淡々堂

[祖母] カテゴリの記事

全594件 (594件中 1-50件目)

1 2 3 4 5 6 ... 12 >

• 

  婆は死して歌を残した

  本日2月11日には建国記念日です。すなわち、日本建国を祝う祝日。神武天皇が即位した日です。戦前は紀元節といい、歌があります。「♪くーもにそびゆる高千穂のーたーかねおろしに草も木もー♪」現代日本で、この歌が歌える人はいったい何人いるでしょうか。私と同年代だと、数えるほどしかいないかもしれません。私が歌えるのは、祖母が歌っていたからです。祖母は死に、私に歌が残りました。2009年2月14日「２月１１日は紀元節」2010年2月11日「紀元節には歌を歌います」2013年02月12日「昨日は建国記念日」​日本書紀（上）全現代語訳 全現代語訳 （講談社学術文庫） [ 宇治谷 孟 ]​

  2021年02月11日

  コメント(0)

• 

  ベルメゾンのコートを捨てる

  ​​これはベルメゾンの「ウール混コクーンシルエットフードコート」25,812円。死にかかっていた祖母のお見舞いのために、2016年の冬に購入しました。​2016年12月16日​に書きましたように、祖母は私がきれいにしているのが好きだったので、入院してからはできるだけきれいな服、明るい色の服を着て見舞いました。このコートで病室を訪ねると、案の定祖母は言いました。​「そんな服、持ってたか？」​そして、また案の定言いました。「​触らせて​」祖母は裾をすりすりと触って、手触りを確かめていました。2019年3月、このコートの裏地が破れたので、捨てました。結構気に入っていた思い出のコートなので、捨てる前に遠出をした際、着用中の写真を数枚撮りました。私がベルメゾンで衣類を購入するときは、バーゲンしてからのことが多いですが、このコートについてはそれでは間に合わない気がしたので、さほど迷わず購入しました。私の節約が趣味であることを知る恩師はこのコートを見て「バーゲン？」と仰いましたが、別段実情を知らせる必要はないと思い、いつものように対応しました。このコートは当時、ちょっと珍しい色でしたので、出かけた先々でいろんな人に褒めていただきました。ベルメゾン​https://www.bellemaison.jp/​

  2019年07月02日

  コメント(0)

• 

  祖母(故人)90歳の誕生日

  ​​​本日は亡き祖母90歳の誕生日です。昭和4年3月2日生まれ。4・3・2で数字が並んでいるし、雛祭りの前日ですので、覚えやすい誕生日です。祖母は生前、何度かこのように言っていました。「卒寿の祝いや、すなよ」（＝卒寿のお祝いなんかするなよ）祖母の知人が卒寿のお祝いをして間もなく亡くなったので、縁起が悪いと祖母が考えていたからです。それと、祖母のきょうだい達も高齢なので、自分のお祝いのために集まったり贈り物をしたりすることが負担になることを避けて、そのように言ったのです。このブログには、時々面白かった祖母の言動を後で見直したくなるだろうときのために、意識的にメモしてきました。祖母の晩年2006年～2016年の10年間、その後もたまに書き溜めた記事は、​祖母​(591件)、​祖母２―しろちゃん―​(64件)、​祖母３―昔話―​(31件)で合計686件。この記事を合わせて687件です。「死んだ子の年を数える」ということわざがありますが、私は死んだ婆の年を数えます。祖母は晴れ女でした。今日も良い天気です。​送料無料 プリザーブドフラワー プリンセスハート ギフト 誕生日 結婚祝い 退職祝い 還暦祝い ブリザーブドフラワー プレゼント 電報 結婚式 両親 フラワーアレンジメント プリザーブド お花 フラワー お祝い フラワーギフト クリスマスギフト クリスマスプレゼント​

  2019年03月02日

  コメント(0)

• 

  計量カップで麦茶を

  計量カップで麦茶を飲みました。だって、直前に計量カップを使ったし、麦茶用にコップを出して、洗い物を増やすのが面倒だったのです。もちろん、計量カップのくちばしっぽくなっているところに口をつけて、注ぎ込むように飲みました。ちょっと楽しかったです。そういえば、以前、私の祖母は​計量カップで牛乳​を飲んでいました。​パール金属 Colors 耐熱計量カップ200ml オレンジ【 メジャーカップおすすめ料理計量カップおすすめ計量カップ人気計量カップおしゃれ計量カップ水計量容器軽量カップはかり計量カップ量料理カップ分量カップメジャーカップ容量 】​

  2018年08月16日

  コメント(0)

• 

  夢でも祖母の珍発言を聞く

  夢を見ました。​自宅のはずなのに内装が全然違っている部屋にいました。リビングのイスに祖母と両親が座って話をしていました。テーブルに黄色い小さな花を生けてあったので、私は祖母に花の名前を聞きました。祖母は答えました。​​​「らーたーたん」​​​正確な花の名前は知りませんが、そんな名前ではないことは知っています。祖母は死んでいるので、祖母に触ったらこの夢から覚めるんだろうかと思って腕に触りましたが、覚めませんでした。温かい、祖母が​よく肥えていたときの腕​の感触がしました。祖母の笑っている顔も見ました。これは夢ではないのだろうか？と疑って少したった時に目が覚めました。​納品​完了です。​よくあたる！夢占い事典1000 未来への扉を開く幸運を呼ぶメッセージ [ マリィ・プリマヴェラ ]​​

  2018年04月06日

  コメント(0)

• 

  星を見て君を思う

  ​暦の上では春ですが、天空には冬の星座もあります。晴れた日の夜にはオリオン座が輝いています。生前、祖母はオリオン座を見て言いました。​​「○○も見ているだろうか……」​​​○○​とは、離れて住んでいる祖母の息子のことです。私にとってはおじさんにあたります。祖母もおじも北半球に住んでいるので、同じ星座を見ていたはずです。祖母にも風流な面があるものよと、意外でした。​アクセサリースタンド　星座　宇宙　オリオン座 （ アクセサリーハンガー アクセサリーツリー ジュエリーハンガー アクセサリー ジュエリースタンド 収納 アクセサリートレー アクセサリートレイ 小物入れ 星 ）【3900円以上送料無料】​​

  2018年03月25日

  コメント(0)

