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なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

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2022.05.17
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2022年の開花の抄の最終回です。一昨年の乗車記で記していなかった旅のtipsをまとめたものを挙げていきたいと思います。高知はお酒と海の幸が美味いんですよね!!

【tips1:土佐くろしお鉄道(窪川~中村・宿毛)の乗り潰し】



立志の抄や開花の抄に乗る場合は、窪川から先の区間について乗り潰しを絡めていくことが可能です。立志の抄は、窪川到着は14:40で、後続のあしずり5号は14:54発と比較的短時間での接続で中村や宿毛まで向かうことができます。そこから折り返す場合、宿毛発は16:11。中村であしずり14号と接続し、高知着は18:34。本州へ抜ける場合も高知駅ですぐに南風26号に乗り継げますので、効率的な乗り潰しには最適なダイヤに組まれています。

開花の抄に間に合わせる場合は、中村13:24発のあしずり10号が接続列車になります。ですので、午前中に乗っておけば、高知の端までの完乗が簡単です。

【tips2:無手無冠(むてむか)】



この乗車記でも度々取り上げた栗焼酎の蔵元が無手無冠さんで、ダバダ火振は予土線の沿線で生まれた焼酎です。せっかくの機会ということで蔵元探訪を計画されている方もいらっしゃることではないでしょうか。無手無冠さんの本社は予土線の土佐大正にあり、窪川からは30分弱で着きます。

ただ、問題は本数が4本しかないので、午前中に足を運んでおくことで効率よく行くことがポイントです。

モデルコース例
高知 8:20(しまんと1号)
※後発の9:53発のあしずり1号では、窪川着が10:55ですので間に合いません。

窪川 10:43
土佐大正 11:10

フリータイム

土佐大正 13:56
窪川 14:23 
※15:13発の開花の抄に接続します。


また、バスを組み合わせて行くことも選択肢として入れておいてもよいでしょう。レンタカーも可能ですが、その場合は試飲はできませんから飲む場合は公共交通機関の一択しかありません。バスは窪川から出ているものの、土佐大正に向かうのは1日5本とこちらも限られます。行かれる場合、窪川発のバスで12:30(バスの所要時間は45分)があり、予土線は窪川行きが13:56以外だと19:10、午後の土佐大正発のバスは15:55、17:20発となりますので、1日がかりのコースとお考え下さい。

土佐大正の蔵元の近くには、「四万十川焼酎銀行」というプレミアム栗焼酎が買える施設があり、見学はこちらで行うことができます。勿論、試飲も出来ますので、味をチェックして購入されるとよいでしょう。尚、蔵元の見学については1か月前からの予約が必要ですので、ホームページで概要をご覧になり、スケジュールを確認してから行ってください。

無手無冠HP
https://mutemuka.com/shochu/

ダバダ火振は現地以外にも高知駅のKIOSKで購入ができる他、栗の割合の高い夢栗(むっくり)も販売されています。栗焼酎は栗の収穫量が多くないことから年間の生産量が限られているので、高知以外では店頭で滅多に見られるものではありません。是非一度お試しください。芋焼酎や麦焼酎よりもまろやかな味は、焼酎の入門編としては絶好の入口となりますよ!

【tips3:高知~奈半利間も乗れます】
時代の夜明けのものがたりは昨年から期間と曜日(主に金曜日)限定で、ごめん・なはり線に乗り入れる高知~奈半利間の県東部区間に乗ることが出来るようになりました。高知発は煌海(きらめき)の抄、奈半利発は雄飛(ゆうひ)の抄と西側ルートが坂本龍馬の幕末の軌跡をものがたりの題材にしているのに対し、こちらは三菱財閥(今日の三菱グループ)の生みの親、岩崎弥太郎をテーマにしたものがたりで運行されます。特に食事については、雄飛の抄でマグロ料理が提供されるので、こちらも海の幸を堪能したい方にはよいオプションになるでしょう。

