能町みね子『言葉尻とらえ隊』
「激太り。なんてパワフルな言葉。「フトル」には濁音がない。しかしそこに「ゲキ」をつけることによって「フ」が「ブ」になり、「デブ」や「豚」という単語に似てくるとともに、濁音が2つになって爆発的な響きが生まれてきます。」p.66「私の記憶の中のベストオブ「激太りフレーズ」は、数年前の某夕刊紙の見出し「ホリエモン/もうリバウンド/激太り」である。なんと575のリズム!なんて軽快な激太り!」p.67能町みね子『言葉尻とらえ隊』文春文庫、2014年12月、本体540円+税これは『週刊文春』の連載をまとめた本です。太っている人が出ている番組が好きな私としては、上記の、2012年4月26日に掲載された「激太り」のテーマに引かれました。ベストオブ激太りフレーズは、今後私も集めたいと思います。能町みね子の他の本は、このブログで紹介しています。2011年11月11日『たのしいせいてんかんツアー』竹書房、2008年9月、1,575円(税込) 2011年9月24日 『くすぶれ!モテない系』文藝春秋、2011年2月、690円(税込)2012年2月10日『呻け!モテない系』ブックマン社、2009年4月、1,260円(税込)2012年3月1日『ドリカム層とモテない系』ブックマン社2011年10月、1,260円(税込)