• 

  脳に注文をつけたい

  明け方、夢を見ました。隣県へ赴いた祖母を私が車で迎えに行きます。そこは老舗和菓子屋で、祖母の好きそうな昔ながらの甘い菓子を売っています。餅に粒餡をつけて棒に指した物、餅にきなこをまぶした物、餡をきれいに形成したもの。「これは祖母が好きそうだ」と思い、あれもこれも買おうとするのですが、「おばあさんは死んだから、私の分だけでいいんだった」と気づいたところで目が覚めました。夢の中ぐらい祖母が出現してくれてもいいと思います。今日の夢はただの現実です。長年、遠出するたびに、好き嫌いの多い祖母が気に入りそうな菓子を見つけると買って帰っていましたので、今日の夢と同様に現実の私も、祖母亡き後も無意識に祖母の気に入る菓子を探しています。こんな夢を見るのは、寝足りたせいでしょう。一昨日、しばらく忙しかった原因が片付き、よく寝られました。この一年、祖母を偲んでのんびり泣いていられるような暇がなく、その反面、活動的で充実した毎日を送れていました。今後はこれまでより睡眠時間が増えるでしょうから、今度の夢では元気な祖母を見てみたいものです。​なぜ脳は、ヘンな夢を見るのか？ 脳科学は謎多き“夢の正体”をここまで解き明かした！ （Kawade夢文庫） [ ライフ・サイエンス研究班 ]​

  2018年03月20日

  コメント(0)

• 

  思わず笑ってしまいそうになる言葉

  思わず笑ってしまいそうになる言葉。「老婆心」ろうば‐しん〔ラウバ‐〕【老婆心】の意味年とった女性が、度を越してあれこれと気を遣うこと。転じて、必要以上に世話をやこうとする自分の気持ちを、へりくだっていう語。「老婆心から言わせてもらえば」出典：デジタル大辞泉（小学館）​https://dictionary.goo.ne.jp/jn/235983/meaning/m0u/​初出はいつなのか気になったので、『日本国語大辞典』第2版(小学館)を引いてみると、1200年代成立の『正法眼蔵随聞記』（しょうぼうげんぞうずいもんき）に出典がありました。元々は仏語だそうです。この言葉は、私の周りでは中年男性が使っているところしか見たことがありません。本物の老婆や、いずれ老婆になる女性が使っているのを見たことがありません。今日は2016年に祖母が亡くなってから3回目の祖母の誕生日です。生きていれば2019年3月2日で90歳(卒寿)です。私のおばあさんも、老婆心がいっぱいでした。​​老いを楽しむ 老婆心のつぶやき [ 安達原玄 ]​

  2018年03月02日

  コメント(0)

• 

  老人の耳かき

  耳あか詰まり…認知機能低下、骨まで溶ける炎症も1/29(月) 12:12配信 読売新聞（ヨミドクター）　耳は、音を聞き、体のバランス感覚をつかさどる。耳の穴から鼓膜までが外耳道。耳あかが栓になって外耳道をふさぐと、外界から入った音が鼓膜を振動させるのを邪魔し、聞こえにくくなる。 　国立長寿医療研究センター耳鼻咽喉科研究員（元科長）の杉浦彩子さんは「高齢者は耳あかがたまりすぎないように耳鼻咽喉科で定期的にチェックを」と話す。 　両方の外耳道をふさいでいたピーナツ大の耳あかを取り除いた途端、話しかけに返事をするようになった認知症の96歳の男性、耳掃除をしたら、認知機能が良くなった80歳の女性など、耳あかと聴力、認知機能の関係も診療現場で明らかになってきた。 　耳あかがたまって聴力が低下すると、会話が難しくなる。会話しなくなると脳への刺激が減って認知機能が低下、耳を清潔に保とうとする意識が薄れ、ますます耳あかがたまる……杉浦さんは、こうした悪循環を指摘する。 　外耳道には耳あかを外へ押し出す「自浄作用」があるが、これが衰えて耳あかがたまりすぎると、炎症が起きて骨まで溶ける。「外耳道真珠腫」という病気だ。放置すると自浄作用がさらに落ち、炎症がどんどん進行する。80歳以上でしばしばみられる。 　耳あかがたまりすぎない早い段階で発見することが大切だ。耳鼻咽喉科で数か月に1度、耳あかを除去してもらうと良い。ただ、乱暴な耳掃除をすると、外耳道を傷つけてしまうので注意したい。​https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180129-00010000-yomidr-sctch&p=1​​2014年11月18日​などに書きましたが、私は時々祖母に耳かきをしました。 祖母の耳には耳垢がたまりやすかったのです。耳かきの匙いっぱいの耳垢が何度もとれました。老人は自浄作用が衰えるから耳垢がたまりやすかったのですね。​山本耳かき店 （Big comics special） [ 安倍夜郎 ]​

  2018年01月30日

  コメント(0)

• 

  『たつこ語録』上下

  このブログは元々、祖母の言動を記録しておくためのものでしたが、昨年12月16日に祖母が死去したのを一区切りとして、それまでの記録をまとめました。ページ数が多く、1冊にまとめると手首が疲れそうだったので、上下巻の分冊です。上巻p.271、下巻p.378。計649ページ。誤字を直したり、体裁を整えたりしていると、丸一年かかりました。製本会社に注文しておいたのが本日届きました。​ティッシュしかなかった​私にとっては、良いクリスマスプレゼントです。ちなみに、現在の祖母関係の項目と投稿数は次の通りです。　祖母(584)　祖母２―しろちゃん―(64)　祖母３―昔話―(31)

  2017年12月24日

  コメント(0)

• 

  荒ぶる祖母

  昨年の​今日​、祖母が死にました。土曜日の今日は、一周忌法要です。お坊さんのお経が終わった時、祭壇の上に飾ってあった祖母の遺影がガタッと傾きました。「何でも自分で差配する人だったから、“もう終わり”という合図だ」と言う人がいて、満座が盛り上がりました。ものすごいタイミングでした。死んでなおブログに記すことを作ってくれる、良いおばあさんです。​こんなときどうする 宜保愛子の霊供養2 [ 宜保愛子 ]​

  2017年12月16日

  コメント(0)

• 

  少量高カロリー食「アイソカル　ジェリー」

  これは亡き祖母が入院中に病院から提供された食事です。66gで150 kcalもあり、少量で高カロリーをとることができます。祖母がこれが嫌いで、よく食べ残しました。それを私がもらって、冷蔵庫に置いておきました。長引く風邪で食欲が落ちたので、食べてみました。チョコレートババロアのようでした。まずくはありませんでした。ネスレ　アイソカル（ジェリー製品）https://www.nestlehealthscience.jp/brands/isocal-jellyネスレ日本アイソカル・ジェリーHC　チョコレート味66g×1個【栄養強化食品(ゼリー類他)】

  2017年06月20日

  コメント(0)

