謡と仕舞が楽しいぞ!
前回の謡と仕舞のお稽古(2月16日)の翌日から、毎日欠かさず家で自主稽古をしています。こんなに稽古をしたのは、稽古をし始めて以来初めてです。なんでそんなに真面目にやっているのか。その理由は、現実逃避のためです。今日も日曜日ではありますが、昼は昼ですることがあり、夜は夜ですることがあります。こんな時の謡と仕舞は異様に楽しいのです。時間と体力の都合上、謡は2回まで、仕舞は1回と決めています。今やっているのは、謡は「海士(あま)」の中の、女が竜宮城から宝石を取ってくる部分。取ってこられたら息子の将来が約束されるので、命懸けでぶんどってくるという、たいへん緊迫した、面白い場面です。仕舞は「賀茂」キリです。京都の下鴨神社の神様の役で、雨を降らせ、雷を鳴らして五穀豊穣を約束する舞です。雨女の私にはぴったりです。急に「明日、稽古ね!」と言われても、二つ返事で出かけられる仕上がりです。東芸 木目込人形キット「能楽・賀茂」 (かも) S214-13価格:23,100円(税込、送料込)