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なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

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2022.11.21
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本業の仕事がようやく一つのヤマを越えました。もう一つ、今週末にまたヤマがあるので、続きのネタの掲載は週末の土曜以降の予定としています。

今日は心のリフレッシュを図る目的で、先日の弾丸行軍を決行したときに行ってきたお店の一つです。別府の杉乃井ホテルの棚湯が来年から半年間、改修工事で閉鎖されることが判り、改修前の入り納めで風呂に入ってから食べてきました。以前、36ぷらす3の乗車記で紹介をした大分市内にある実力派の日本料理店になります。



ぎんなんは、大分駅から歩いて約10分ほどのところにあります。県立美術館(OPAM)の方向を目指していき、アーケード街に沿って歩いていくと、白いモダンな建物の割烹が見えてきます。ここがお店です。今回は2200円のランチコースをチョイス。以前は松花堂弁当が食べられましたが、ランチの内容は会席コースに統一されました。日替わりでお店の大将が吟味した新鮮な材料を使った料理が並びます。目でも舌でも堪能できるコースです。



いきなりですが、管理人が唸った料理は蕪のふろふきです。この出汁の味の良しあしで料理人の技量が分かるほどです。薄味ですが、出汁がしっかりとしみ込んでるので、体に優しい料理でした。蕪の繊細な味を活かした美味なるものです(^~^)。



二品目は刺身。佐賀関産の獲れたてのいさきと、神奈川産のめばちまぐろの刺身が並びます。豊後水道の激しい海流でもまれたいさきだけに、身がプリプリで味も濃厚な刺身でした。勿論、まぐろの刺身も安心感のある味です。



三品目の焼き物です。ぎんなんの形をした付け合わせは、さつまいものレモン煮です。お口直しにピッタリ。他には出し巻き卵や紅葉にんじん、姫竹の子、韮のお浸しが並び、真ん中にはメインの真鯛の西京焼きが。ご飯にもお酒にも合う王道の味でした。この後は、刺身でも食べられる新鮮な帆立を使った帆立の黄身仕立て炊き合わせ、あおさの味噌汁、香の物、ご飯(自家製のりの佃煮を添えて)、デザートの黒胡麻プリンと続きました(料理の内容はその日に入った食材を使って提供されるので、頻繁に変わります)。いずれの料理も素材の味が活きていて、美味しく頂戴しました。この後、大将の奥様に36ぷらす3でお店のことを知ったのをお話したら、何と、大将の西崎さんと鉄分の濃い話をすることができました!



その証左がこちら。車内でお弁当の提供が決まったことで、36ぷらす3の完成記念式典に小倉工場まで行ってきた内輪話までお話をしてくれました。その式典の際にJR九州から頂いたのがこちらの36ぷらす3のロゴ入りの盾で、勿論デザインは水戸岡鋭治氏の書き下ろしです。背景が青ベースになっていますが、青の路の料理の担当ということで、このような色彩となっています。

西崎さんの鉄道に対する思い入れは強く、嘗て走っていた「つばめ」に憧れを持っていたことから、787系で運転される36ぷらす3での仕事のやりがいに誇りを持っていることが伺えました。ちなみに「ななつ星」については、「1回乗ったらもう満足という雰囲気があるから、僕はつばめの色を残すこちらの列車の方がいいんですよ。」と、鉄道ファンや旅行客のツボをついた視点もさすがと思います。



食事の後、今週の仕事のヤマを越えるために、栄養補給として購入したのがこのゆべしです。ゆべしは現在は和菓子として親しまれていますが、元々、江戸時代までは武士の軍糧として珍重された保存食でありました。今でいうミリメシの元祖でもあったわけですね。作り方は柚子の中身をくり抜き、その中に八丁味噌を詰めて蒸してから、4か月ほどかけて乾燥・熟成させます。そうすることで、外側の柚子の皮に赤味噌が浸透して真っ黒い外観となるわけです。



食べ方はこちら。ご飯の上にゆべしを食べごろのサイズに薄くカットして乗せて食べます。36ぷらす3で提供されている弁当でも、このゆべしはご飯のお友として入っていますので、お店の味を車内でもそのまま堪能できるわけです。ちなみに大将おススメの食べ方はお茶漬けです。ゆべしをご飯に乗せてアツアツのお湯をかけた後、お湯が真っ黒になるまでゆべしを溶かします。こうすることで、柚子の香りが立つ極上の高級茶漬けとして楽しめます。そのまま食べても赤味噌の濃厚なコクに柚子の香りが穏やかに効いた美味しいおつまみになります。こちらは車内販売では手に入らない逸品ですので、お店で買うか通販で送ってもらいましょう。

料亭や割烹は一人で行くとなると敷居が高い雰囲気がありましたが、36ぷらす3に乗ったおかげもあり、しっかりと料理を堪能することができました。本当に美味しかったです!大将の鉄道談義も面白いお店ですので、鉄道ファンの皆さんや家族連れの皆さんも楽しめるお店であることには間違いありません。

大将の西崎さんには食事中、大変有意義な時間を過ごすことができ、本当にお世話になりました。有難うございました!

お店については再掲をしておきます。

公式HP
http://www.ginnan.info/

〒870-0035
大分市中央町3-6-1
TEL:097-537-3528







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最終更新日  2022.11.21 20:15:17
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