吉野は、やっぱ最高(山岳グランフォンドin吉野詳報)
1.準備は日頃乗っているロードバイクと基本的には変わりない。オーバーホールのタイミングを、ちょうど吉野GFの直前にもっていった。路面のことを考慮して、タイヤは、新品に交換。たまたま、通勤用に買ってあったからですが、軽さではなく、丈夫さ優先で選択すべきと考え、重いが丈夫なルビーノプロ2に。チューブも、新品にした。ライトは、暗い天辻トンネル用に、前が猫目のEL-520、後ろは、サドルバックを加工して猫目TL-LD170を装着、ヘルメットには猫目SL-LD100を装着し、シートポストには既設のknogの1LEDも付けたまま。ポンプは、入れやすいから、トピークのロードモーフ。要するに、軽量化より、丈夫で信頼性があるものを選択した。携行品としては、sciconのサドルバッグに、チューブ2本(サランラップ巻き)、co2ボンベ2本(外側にガムテープ巻き)、タイヤレバー、ミニ工具、パンク修理セット(パッチ、紙やすり、糊等)、ミッシングリンク。というように、パンク対策は十分したつもり。ボトルは、水用とスポドリ用のダブルボトル。ポケットには、デジカメ、携帯電話、お金、ウェットティッシュ、非常食、アミノバイタルなどを雨で濡れないようにビニール袋に入れ、あとモンベルのウルトラライトベスト(雨天緊急用)とハンドタオルを入れた。2.GF当日朝天気予報では、雨なのに、何故か晴れ。テンションが上がる。カラッとしているが、吉野の山中やからかな?「どうせ降るんやろうな。」と思いながらも、晴れが続くことを期待している。朝は、年々参加者が増えて、駐車場が6時頃にはいっぱいになるので、5時半に到着するよう出発。まだまだ、西側の駐車場が空いているのに、道路の東側のダートに案内された。タイミングが悪かったからか、後から、西側Pの出入り口付近にもドンドン駐車していた。5時半到着だと、開会式の7時まで時間的には余裕がある。同じ職場の、O田くん(SL参加)と一緒に走る予定のN村くんとも直ぐにあえた。EWのチームメンバーは、全員SLエントリーで、ウェストは私一人だけ。シルクロードのチームジャージ(古い方)の人達は、ウェストにも大勢で羨ましかった。ユーロワークスの店長と奥様が参加するチームメンバーを回って激励してくれる。出発までは、メカニックが待機してくれているようでとても心強い。3.開会式&出発で「完走するぞー!」「頑張るぞー!」と全員が気合を入れて、SL、Lイースト、Lウェスト、ショートの順に出発する。SL参加のチームメイト、S本塾長、F本班長、millionさん、MR井さん、おっくんさん、N田さん、kamiyukiさんが1時間位前からスター順を確保のため並んでいる。スタートの時、嶋村実行委員長が全員と握手、SLのメンバーから次々とスタートする。かなり待って、私とN村君は、ウェストの最後尾でのスタートとなった。スタート順が気にならないのは、ウェストのコースならではの余裕である。スタート同時に直ぐに商店街の登りが待っている。登りでのウォームアップなので、なるべくゆっくりとしたペースで登り始める。タイムアウトにならないよう、N村君がスケジュールを作ってくれているから安心。4.黒滝エイドまで、N村君と一緒に走るのだが、登りは各自のペースでと云うことで、各給水やエイドで合流することに。但し、タイムアウトになるようなら、ひとりでも出発することにした。結果的には、待ってもらうことになったが、足切までには1時間以上余裕が常にあったから、パンク程度なら問題ない。吉野大峰林道は、大好きなツーリングコースで、何度も登っている。今年はこのコースを走るのは初めてだ。最初、ゆっくり登ったからか、意外と楽に登れた。給水のポイントで小休止、バナナ一本を補給。ここから、黒滝エイドに向けて下る。最初は広いが途中から、狭く荒れてくる。滑りやすい落ち葉や苔、パンクの危険があるガレや小岩、恐い恐い蛇を避けて下る。地蔵トンネルの分岐を左折。黒滝エイドは、近すぎる感じがするが時間的に余裕があるので休憩。柿の葉すしやオレンジ・バナナ、水の補給をして出発。吉野山の西側は、雨が降っていたので、カメラはビニールの袋に。だから、あまり写真が撮れなかった。5.野迫川へR168までは、基本的に下り。去年のロングの逆コース。前に10名くらいの集団が出来ているので、その後を走る。本降りの雨の中、宗川野でR168に合流。