• 

  空豆を茹でましたよ、おばあさん

  豆に興味がありません。醤油と味噌のように調味料になった豆、豆の原型をとどめない豆腐は別として、私が豆を料理することはほぼありません。枝豆を茹でることと、枝豆ごはんを作ること以外には、豆を食材として選びません。店で出されたら、残すのが嫌なので食べます。興味がないので、豆の料理法については他の食材に比べて著しく知識が少ないです。ところで、私の祖母が亡くなってから約半年たちました。小説ではよく、愛する人が亡くなると、「○○○、僕は君がいなくてもちゃんとやっていけてるよ……」とかなんとか心中密かにつぶやいたりしていますが、私は祖母に対して何もつぶやくことはありませんでした。しかし今日は、空豆を塩茹でにしてつぶやきました。「おばあさん、私は豆を、この私が枝豆以外の豆を茹でていますよ！　空豆を自分で茹でましたよ！おばあさん」私は小学校5年生の頃から祖母に料理を教えてもらいました。丁寧に教えてもらったわけではありません。例えば私が煮物の味付けについて尋ねた時には、祖母は次のように言いました。「煮物やゆうんは、醤油と味醂と適当にこやってこやって入れて、たけるまでたいたらええんじゃ」（訳…煮物などというものは、醤油と味醂とを適当にこのようにこのようにして適量をお玉で鍋に入れて、煮えるまでそのまま煮ていたらいいんですよ）長嶋茂雄がヒットの打ち方を「バッとやってカーンと打て」と言ったのと同じようなものです。このように、教えることが不得意だった祖母の横で、まるで料理人が師匠について修行するように、作業や手順のほとんどを見て覚えました。今日、空豆をさやから外す時、「さやの持ち方に、もっと効率の良い方法はないのか」といらだち、亡き祖母に思いをはせました。親戚に農家がいたり、知り合いに家庭菜園を持っている人が多かったりしたので、毎年空豆やらインゲンやらグリンピースやらはたくさんもらっていました。祖母の生前、もう少し豆について興味を持っていたら、私は注意深く祖母の手際を盗み見ていたでしょうから、もっと要領良く空豆を扱うことができたでしょう。茹で方はクックパッドで検索しました。祖母と違い、塩の量や水の量を的確に数字で書いてくれていました。そらまめ （プチカラー野菜） 携帯ストラップ【レザー 本革】【VANCA/バンカクラフト革物語】【着後レビューで名入れ無料】【ソラマメ/空豆/野菜/携帯/アクセサリー/チャーム/雑貨/小物/グッズ/ハンドメイド/日本製/高品質/革製品/皮/即納】

  2017年05月25日

  コメント(0)

• 

  世界一好き

  明け方、夢に１０１日前に死んだ祖母が出ました。祖母は私の前を歩くので、顔はわかりません。夢の中の私は祖母に尋ねました。「ばあちゃん、腹はへらんのか？」祖母は答えました。「うちは腹や減れへんな」（訳＝私はお腹なんか減らないよ）食べることが得意だった祖母ですが、やはり死人は空腹を感じないのかと納得していました。また、私が祖母に尋ねました。「ひら212のことは好きか？」「世界一好きなよ」(訳＝世界一好きだよ)祖母が答え、そこで目が覚めました。夢の中の私は聞きそうもないことを聞くし、祖母も都合のいい答えを返します。夢解釈〈初版〉（上） [ ジークムント・フロイト ]

  2017年03月25日

  コメント(0)

• 

  祖母とカニ

  今日は祖母の四十九日法要です。葬祭場でお坊さんにお経を上げてもらいました。お寺へ移動して本堂でお経を上げてもらいました。お寺の敷地内のお墓へ移動してお経を上げてもらいました。葬祭場へ戻ってきて、参列者全員で法事の膳をいただきました。写真は、メニューのうちの一つ。タラバガニです。身が大きく、殻から外れやすいので、祖母が好きだった蟹です。これと同じものが、通夜の膳にもついていました。このブログには蟹にまつわる祖母とのエピソードをいくつか書いています。2006年10月10日 「かに玉」2006年11月15「越前ガニをもらった」2006年12月4日「タラバガニ」 2008年2月24日「カニ鍋がおいしそう」2011年3月23日「紅ズワイガニ２ｋｇが送料無料で2,980円」2012年3月2日「祖母に蟹を。祖母と蟹を。」2015年11月13日「イチヨ今野水産でまたカニを買った」2016年2月23日「私の祖母は平均寿命」2016年3月13日「ウニと日本酒と洞窟」 特大タラバガニ1kg（ボイルタイプ）タラバ蟹【ポイント20倍】【景品 セット 30点】景品 目録とA3パネル付【幹事さん特典 QUOカード二千円分付＆【送料無料】

  2017年02月02日

  コメント(0)

• 

  明日は祖母の四十九日

  明日は、2016年12月16日に87歳で亡くなった祖母の四十九日法要です。今日は、祖母の子供が揃ったので、遺言書を公開しました。私宛のものは、レポート用紙を縦書きに使ったのが１枚。平成19年(2007)6月7日付けでした。この年の3月30日の朝、祖母がめまいを起こして病院に行くと、高血圧症と診断されました。どうやら、この時本格的に死を意識したと見えます。それ以来、薬を服用し、ほぼこたつのの住人となりました。78歳の時でした。遺言書には、次のように書いていました。祖母は昭和4年生まれなので、旧字体が混じり、送り仮名の振り方も現代とは少し違います。「今までばあちゃんを大切にしてくれて有難う」「Hira212ちゃんと一緒に暮せた事がばあちゃんの生がいでした」「あの世でHira212ちゃんを守っています」私が子供の頃、祖母の枕元に布団を敷いて寝ていました。小学校の授業参観には祖母が来たし、夏休みの宿題は祖母が見ましたし、忘れ物は祖母が届けてくれたし、給食を居残りして食べさせられている私を迎えに来るのは祖母でしたし、毎朝毎晩の食事は祖母が作りました。私の生活のすべてを熟知し、「うちがしたる！」と、何でも先回りして世話を焼いてくれました。私は祖母に対してこのように言ったそうです。「“うち”がするんは嫌ん！」(訳＝おばあさんがするのは嫌だ！)祖母のお棺には、祖母の希望通りメモ帳と鉛筆を入れましたので、私が妙な事をすると虚空からメモ帳が降ってきそうです。相続争いは遺言書で防ぎなさい改訂版 [ 大坪正典 ]

  2017年02月01日

  コメント(0)

• 

  祖母の三七日法要

  祖母が亡くなりもうすぐ3週間です。7日ごとに家にお寺からお坊さんが来てくれて、お経を上げてくれます。祖母の祭壇はにぎやかです。祖母の弟や妹が発注した籠盛り、孫からのミニ灯籠、大きな花籠、和菓子などで飾られています。祖母は生前、いるだけでにぎやかな人でしたので、賑々しい祭壇の飾りは私を少し安心させてくれます。写真は祖母の骨壺が入った箱です。骨壺自体にも、ピンクで模様が入っています。私は家を出るときは、祖母の生前顔を触っていたようにして、骨壺が入った箱をちょっと触ってから出ていきます。ミニ骨壷 【ミニ骨壺】手元供養 アッシュキャンドル（分骨用骨壺） （ピンク×ゴールド） ［国産〜分骨用骨壷 デザイン骨壷］

