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カテゴリ:JR四国ものがたり列車
イントロは先ず車両について主に紹介をしていきました。次は車内に入ります。
JR四国のものがたり列車の一つの特徴は、おもてなしのフロアマットで、ここから車内に入ります。各号車ごとのマットが用意されているのも、初代から受け継いだ流れになります。 1号車の茜の章、2号車の黄金の章は名称もそのまま変わらず。色調も全く同じです。 スケールアップされた部分はこちら。3号車のフィオーレスイートは陽華(はるか)の章と命名されました。桜をモチーフとしたロゴで、気品さと優雅さを車内のデザインにも反映をしたとのことです。勿論、車両デザインを手掛けたのは松岡哲也さんです。 茜の章の車内です。特急車を改造していることから車内の空間が広くなり、余裕を持った座席配列になりました。 さらに後ろから撮影したものです。椅子やテーブルが大きくなり、座り心地も改善されています。 感染防止のパーティションが真ん中に置かれていますが、こちらは2人掛けの山側席です。山側は初代と同じく1段高く設定されています。テーブルが大きくなった分、双海編や八幡浜編で提供される豪華な食事にも余裕を持って対応が出来ます。品数が多いコース料理も存分に楽しめる設計です。 こちらは黄金の章の車内。茜の章と基本デザインはほぼ同じですが、クッションと椅子のモケットの色調が異なります。 オブジェは新規に追加されました。地元愛媛の伝統工芸品が並ぶ他、スマイル駅ちゃんとダークみきゃんも色を添えています。 こちらも新規に追加されたものです。食事の最後についてくるコーヒーは砥部焼のカップとソーサーで出されますが、ギャレーが3号車に移動したので、展示で楽しむような形に変更になりました。 砥部焼といえば、洗面ボウルがこの列車の特徴になります。初代で使われていたボウルと同様、2代目も砥部焼のものを受け継いでいます。ハンドソープの隣にはエチケット袋が備えられるなど、衛生面の配慮が向上しています。こういった細かい気遣いはうれしいところです。 1号車の連結部分。名称の入った自動ドアになっていて、ロゴの先から車内を見ることができます。 2号車の連結部分。両サイドは業務用室になっており、コーヒーなどを提供する拠点にもなっています。 3号車はエントランスの色調も豪華な雰囲気です。ここから車内を眺めることはできません。これはグランクラスや新幹線のグリーン車と同じですね。 3号車の入口には八幡浜の若松旗店さんの手染めの暖簾がかけられています。実際に販売しても売れそうな品質の高い工芸品です。鉄道グッズでの暖簾の販売は、九州新幹線の800系と阪急の京とれいん雅洛で行われたことがあります。 砥部焼のボウルはトイレの中にも小さいものが置かれています。在来線車両のトイレは住宅用のトイレと比較するとスペースが狭いのですが、ウォシュレット装備やグレードの高いハンドソープを備えることにより、清潔感を保つ工夫がされています。 フィオーレスイートの内部は個室扱いのため、残念ながら当日の利用者のみしか入れませんが、車内販売マニアさんが実際に乗車していますので、その記事を参考にして頂くとよいでしょう。 車内販売でございます「陽華の章~フィオーレスイートの魅力~」 https://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-12735499385.html 次回はいよいよメインの食事の紹介です。こちらもグレードアップされていますので楽しんで頂けたらと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.04.29 07:09:14
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