通過の赤○シールを貼ってもらう。路面は良くなるが、雨は激しくなり、車も多い。R168の登りで集団はバラける。ゆっくり最後尾を走っていたが、N村君はドンドン抜いていく。私も、ゆっくりだが、少しずつ前に行く。というのも、天辻トンネルでは、最後尾にいたくないと思ったからだが、天辻トンネルでは、結局前後に誰もいなかった。10時頃、大塔道の駅の向かいの給水に到着。バナナと水の補給。後続も次々到着。雨で涼しい。しかし、ここからの下りは予想以上に寒かった。途中でベスト着るが、寒さは止まらない。雨の中、業としか言いようがない。「早く帰りたい。」とN村君。「寒いから、登りが恋しい。」ともN村君。N村君も確実に、吉野にはまっている。十津川に架かる中原橋を渡って、R168から県道に入り、野迫川に向けての登りだ。数キロ登った平川分岐で、またまた黄色○シールを貼ってもらう。雨もあがってきた。この分岐から林道に入るが、舗装が新しい。走りながら、見知らぬ参加者にも声をかける。みんな苦しそうに登っているが、話すと気分がまぎれるという。途中、「頑張って!」と給水車に追い越される。予定より給水車が遅かったみたいで、私達が、初給水所訪問者となった。速い通過者何名かには、この給水はなかったはず。またまた、バナナを食べたり、参加者と話たり、楽しいひと時。再び下ったり、登ったり。天気は良くなり青空が見えてきた。路面は、蛇やマムシの死骸がやたら多い。県道734号から733号に変わる付近から、道路は、急に広くなった。急登は広い幅員を活用して蛇行している。ってやっぱり蛇かいな(笑)道路がスカイラインになると、景色が良くなる。直ぐ近くに高野山があるんだし、寄って行こうかと思うくらい。そして、目的の野迫川エイドに到着。豆腐と豆乳、そして柿の葉すし4個におにぎり2個と補給は完璧。エイドの人達も大変親切で、ゆっくりさせていただきました。6.五條へ、そしてゴールまで距離的には、まだ4割位残っているけど、登りはほとんどない。紀和トンネルからの下りで突然「カンカラカン」と言う音。ホイールの故障、パンク、ボトル落下を疑ったけど、何ともなさそうだ。で、停車して、自転車を確認した。すると、サドルバッグがテールランプと伴になくなっているではないか。少し登ったところに、赤いランプのカバーが、そしてサドルバッグも見つかった。谷底に落ちてなくてよかった。SCICONが誇るワンタッチローラーシステムのバッグ側のプラスチックのアタッチメントがバッグからとれている。とりあえず、ポケットに入れて走ることにした。チームジャージのポケットは、優れている。サドルバッグを入れても収まってくれる。荷物が少なくても、多くても、しっかり抑えてくれる。途中、富貴付近の谷深い景色は、とてもすばらしい。長い下りだが、景色が良いのであっと云う間だった。下ってくると、下界の熱気を感じた。異常に蒸し暑い。最後の給水に立ち寄った。全てのエイドと給水に立ち寄り、補給した。ここでも塩バナナをいただいた。あと25km程、勝手知ったる吉野川沿いの道だ。と、突然大粒の雨。又また、ずぶ濡れだ。五條病院前では、雨の中、スタッフのM-toku君が「頑張って!」と旗を振ってくれた。東へ走るほどに、雨は止んだ。吉野山へ登る途中で、M波さんが、チームジャージを車にぶら下げ、突然の応援。ありがとうございました。最後の登りをダンシングで格好つけたが、誰も見てなかったし、去年のように写真もなかった。しかし、ゴールでは、温かく迎えていた頂きました。何故か、MR井さんとkamiyukiさんが包帯をして迎えてくれました。足之郷で落車し、5針縫ったとか。元気そうでしたが、お大事にして下さい。今回も、とても楽しませて頂きました。スタッフのみなさん、ありがとうございました。本日の走行距離 131.5km、平均速度 19.3km/h、最高速度 54.6km/hケイデンス 平均65rpm、最高113rpm、心拍(平均/最高)137/169消費カロリー 4,050kcal、摂取カロリーは、走行中に、バナナ5本、柿の葉すし7個、おにぎり2個、オレンジ多数、豆腐と豆乳、スポドリ多数ゴール後、カップヌードル1個、アイスキャンデー1個、コーラ1本でした。体重は、1キロ増(泣)本当にグルメフォンドだったんですね(笑)吉野はやっぱり最高です。「にほんブログ村 自転車ブログランキング」と「人気ブログランキング」に参加中です。クリックして応援してくださいね。