  2017年01月05日

  コメント(0)

• 

  祖母のいない正月

  祖母のいない初めての正月です。今年の駅伝にもユニカミノタル……いや、コニカミノルタが出場していました。いまだにスーパーへ行けば無意識のうちに祖母の好きなおかきを探すし、祖母の声は記憶の底から私の耳に響いてきます。ニューイヤー駅伝http://www.tbs.co.jp/newyearekiden/散歩がてら、近くの神社へ行ってみました。階段には落ち葉が積もり、賽銭箱もない小さな神社です。日本酒「カープびいき　うまいじゃろ」のカップと、その上に賽銭10円だけがぽつんと置いてありました。

  2017年01月01日

  コメント(0)

• 

  亀さんを撫で放題！

  亀さんの様子を見に行きました。寝ていましたが、私が見ていると起きました。顔の前で指を動かすと、ゆっくりと首を伸ばしてきたので、鼻先をなでました。亀さんがじっとしていたので、さらに撫でました。いつもなら「いやっ！」という感じで首を引っこめてしまうのですが、今日はされるがままでいてくれます。うれしくなって、ずっとすりすりすりすりと撫でていました。亀さんがそれでもじっとしているので、少し亀さんに話をしました。「おばあさんが死んだよ。次の日の土曜が通夜で、日曜が葬式だったんですよ。今は忙しいの。もう帰るよ。……おやすみ」結局亀さんは首をひっこめず、じっとしたままでした。珍しいことがあるものです。

  2016年12月26日

  コメント(0)

• 

  今年のクリスマスイブは手抜き夕食

  子供の頃、毎年12月24日は祖母が鶏の足を焼いてくれました。かしわ屋（鶏肉専門店）で買った骨付きもも肉を自宅のオーブンで焼くのです。醤油味の甘みのあるたれを何度も刷毛で塗り、時間をかけて焼いていました。食後にはケーキを食べました。当時私がケーキを食べていた日は、私の誕生日とクリスマスです。貧乏だったわけではありませんが、我が家にとってケーキは今ほど日常的な食べ物ではありませんでした。そのため、切り分けたケーキは仏壇にも供えていました。終業式近くに給食に出てくるショートケーキも、私にとっては貴重なケーキを食べる日でした。今年のクリスマスイブは、その頃から比べると物凄く手抜きです。スーパーで地鶏の足を焼いたのと、オードブルを買いました。疲れているのでがんばらないことに決めました。新生活の感じがして楽しかったです。スーパーで鶏料理を選んでいると、一人の老婦人が店員に尋ねているのが聞こえました。「今日はトンカツはないんですか？」店員は忙しそうに鶏料理を並べる手を止めて、申し訳なさそうに答えました。「すみません、今日はトンカツはないんですよ」今日は日本全国で鶏を食べる日。年が明けたら酉年です。

  2016年12月24日

  コメント(0)

• 

  掃除機の使い方

  祖母が亡くなって1週間経ちました。掃除機をかけながら泣くと、大声で泣きやすいことを発見しました。大人になって普段そう泣かなくなった私は、自分の泣き声に自分で驚いてしまいます。しかし、掃除機をかけていると、掃除機のたてる音で自分の泣き声がかき消されるので、思う存分泣くことができるのです。これまで、泣きたい時は風呂場でシャワーを浴びながらというのがパターン化していましたが、掃除機はもっといい感じです。部屋で一人掃除機をかけながら泣き喚いているところを端から見ると、狂人かコントでしょうが。このような掃除機の使い方を祖母は知っていたでしょうか。Dyson V6 Mattress HH08COM（ニッケル/ホワイト・ティール） ダイソン ハンディ＆布団クリーナー サイクロン式 掃除機

  2016年12月23日

  コメント(0)

• 遺影はこれにする

  一昨日12月20日(火)、何気なくテレビをつけると、写真を眺めて遺影を決めている老人の短歌が紹介されました。「数枚の写真みる母これが良い遺影にしてネ自分で決める 」まるで生前の祖母を詠んだかのようでした。祖母の遺影に使った写真は、私が撮影していました。2004年3月6日(土)13:58に、自宅の床の間で、親戚(祖母の弟の娘)の結婚式に行く前に撮影したものでした。祖母はお気に入りの青い着物を着て、今にも何か話し始めそうな表情です。NHK「ハートネットTV介護短歌」http://www.nhk.or.jp/heart-pj/event/tanka/

  2016年12月22日

  コメント(0)

• 

  喪中葉書作成

  祖母が亡くなり５日たちました。喪中葉書を作りました。一般的には、喪中葉書は郵便局が年賀状を受け付ける12月15日までに投函するとされていますが、祖母の命日は12月16日なのです。別に、祖母が亡くなったといって何が何でも喪中葉書を出さねばならないわけではありませんが、今の私の気分はまさに喪中。喪中葉書を出すにふさわしい心境であるといえましょう。昨日、郵便局で喪中葉書と、プリンタの切れそうだった黒インクを買い求めました。本当は昨日のうちにプリントもしてしまいたかったのですが、多事にかまけてできませんでした。祖母が亡くなっても現世に生きている私はしなければならない事がたくさんあるのです。背景をダウンロードし、文章を考え、住所録を整え、印刷。喪中葉書がきれいに出来上がったのは達成感があり、うれしかったです。夜、目の奥が痛くなりました。連日の疲れが目に来たのでしょう。喪中はがき 富士山 世界遺産 デザイン 用紙のみ 無地 はがき 喪中 用紙 パソコン インクジェット プリンター 印刷 自分で 【 喪中ハガキ ハガキ 葉書 寒中見舞い 宛名 宛名印刷 切手 台紙 モダン 年賀欠礼 年賀状 グリーティング 】

  2016年12月21日

  コメント(0)

• 

  新聞を見た

  祖母が亡くなって4日たちました。人間が死ぬと、日中はあれやこれやで、ゆっくり悲しむ暇もないくらい忙しくなります。まるでそれが落ち込む暇をなくするためのシステムであるかのようです。今日、久々に新聞をゆっくりと見ました。慌ただしい日々が続きましたので、12月16日からの新聞が積み重なり、時が止まっていた部屋の時間が、再び動き出しました。12月18日(日)の地方新聞の訃報欄に、ちゃんと祖母の名がありました。祖母の名は「たつこ」。平仮名で画数が少ないこともあり、その名前だけ浮き上がっているかのようにわかりやすかったです。祖母の隣の人は享年91歳。その隣の人も91歳で亡くなっていました。祖母は享年87歳。91歳まで生きたとしたらあと４年あったのがうらやましく思いましたし、祖母は死んだのになぜ91まで生きていたのかと憎たらしく思もいました。しかし、そのまた隣の人は享年36歳。いろんな人がいろんな年で亡くなっていました。知識人99人の死に方 [ 荒俣宏 ]

