[ビジネス一考察]の記事一覧 | きしゅう会計よもやまかわら版ブログ　（旧紀州ではたらく会計士のblog）

種類株式ってどうよ

１４時３０分より田辺商工会館にて新会社法セミナー新会社法関係はこれで１０回はやっている、、、。有限会社が設立できなくなるとか、資本金１円で会社が普通に作れるとか、このあたりの内容は昨年は目新しかったが今や常識かも、、、。そんな中で種類株式については奥が深い新会社法では議決権なき株式の発行制限（1/2）が撤廃全部はできないだろうけど、１株を残して他全部議決権なき株式にできるとか、合併など重要な意思決定を拒否できる権利を付与した所謂黄金株に譲渡制限をつけれるとか、１株に５つの議決権を持つ株式を制定できるとか、なんだかナキタン、フリテン、アトヅケなんでもありの麻雀みたい、、、。でも有効活用すれば事業承継とかに便利なルーツがいっぱいですよね

定款変更の提案

ここ最近以前勉強会に参加させて頂いた関係でサムライＬＬＰ関係の行政書士の方がよくＨＰに来てくれてます※楽天のブログの使い方がわかってないこともあって　レスつけてなかったりすみませんです、、、。そこでこのような提案を仕事でいかされてはどうでしょうか？＜月間近代中小企業　10月号より＞タイトル「取締役になれる人」が知っておくべき「経営法務の落とし穴」取締役の肩書きが、いわば「ゴール」と考えている人も多いだろう。しかし取締役の立場は、権限以上にリスクも伴う。ついつい見落とされがりな取締役としての責任について、引き受ける前に”これだけは”知っておくべきことを企業法務に詳しい弁護士に聞いた。今の時代、取締役を引き受けることは、かなりのリスクを伴うと考えなければまらない。明らかに会社に損害を与えたばかりでなく、結果的に誤った判断とされてしまったら取締役は株主代表訴訟の対象となる。商法改正によって責任範囲が青天井から「役員報酬４年分」に限定できることにはなったが、これは定款の変更が必要で、大半の企業ではそうした制限を設けていないのが現状だ。中小企業などでは取締役の退職金や報酬の規定すらも存在していない場合がある。「役員を増やしたほうが人件費を削減できる」といったことも起こりうるのが現状だ。定款についてはほとんどの中小企業は原始定款をそのままにしてて、変更は議事録のみといった会社がほとんどです。上記の通り商法が改正になり、取締役の責任を制限できるようになるのでそれらを盛り込んで、一度定款を整理する提案はどうでしょうか？株主代表訴訟って中小企業の方がはるかに数が多いらしいです。