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なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

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2023.02.19
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伊豆急は1961年の開業からリゾート路線ならびに観光路線としての性格を帯びた路線を運営していますが、民鉄初の食堂車を導入したのもここが最初でした。その食堂車の名前は「スコールカー」で、1963年にサントリーの寄贈によって実現しました。



スコールカーは車両が現存しないので模型での紹介となりますが、車体は100系をベースに冷房を装備して製造されています。雰囲気は当時の急行形電車に連結されていたサハシ153やサハシ165を彷彿とさせます。



車内はきちんと食堂車の設備が完備していて、ビールやワインなどのアルコールやおつまみ、サンドイッチなどの軽食が提供されていたそうです。また、車両寄贈元のサントリーがスポンサーであったことから、サントリー製品が優先的に販売されていました。食堂車というよりも走るビヤホールといった要素が強い車両でもあったのです。



晴れの日には、相模湾の絶景を見ながらアルコールを嗜むなど、大人の贅沢を味わえる車両であったのですが、国鉄伊東線内での営業許可が下りなかったことから、売り上げ的に低迷をしてしまったので、残念ながら1974年に一般車に改造されてその使命を終えました。ただ、車内のケータリングに一石を投じた車両であることは確かで、生ビールやドリンク類の提供、食事のサービスアップなどについては、JRになってからスーパービュー踊り子やサフィール踊り子、伊豆クレイル、伊豆急のロイヤルエクスプレスなどに思想が引き継がれています。

旅の楽しみをアップさせる美味いアルコール類の提供は伊豆急だけでなく、今の観光列車のほとんどがやっており、スコールカーは期間は短かったものの、旅行客のニーズを捉える画期的なサービスであったことは間違いありません。





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最終更新日  2023.02.25 22:15:59
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