  2016年12月20日

  コメント(0)

• 祖母の部屋は特等席

  祖母が最後に家で過ごしていたのは、祖母の寝室です。祖父と祖母の末子が祀られた仏壇の前に、介護ベッドを入れていました。久々に会った私のいとこはその部屋を見て、「おばあちゃん、特等席だね」と言いました。祖母がベッドを嫌っていたことを知らず、ぎりぎりまでベッドではなく布団で寝ていたことを知らないとそのように言うことができるのだと、新鮮な思いでした。しかし、そう言われてみれば、私たちは祖母を「箱入りばあさん」というほど大切にしてきたのです。まさに特等席でした。平素より祖母は病院に行きたがらない人でした。しかし、入院した時には、自分から「入院させてください」と言いました。それでも正月には家に帰るつもりでいたようです。客観的に祖母の様子を見ることができた私は、正月帰宅は不可能だとわかりながらも、せめて年明け１月７日の祖父の命日が祖母の命日ならばいいのに（よくもないけど）と思いたかったです。結果として、祖母が入院したのは18日間でしたので、苦しみがそれ以上伸びなくなったと考えれば、それで良かったのです。上手に表現する人ならば、「おばあさんと、側に居る人を楽にするために、おじいさんと息子が迎えを早めてあげたのでしょう」と言うかもしれません。残念ながら私はそのように思うたちではありませんが。

  2016年12月19日

  コメント(0)

• 

  お棺に入れたもの

  私がこんなに泣いているのに、なぜ祖母は慰めてくれないのか、不思議なくらいでした。祖母の大事な私が。祖母ならば、お棺から起き上がってちょっと背中を撫でてくれてもいいと思ったのですが。祖母の枕元でじっと顔を見ていても、祖母はおとなしく死んだままでした。祖母のお棺はピンク色。神田うのがプロデュースしたかのように、お棺の内側は淡いピンクの花柄で、縁にはぐるりと一周レースがついていました。死に装束(足袋、脚袢、手甲、経帷子、三角巾など)もピンク。骨壺はピンクの模様入り、骨壺を収める箱もピンクです。お棺には、以前私が聞いた通り、おかき、チーズ３つ、薄皮まんじゅう、その他和菓子２個、メモ帳と鉛筆を入れました。このブログは立派に記録の役目を果たしました。出っ歯気味だった祖母は生前きちんと口を閉じていましたが、お棺で寝ている祖母は上の歯が出ていて、笑っているようにも見えました。太かった祖母は、80kgあった頃からはだいぶ痩せたとはいえ、顔には私よりも肉がついているくらいです。前よりちょっと冷たいだけで、私にはそれほど変わっていないようにも見えました。そんな祖母のおかげで私は、祖母の姿を見ている時はそれほど泣かずに済んだのです。しかし、死に顔が生前とさほど変わりなく見えるということは、やはり死ぬ間際の祖母は死人のような顔をしていたとも言えましょう。実際に私が祖母の前で泣いたことは、幼い頃を除けばほぼありません。泣きたいような状況の時もありましたが、そんな時の祖母は詳細は尋ねず私に、「ケセラセラで行けよ」「この世の事はこの世で収まるんじゃ」と言いました。ピンクのアイテムと大量の花で飾られ、すっかりかわいくなってしまった祖母のお棺は約１時間半できれいに燃え尽き、この世での事を全て収めて祖母はいなくなりました。祖母は私とは違って晴れ女。空は澄み渡り、風は凪ぎ、２日前の冷え込みが嘘のように穏やかな１日でした。

  2016年12月18日

  コメント(0)

• 

  祖母に憑いた笑いの神

  祖母が死んで１日目です。昨晩は布団に入って、人間はこれほど長時間涙を流し続けることができるのだと感心しました。泣いて泣いて空が白んできたので、『パタリロ！』90巻を精神安定剤にして、ちょっと寝ました。健康でいることは、今日明日の私の最も重要な任務なのです。朝起きて、カレンダーの昨日の欄を見ると、「笑いで高めよう免疫力」とありました。祖母は自分の免疫力が自分の体を攻撃する病気で死んだのですが。車に乗ると、テレビから「ぼくはじいちゃんに死んでほしいと思っている！」と、青年のセリフが流れてきました。ドラマ「スクラップ・アンド・ビルド」(羽田圭介原作)の番組宣伝でした。祖母はほんとに死んだのですが。もう苦笑するしかありません。時々面白かった祖母は、こんな時にも笑いの神が舞い降りていました。

  2016年12月17日

  コメント(0)

• 祖母が死んだ

  本日2016年12月16日午後12時50分、私の祖母が死にました。享年87歳。現在の日本女性の平均寿命が87.05歳ですので、ぴったり平均寿命です。息を引き取る2時間前まで、意識ははっきりしていたそうです。私は死に目に会えませんでした。しかし、その事は予測できたことでした。最期に会えないのなら、最期の凝縮した時間を会えている時に希釈して使えばよいと考えました。私は、できる限りの時間で祖母の様子を見に行きました。どこか遠出をした時には、必ず祖母の好きそうなお土産を買いました。私の視線で旅したルートがわかるように、まんべんなくこまめに撮影し、後日テレビ画面に映して見せました。毎年恒例になっている、祖母が好きなウニのプレゼントが今年もできました。何度も一緒にカニを食べました。私が1人で作ったにぎり寿司、いなり寿司、巻き寿司を食べてもらうこともできました。祖母は私がきれいにしているのが好きなので、入院してからはできるだけきれいな服、明るい色の服を着て見舞いました。別れる時は必ず祖母の顔を触り、別れの挨拶をしました。「これが今生の別れになるかも」と、何度思ったことでしょう。そうやって私は、私のために、時間をかけて祖母との生活が完結する日への準備をしてきました。それは26年前、私の祖父（つまり祖母の夫）が、急死によって私に教えたことでもありました。年寄りが先に死ぬのは仕方がないことだし、その日は急に来るかもしれないのです。私はできる範囲内で祖母と共有する時間を密かに充実させていました。その範囲をもっと広げていたらよかったという思いが尽きることはありませんが、祖母のために私の時間を削ることは祖母が嫌ったことでもありました。祖母が死にかかっている時、私はそのことを知らず、なすべき場所でなすべき事が普段通りできました。2016年に始めたこの日記の祖母に関する投稿は、「祖母」・「祖母２―しろちゃん―」・「祖母３―昔話―」の３つを合わせて658個です。10年間、「祖母」はこの日記のメイン項目でした。私以外には書けなかったこれらの記録は、私のこれからの人生のためにあります。