現在は期間限定運行ですが、安芸でのタイガースキャンプが行われる2月の運行は是非とも行ってほしいものです。この期間は特に関西からの乗客が多数見込めることから書き入れ時ですので、定期運転昇格になってもらいたいですね。

【tips4:久礼大正町市場】



古き良き昭和の時代が薫る琺瑯看板が出迎えてくれる場所が大正町市場です。

土佐久礼駅から徒歩で10分ほど行ったところにある昔懐かし風情を残した市場です。20軒ほどの店舗が軒を連ね、地元の方の台所として親しまれています。ここでは、鰹や鮪、鯛などの海の幸や野菜類が買える他、芋けんぴなどのお菓子も揃っているので、お土産探しにも最適です。

ここでのおススメは獲れたての鰹とメジカの刺身で、特にメジカは旬が短く釣ったその日に食べないと鮮度が持たない魚なので非常にレアです。これらの刺身はすだちやかぼすによく似た形の青いスミカンを皮ごとすりおろして絞ったポン酢につけて食べると香りが引き立ち一層美味しく召し上がれるとのことです。管理人も一昨年の開花の抄に乗る前に大正町市場でメジカの刺身を味わってきましたが、このポン酢がポイントで、獲れたての魚と相まって生臭みもなくご飯が進む一品でした(^~^)。

これらの旬のものは、田中鮮魚店さんや市場のめし屋浜ちゃんなどで食べることができます。

【tips 5:ひろめ市場】
高知市内最大の飲食可能な市場です。最大の特徴は、お酒の飲める市場で、店で食べ物を買ってから飲むのが定番です。勿論、アルコール類は持ち込みが可能となっています。管理人おススメはやはり鰹のたたき。明神丸や司食堂が代表的なお店として全国的に知られているところで、たたきは塩で食べられるほど鮮度がよいものを提供してくれます。鰹のたたき以外にも、うつぼの唐揚げや鰻蒲焼など土佐料理の代表メニューを余すところなく提供してくれる店が多いですので、お店をいろいろと組み合わせながら楽しんで頂けたらと思います。料理の幅が広いので、ノンアルコールでも十分に楽しめる「おきゃく文化」を体現できる市場ですから、気軽に昼食や夕食を摂るには持ってこいの場所として押さえておきましょう。

高知駅からのアクセスですが、とさでん交通の路面電車に乗ってはりまや橋で乗り継ぎ、大橋通で下車するとすぐに行けます。徒歩の場合は高知駅からだと約20分ほどです。

【tips6:しまんとえきめしFORM】
立志の抄や開花の抄で事前予約制の食事やお取り置きが取れなかった場合の最終選択肢は、窪川駅の構内にある食堂の利用です。その名も「しまんとえきめしFORM」で、地元の食材をふんだんに使った絶品の料理が手軽に味わえるお店なのです。お昼時に利用すればランチセットやとんかつ、ハンバーグ、唐揚げのセットなどが頼めるので、万一、食にあぶれてしまったときの保険として押さえておくとよいでしょう。また、四万十川で獲れた鰻も食べられます。予算としては鰻は3000円~3500円、ランチであれば1000円~1500円ほどですので、車内での飲食よりは抑えられます。旅程で組んでも面白いお店ではありますね。

最後に乗車記の締め括りとして、JR四国のものがたり列車企画室の皆様に厚く御礼を申し上げます。
この度、開花の抄の乗車の際に弊著「電車で学ぶ英会話」を2冊献本させて頂きました。いずれ戻ってくるであろうインバウンド需要を見越して、アテンダントの皆様の語学力に寄与出来れば幸いです。また、ダバダ火振に代表される栗焼酎の車内での提供についても、企画室に要望をしていた一つでしたので、そのリクエストに応えて頂いたこと、本当に有難うございます。ものがたり列車は地域の皆さんやお客さんとの連携や共演によって成り立つ列車であると感じています。元気な地方を体現するアイコンとして、末永い活躍を願っています。





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最終更新日  2022.05.26 20:31:15
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