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演劇集団キャラメルボックス２０周年記念公演「スケッチブック・ボイジャー」

演劇集団キャラメルボックス２０周年記念公演「スケッチブック・ボイジャー」を観てきました。こうたんは今回も託児をお願いしました。ごめんね。パパとママのデートを許しておくれ。で、今回のお芝居ですが、漫画家が描く世界を、漫画家とともにマンガの中のキャラクターが、舞台狭しと走り回るという設定でした。こういうふうに書くと、とても分かりづらいような気もしますが、舞台上の動きの整理がしっかりされていたせいか、観ているうちにどんどん引き込まれていきました。今回の特別ゲストの山田幸伸さん（ＳＥＴ）がスッゴクおもしろくて、吉本新喜劇を観ているかのように大笑いさせてもらいました。あと、今回の公演は日替わりキャストがあり、キャラメルサポーターにはたまらないひとときでした。毎回笑いと涙をくれるキャラメルの公演ですが、今回は涙少なめ、笑い多めといったところでしょうか。９月１２日までは池袋サンシャイン劇場、９月は福岡と大阪でやってます。お時間がある方は、ぜひ。

初託児！

今日は、キャラメルボックス２０周年記念公演パート２「広くてすてきな宇宙じゃないか」「僕のポケットは星でいっぱい」ハーフタイムシアター２作品を観てきました。どちらの作品も、笑いあり、涙ありの１時間があっという間でした。特に「僕ポケ」のほうがボクは好きだったな。ネタばれしちゃうのはまずいので、あまり詳しくは書けませんが、愛する母親を命がけで救おうとする息子の物語です。Accoは、こうたんを思い出してか、すすり泣いていました。ボクもその声につられて（？）久しぶりに泣いちゃいました。「広すて」は、キャストが大幅に若返って（？）の再演です。キャラメルの醍醐味が味わえるいい作品です。たった１時間であんなにひきこまれて、大笑いして、泣いて。成井豊さんの脚本には脱帽です。この公演はまだ始まったばかりです。新宿シアターアプルで６月もやってます。新宿がそう遠くない方は、どちらか１つだけならたった１時間ですから、仕事帰りにでもぜひごらんください。さて、その間こうたんはどうしていたか？キャラメルボックスの公演では、託児サービスもやってます。「マザーズ」という託児のプロの方におまかせできるということで、今回はじめてそのサービスを利用してみました。０歳児はマンツーマンで見ていただけるということで、まだ保育園にも行ったことのないこうたんですが、思い切ってお願いしましたが、Accoはギリギリまで悩んでました。「パパだけで観てくる？」なんて弱々しいことを言ってました。「これもいい経験になるから。」と言い聞かせて、泣きわめくこうたんを預けました。公演中も、こうたんのことが頭を離れない様子でした。作品のテーマも「親子愛」なので、自分とダブらせて泣いてました。公演が終わると同時に、ダッシュで託児所に行きました。担当のＡさんに抱かれて、「ほよ？」とした顔のこうたんが見えました。「お友だちが遊んでいるのを、興味深げにずっと見てましたよ。」と教えてくださいました。離乳食もしっかり食べ、昼寝もし、音の鳴るおもちゃでも遊べたそうです。子離れできないのは親ばかりで、こうたんははじめての託児所でも、ちゃんと過ごせたようです。帰りの電車は不機嫌かと思っていましたが、意外といい子でした。もうそろそろ、他の子とも交流したいのかな？ま、とにかく、おかげでお芝居を楽しめました。託児担当のＡさんとこうたんに大感謝でした。

「スキップ」

演劇集団キャラメルボックス２００４タイムトラベルシアターＶｏｌ．１「ＳＫＩＰ」観てきました。久しぶりにお芝居観て泣いちゃいました。いい芝居でした。原作は北村薫の「スキップ」。ベストセラーで新潮文庫の１００冊にも選ばれているそうですが、ボクたち二人は読まずに観に行きました。まずは、オペレッタのような始まり。もちろん、キャラメルのお芝居のスタートはダンスからなんだけど、いつもと違ったのは、出演者が次々と、小説を分けて読むように、主人公「真理子」を追っていく。（正直、これが２時間続いたら理解できん。）と思いましたが、さすがは脚本成井豊の作品。笑いを織り込みながら、すっかり「真理子」に感情移入しはじめました。合唱あり、熱血球技大会あり、で高校演劇の原点に戻ったかの演出も楽しかった。そして、文化祭の終わりにあっと驚く展開が。気がつくとまわりから、鼻をすする音が次々と聞こえてきました。ラストの「真理子」の苦悩のシーンでは、ボクもAccoも泣いてしまいました。ホント、いい芝居でした。公演前半では空いている席もあったそうですが、もったいない！！みなさんもぜひ、キャラメルのお芝居に足を運んでください。笑えて、時間があっという間に過ぎて、そして泣けます。次回公演「ＴＲＵＴＨ」には、大河主演決定で忙しい中、上川隆也も戻ってきます。ぜひ！！