  2016年12月16日

  コメント(0)

• 

  私の祖母は膠原病

  入院中の祖母が、膠原病（全身性エリテマトーデスと血管炎）と診断されました。祖母の膠原病は、膠原病の中でも難しいものだそうです。血液検査をしても専門の先生でないと血液型がわからないと言われました。血液型がわからないような人間が長く生きられるとは思えません。祖母のいない家の玄関ドアを開ける時、はじめて恐怖を感じました。心を静めて鍵を開けたとき、家の中に人の気配がしました。私以外の誰かが家にいてくれたことに、これほど安心を覚えたことはありません。

  2016年12月15日

  コメント(0)

• 

  カロリーメイトは白髪を黒髪にするか

  祖母は順調に衰えています。「順調に」というのは、大体良いイメージのことに対して使うのですが、年相応にというか、停まることなくというか、回復する見込みなく、衰えを数値で表せるならば右肩上がりの衰えを見せています。ところで、最近の祖母は、後頭部の髪の毛が黒々してきていました。何年も前から既に髪の毛を染めることはやめており、白髪でした。今になって黒い髪が増えるなんて不思議です。知人は、「カロリーメイトのせいだ」と言います。カロリーメイトに含まれている葉酸のせいで、髪の毛が黒くなるのだそうです。知人の親がそうなのだそうです。ほんとかな。​​

  2016年12月07日

  コメント(0)

• 

  祖母が食欲不振

  祖母は今週頭から入院しています。近年、祖母はゆるやかに食が細くなり、だんだんおばあさんらしくなりました。この数日、急激に食欲がなくなり、生気のない顔になったので入院となりました。10年前ほどまでは「明日から減量じゃ」が口癖のようだった祖母が、やっと食欲不振です。私がネットで注文したウニをおかゆに混ぜて食べてからというもの、食欲が減退し、大好きなおかきすら食べたくないようです。大好きなチーズもいらないようです。それでいて、太かった祖母の体重は、未だ私より重いのです。身長は私より20cmほど低いのですが。​​

  2016年12月03日

  コメント(0)

• 

  「チャスラフスカさん死去＝「体操の名花」、五輪で金7個―74歳」

  チャスラフスカさん死去＝「体操の名花」、五輪で金7個―74歳時事通信 8月31日(水)15時20分配信 【ロンドン時事】1964年東京、68年メキシコ五輪の体操女子で計7個の金メダルを獲得したベラ・チャスラフスカさんが死去したことが31日、分かった。74歳だった。ロイター通信などが報じた。膵臓（すいぞう）がんを患い長く闘病していた。 　プラハ出身。チェコスロバキア（当時）代表として東京五輪では個人総合、平均台、跳馬で金メダル。メキシコ五輪では個人総合連覇を果たし、跳馬と段違い平行棒、ゆかでも優勝。その優美な演技は日本でも人気があり、「五輪の名花」「体操の名花」と称賛された。 　女子の体操が技の難度を競うようになる前、美しさで観客を魅了した時代を象徴する選手だった。 　68年に民主化運動「プラハの春」を支持し、メキシコ五輪後も反体制の姿勢を崩さなかったため、政府の監視下に置かれて不遇な時期も過ごした。89年の共産党政権崩壊後はチェコ・オリンピック委員会会長などを務め、同国のスポーツ発展に尽力した。　http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160831-00000068-jij-spo私にとって、チャスラフスカといえば、チャイコフスキーです。2006年11月11日に祖母がそのように言い間違えたからです。しかし、祖母に、「チャスラフスカが死にましたね」と言うと、祖母は「誰？」と言っていました。祖母も前は、何かテレビで見たか何かで話題にしただけだったのでしょう。​桜色の魂 チャスラフスカはなぜ日本人を50年も愛したのか / 長田渚左 【単行本】​

  2016年09月02日

  コメント(0)

• 巻き寿司作った

  巻き寿司を作りました。祖母の助手をして作ったことはありますが、自分１人で最初から最後まで作ったのは初めてです。祖母は私の作った巻き寿司を食べて、「よかった」と言いました。孫だからといってなんでも「おいしい」と言う人ではありませんので、まずまずのできだったのでしょう。及第点が出てうれしいです。私自身は昔から巻き寿司が好きではありません。巻き寿司一切れをそのまま食べることができないからです。口が小さいなどという理由ではなく、巻き寿司の具は、私にとって一緒に食べたくない組み合わせが多いからです。祖母が作ってくれた巻き寿司には、かんぴょう・しいたけ・高野豆腐の煮物、三つ葉のゆでたの、ちくわ、卵焼きの６つを入れます。私の食べ方は、まず、具を１種類ずつ箸でつまみ出して食べます。順番は何でも良いのですが、高野豆腐、ちくわ、卵焼きは確実につまみ出さねばなりません。かんぴょう、しいたけ、三つ葉は、つまみ出さなくても米や海苔と一緒にでも食べられます。このように、私は巻き寿司を結果的に巻き寿司ではなく食べています。自分で作ったとしても、このような食べ方です。自分で作ったら快く食べられるのかと一縷の望みがあったのですが、一口目で挫折しました。

  2016年04月30日

  コメント(0)

• 

  祖母とケーキを

  祖母にケーキを買いました。別に、何かの記念日でもなんでもないですが。私は祖母にききました。「おいしい？」祖母はうなずきました。私は祖母に聞きました。「ケーキ、好き？」祖母は言いました。「うっちゃ、ほない好きでないな……」（訳：私は、そんなに好きではないな……）でも、端で見ていると好きそうに見えましたが。

  2016年04月14日

  コメント(0)

• 

  私の祖母は平均寿命

  ３月２日は祖母の誕生日です。生まれ年は昭和４年(1929)。４・３・２で覚えやすいです。祖母はもうすぐ８７歳になります。……そのように考えていると、思い出しました。2011年7月27日に、当時８２歳だった祖母は、自分が平均寿命の８６歳まで生きられるだろうかと発言していました。祖母は今８６歳。平均寿命を生きています。……そのように考えていると、もう１つ思い出しました。2009年5月5日に、当時８０歳だった祖母は、８０歳まで生きたらいつ死んでもいいと言っていました。祖母はまさに余生を生きているのですね。今年の誕生日にはカニでも贈りましょうかね。生きているうちに。

  2016年02月23日

  コメント(0)

• 

  サイバー攻撃の恐怖？

  祖母は寝るとき以外はこたつの中でいます。そして、よくテレビを見ています。そんな祖母が私に言いました。「お前もパソコンを使っているんだから気をつけなさいよ。最近はサーバー攻撃がはやっている」それを言うなら、サイバー攻撃でしょう。でも、大きく間違っていません。おばあさんはパソコンを一度も触ったことがないにもかかわらず、まるでパソコンに精通している人のような迫力で、サイバー攻撃の恐怖を語ってくれました。

