越線で活躍したEF64-1001。 誘導の係員が機関車にしがみついた状態で入線してくるのもちょっとした魅力を感じる。 EF63と碓氷峠の「めがね橋」が描かれたマークを付けている。 内容は飛ぶが、横川に到着したEFぐんまよこかわ。 令和にこの組み合わせが実現できるのも奇跡である。 最後尾にはSLのD51が連結され、高崎行の先頭になる。 横川行でEF64が先頭の場合でも発車の際はSLも汽笛を鳴らすので、SLの旅気分は味わえる。 客車の最後尾はオハニ36という、1両に荷物室と客室を合わせた合造車になっている。 荷物室内部は案の定、倉庫の様にすっきりだ。 横川より先頭1両の客車は青色に塗り替えられた。 昭和後期に見られたスタイルで、個人的にはむしろこっちの方が懐かしさを感じる。 EF64-1000と青い旧型客車の組み合わせで、往年の夜行急行能登の昭和57年11月までの編成を思わす。 所属はぐんま車両センターと名称が変わったようだ。 EF64-1001も昭和55年製造のようで、なんだかんだで40年以上たっていることになる。 側面の行先表示はもちろんサボ(サインボード)を使っている。 オハニ36の車内は少し暗い感じだがそれがいいムードになっている。 その他の車両は座席の色が青から緑に変わり、よりレトトなムードになった。 扉は手前に引くスタイルを保っている。 但し、発車の際は自動で閉まり、駅に着くとロックが解除されて開けられる仕組みになっている。 なので、現役当時の様に走行中に開くことはない。 案の定沿線は撮影者でいっぱいだ。 高崎駅などSLぐんまみなかみが停車する駅は駅名標も特別仕様になっている。 お手洗いは現在の生活スタイルに合わせて洋式になっている。 安中では少し停車時間があるので撮影等が楽しめる。 編成のうち1両はラウンジカーとなり売店カウンターがあって、グッズや飲み物、ちょっとしたおつまみ類が購入できる。 ラウンジカーはフリースペースで、様々な花が飾られた席で飲食等できる。 ブラインドは和紙を思わすデザインにリニューアルされた。 横川では211系の普通列車も到着し、国鉄末期(昭和後半)の国鉄型車両の顔合わせになった。 ビコム 碓氷峠の鉄路よ永遠に... 平成9年秋に廃止となった信越本線・横川ー軽井沢間の記録(ビコムベストセレクション)/鉄道[DVD]【返品種別A】 信越本線1960年代〜2000年代の記録 碓氷峠越えと名峰を背に/林嶢/宮地元/隅田衷【1000円以上送料無料】 CD/高遠 さくら路 C/W 霧の碓氷峠 (歌詞付) (タイプB)/水森かおり/TKCA-91152 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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