新選組！最終回

とうとう、この日がやってきました。近藤勇、斬首。享年３５歳。今日は職場の後輩の結婚披露宴だったのですが、気になって気になって、落ち着きのないボク。急いで家に帰ると、ちょうど始まっていました。息をしていることすら忘れるほど、あっという間に１時間。幕末・新選組が三谷脚本によって大河ドラマ化されることが決まって以来、２００４年の正月を楽しみにしていました。昨年は「武蔵」はやく終わって、はやく始めてくれないかなぁ。なんて思ってました。竜馬から幕末に興味を持ったボクにとって、新選組は明治維新を遅らせた敵でしかありませんでした。でも、司馬さんの「燃えよ剣」を読んで、そのような安易な考えのもとで新選組を語ってはいけないことが分かりました。その新選組をもっと深く知りたい。三谷脚本で、おもしろく見たい！その思いは日に日につのるばかりでした。そして、今年に入り、すっかり新選組！フリークになってしまったボクの本棚には、竜馬関連の書籍と同じくらい、新選組関連の本が並んでいます。齊藤一が明治になって生き残り、警察官になったことはもちろん、その後、女学校の用務員として実直に働いたことだって知ってます。その新選組！が、もう終わってしまうのです。彼らが駆け抜けた幕末という時代は、なんてあっという間なのでしょう。もっとこの時代が長ければ、新選組！が来年も続くわけではないけど、淋しいなぁ。でも、でも、三谷さん、ステキな１年をありがとう！！キャストも最高でした。楽しかったよ～！新選組！総集編は、ビデオにとって永久保存版だな。ぜ～ったい、また京都行くぞ！！

演劇集団キャラメルボックス2004スプリングツアーVol.2「ヒトミ」

演劇集団キャラメルボックス2004スプリングツアーVol.2「ヒトミ」観てきました。事故による全身マヒの女性の苦悩を描いた、たいへん重いテーマの作品でしたが、随所にキャラメルらしい楽しさもちりばめられた、いい作品だったと思います。近くの席から、すすり泣く声も聞こえてきました。「ヒトミ」役の小川江利子さんの迫真の演技にも心を打たれました。久しぶりのキャラメルの舞台となる津田匠子さんは、炸裂していました。今回の舞台の笑いを全てかっさらっていったという感じです。ボクの大好きな前田綾さん、篠田剛さんも、いつもどおり楽しませてくれました。そして、何といっても今回のＭＶＰは、脚本・演出の成井豊さんと真柴あずきさんです。上演中、何度も時間が行ったり来たりするのですが、それに違和感を感じさせないのは、脚本・演出の力だと思います。そして、行ったり来たりすることで、舞台にどんどんひきこまれていきました。キャラメルの舞台では、いつも役者一人ひとりの力があるなぁ、と感じるのですが、以前観た「アンフォゲッタブル」と今回の「ヒトミ」は、脚本・演出にＭＶＰです。

演劇集団キャラメルボックス・２００４スプリングツアーVol.1「我が名は虹」

今日は、昨日に引き続きデートでした。池袋のサンシャイン劇場で、演劇集団キャラメルボックス・２００４スプリングツアーVol.1「我が名は虹」を観てきました。前から２列目の席がゲットできて、もう、ものすごく楽しみにしていた舞台です。（スピーカーの前だったので、お腹のボクぴんが少々心配でしたが。）今回は、幕末土佐の志士、岡田以蔵がモチーフのお芝居です。といっても、幕末の血なまぐさい話だけではなく、徳川幕府の身分制度に振り回されつづけた、新撰組と勤皇の志士たちの心を深くえぐった作品です。もちろん、キャラメルボックスをご存知の方は分かると思いますが、随所に笑いをちりばめて、そして最後には少しほろりとくる、キャラメルらしい舞台です。感想を一言で言えば、上川隆也抜きのキャラメルボックスでも、一人ひとりの役者の力を感じられる舞台です。４月８日までやっていますが、まだ空席があるそうです。もし、この日記を読んで興味を持った方は、ぜひオススメです。帰りに、宇多田ヒカルの「SINGLE COLLECTION」買ってきました。