  2016年02月02日

  コメント(0)

• 

  いなり寿司作った

  いなり寿司を作りました。寿司酢の配合比率は祖母のレシピ通りです。厚揚げの煮物は祖母のレシピがありませんでしたので、「きょうの料理」2015年2月5日放送の「土井善晴のホッとする四季ごはん『おいなりさん』」です。油抜きを熱湯で10分茹で続けること、30分ゆっくり煮ることがポイントです。私のいなり寿司を食べた祖母は言いました。「前の方がおいしかったよ」「前の」とは、2015年4月19日のにぎり寿司のことです。実は、今日使った酢はいつも使っている米酢ではなく、ミツカン「やさしいお酢」というものです。油揚げを買ってきて、さて作ろうとした時に、酢がこれしかなかったことに気づいたからです。もう一度スーパーへ酢を買いに走ろうかとも思いましたが、めんどくさかったので「やさしいお酢」にしました。だから、今回の寿司酢の配合は半分勘です。祖母の舌はまだ衰えていません。

  2015年12月05日

  コメント(0)

• チーズには麻薬並の中毒性がある

  「チーズは中毒になる」というのは私の祖母が2009年12月14日に言っていました。2010年5月16日には「お棺にチーズを入れてくれ」とも言っています。今日、「GIGAZINE」に「チーズには麻薬並の中毒性があることが研究により判明」という記事が投稿されました。http://gigazine.net/news/20151029-cheese-addictive-drug/「ミシガン大学とアメリカ国立医学図書館の研究により、加工度の高い食べ物には中毒性があり、食物依存症を引き起こすことが明らかになりました。また、特にピザは依存症を引き起こしやすい食べ物であり、ピザ好きの多くが「チーズ中毒」になっていることも判明しています。」「また、研究ではチーズが特に食物依存症を引き起こしやすいとしており、これは高度に加工された食べ物であるという点の他、脂肪の多い食べ物であり、乳製品に含まれるたんぱく質の一種である「カゼイン」が含まれているからでもある、とのこと。カゼインは体内で消化中に「カソモルフィン」という麻薬成分と同じ効果を持つ物質を生成し、脳に幸福感や高揚感をもたらします。つまり、チーズを食べると脳が幸せに感じてしまうため中毒になってしまう、というわけです。」「なお、カゼインはチーズ以外の乳製品にも含まれており、牛乳にも多く含まれているのですが、チーズが特に依存症を起こしやすい理由は、加工のプロセスで牛乳などとは比較にならないくらい多くのカゼインが濃縮されるからだそうです。」私もチーズが大好きです。

  2015年10月29日

  コメント(2)

• 

  まだおばあさんじゃない

  昭和４年生まれの私の祖母は、今８６歳です。正真正銘のおばあさんです。どんな角度から見てもおばあさんです。以前は膝が痛いこと以外は元気な人でしたが、６年前に高血圧症を発症し、あまり家の中であれやこれやと家事をし回ることはなくなりました。現在は、冬の寒さに敏感で、１０月からもうこたつに入る生活をしています。日がな一日こたつに入って、ひたすらテレビを見る生活です。おばあさんの部屋の押し入れの中には「おばあさんになった時に着る服」と書いた箱があり、その中の服をまだ着てないことを、2006年9月27日に書きました。2009年1月21日も書きました。そして今日、また聞いてみました。「まだ」と言っていました。もうそろそろ着ないと寿命がなくなりますよ。【通常便なら送料無料】マスク クリスマス コスプレ グッズ 老婆マスク 大人用 マスク クリスマ...価格：10,800円（税込、送料別）

  2015年10月17日

  コメント(0)

• 

  寿司を握った

  祖母に寿司を握りました。最近体調が悪く、布団で寝ていた祖母のために寿司を握りました。私の寿司酢の調合は、祖母が書いたメモの通りです。但しそのメモは、米６合、８合、１升用の３種類の配分です。祖母が寿司を作る時は、だいたい、親戚から魚をもらった時でした。魚をもらい、寿司を作り、寿司桶ににぎり寿司を入れてその親戚にあげていたのです。２家族分の寿司を作っていたので、こんなにたくさんの分量が必要でした。しかし、今回私が作るのはそんなにたくさんではありません。必要な分量を割り算してメモしました。魚を買い、寿司一貫用に切り、米を炊き、寿司酢を作り、炊けた米を寿司桶に移して寿司酢を合わせる。昔、祖母の助手をしていた通りにしたらできました。できあがった寿司は、まあまあの味でした。祖母は「こんなもんじゃ。上出来じゃ」と言いました。去年要支援２の認定を受けた、今年86歳の祖母は、今は自分で寿司を握ることはありません。でも今は私が作るから大丈夫です。次は稲荷寿司を作ってみましょう。【ひなまつり・節分】寿司飯づくりに欠かせません日本製 すし桶 3合 30cm（寿司桶・飯台） 星野...価格：2,580円（税込、送料別）

  2015年04月19日

  コメント(0)

• 

  北斗の婆２

  今年の寒の戻りは凄くて、真冬並みの気温になっています。外に出ていた私の手は冷たく冷え切っていました。縮こまっている祖母のところへ「ただいま」を言いに行きました。いかにも寒そうにしていたので、冷たい手を当てるとどうなるかな？と思い、冷え切った私の手を祖母の顔に当てました。「ほわちゃちゃちゃちゃちゃちゃ！ああ冷たい！」ああおかしい。元気そうですね。「死んでまうわ！」ちょっと生き返ったんじゃないですかね。2006年10月5日にも北斗の婆が降臨していました。

  2015年04月09日

  コメント(0)

• 

  祖母の耳がガシャガシャ

  2010年4月18日、 2011年5月29日、2013年9月4日にも書きましたが、私はたまに祖母の耳かきをします。今日、帰宅した私に祖母が言いました。「耳がガシャガシャ言う」きっとまた大物が詰まっているのだろうと思い、祖母を膝枕して耳かきをし始めました。が、以外と耳垢がありません。それでも耳かきを耳に入れてかいてみると、匙いっぱいの耳垢が取れました。見えにくい角度にびっしり付いているようでした。取れた耳垢はティッシュの上に置いていきました。老眼の祖母の目でも認められるくらい、大きな耳垢がたくさんとれました。ガシャガシャ言わなくなったようで、良かったです。

  2014年11月18日

  コメント(0)

• 

  祖母の体調が悪いわけ

  今日、祖母は一日中体調が悪かったそうです。一日中こたつに入って座っているのはいつもどおりですが、内心はいつも通りではなかったのです。今日、私は数十人の人の前で１時間半話をせねばなりませんでした。声が小さく引っ込み思案で赤面症の私は、前に出て発言することが苦手でした。親からは社会不安障害を疑われ、そのことに関する新聞や雑誌の切り抜きを渡されたことがあったほどです。そのくせ級長になったり習い事の発表会があったり作文が入選したために読み上げねばならなくなったり等、人前へ立つ機会がありました。幼い頃、私の世話は主に祖母がしてくれていましたが、他の子供より強い緊張を味わっている私を見ていたために、祖母は私が人前で喋ると思うだけで体調に不調を来したのです。今でも人前で喋ることへの苦手意識は消えておらず、ぎりぎりまで入念に下調べしないと不安でしかたがないし、出番が済むまで常に頭の隅にそのことを考えていると、コーヒー豆を入れずにコーヒーを煎れたり、フィルターすらセットせずにコーヒーを煎れたり、水を入れずにコーヒーを煎れようとしたり、お湯を入れた上にさらにコーヒーを煎れたりなど、家で小さなミスをしていますが、子供の時に味わっていたほどの緊張はもうありません。大丈夫と言い切れるほどは大丈夫ではないですが、とりあえず祖母の前では一応、「大丈夫ですよ」と言うことにしています。

  2014年10月25日

  コメント(0)

• 夏から冬へ

  今年は夏から急に冬になったような感じがします。少し前まで半袖を着ていましたが、急に寒くなりましたので、上着を着ました。布団は冬用に替えました。寒がりの祖母はフリースを着てこたつに入っています。

  2014年10月17日

  コメント(0)

• 

  目は買わなくても大丈夫

  祖母は私の生活サイクルを熟知しています。そのため、たまに絶妙なタイミングで聞いてくることがあります。今日の祖母の質問は、こうでした。「目は買わんでもいけるんか？」「目」とは、コンタクトレンズのことです。私は１日使い捨てのコンタクトレンズを愛用していますので、定期的に買う必要があるのです。本来なら、まさに今頃買わなければいけないところでした。しかし、今年4月に消費税が上がるのを見越して、買いだめておいたので大丈夫なのです。

  2014年07月18日

  コメント(0)

• 

  トレンドをおさえている祖母

  今日はおニューのスカートを履いていました。黒の格子柄のサーキュラースカートです。サーキュラースカートとは、裾を広げるとほぼ円形になるスカートです。裾が歩くたびにふわっと揺れるのが気に入っています。祖母に「ただいま」を言いに行ったところ、祖母はすかさず言いました。「はやりのスカートだね」さすがおばあさん。一日中テレビを見ているだけあって、婦人服のトレンドはおさえています。街へ出る機会は病院と美容院の時だけなのですが。

  2014年07月11日

  コメント(0)

• 

  ダイビングはダメ

  あさってから沖縄へ行きます。ダイビングをする予定です。祖母に旅程を報告すると、このように言いました。「ダイビングやせられんでよ！！」（＝ダイビングなんか、したらいけませんよ！！）先日、バリ島でダイビング中に起きた事故のことを言っているのです。この方々は、ダイビングを何度もしていたベテランです。私は初めてのダイビング。遭難するようなことはしません。しかし、祖母には「はいはい」と言っておきます。バリ島ダイバー不明:５人の生存確認　隣の島周辺で毎日新聞　2014年02月17日　18時11分（最終更新　02月17日　21時57分）　【サヌール（インドネシア・バリ島）佐藤賢二郎】ダイビング中の日本人女性７人がインドネシア・バリ島沖で流された事故で、国家捜索・救難庁は１７日、ダイビング10+件インストラクターの古川さおりさん（３７）ら５人の生存を確認し、救助した。　古川さんはヘリコプターでバリ島内の病院に運ばれた。他の４人も救助船に救出され、サヌールの海岸に到着し、救急車で病院に向かった。　デンパサールの日本総領事館によると、古川さんは首に軽いけがをしているが、会話はできる。　地元警察によると、５人が発見された場所は、ヌサペニダ島南のマンタ・ポイントと呼ばれる有名なダイブスポットの周辺。捜索していた地元ダイバーらが、不明になった地点から南に２０キロの岩場で発見した。　５人は１４日、ヌサペニダ島の隣のレンボンガン島周辺でダイビング10+件中に流され、行方不明になっていた。残る２人の安否は不明。　共同通信などによると、事故に巻き込まれたのは、ダイビング10+件インストラクターの高橋祥子さん（３５）と古川さんのほか▽宮田律子さん（５９）＝本籍大阪府▽森園彩さん（２７）＝同佐賀県▽山本栄美さん（３３）＝同三重県▽吉留温美さん（２９）＝同和歌山県▽冨田奈穂美さん（２８）＝同兵庫県−−の計７人。　冨田さん、森園さん、吉留さんの３人は神戸大病院勤務の看護師という。http://mainichi.jp/select/news/20140218k0000m040024000c.html

  2014年03月06日

  コメント(0)

• 

  計量カップでティータイム

  このところ、祖母が計量カップで牛乳を飲んでいます。それでいいのか。洗ってあげるから、ちゃんとしたカップで飲んだらどうなのか。…と思いましたので、そう祖母に告げますと、こう答えました。「なんぼ飲んだかようわかるけん、ええんじゃ！」（＝どのくらい飲んだのか一目瞭然なので、いいのですよ！）なんという合理的な。マイセンとかノリタケとかが、耐熱性でメモリが付いたおしゃれなカップを作ってくれないでしょうか…

  2014年01月20日

  コメント(0)

• 

  孫との再会

  11月5日は私の叔父さんの年忌法要がありました。そのため、遠方に住んでいる私の従兄弟が家に泊まりました。祖母にとっては孫にあたります。その従兄弟とは、祖母も私も14年ぶりに会いました。従兄弟の顔を見て祖母は言いました。「あれえー？お前、こんな顔だったか？」ええ！？私は、従兄弟は幼い時の面影がある…どころか、あまり変わってないと思うのですが。「誰に似てるんだろ！」確かに、一緒に帰ってきた伯父さんには似てませんね。「こんな男前になって！」良い方に感じていたのですね。こりゃ良かった。祖母はこんなことも言っていました。「次会う時は、私の葬式だ」また14年待つとしたら、そうかもしれませんね。

  2013年11月03日

  コメント(0)

• 人生前倒し

  朝ご飯を食べながら祖母は言いました。「昼ご飯は何にするの？」簡単に、カップラーメンでも。すると即座に祖母は言いました。「夕ご飯は何にするの？」おばあさん…朝ご飯も食べ終わってないのに。せっかちな人です。

  2013年10月18日

  コメント(0)

全594件 (594件中 1-50件目)

1 2 3 4 5 6 ... 12 >