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カテゴリ:鉄道イベント
小倉工場、前回の続きです。 鉄道ランド内は子ども向けのアトラクションが多いのですが、大人向けのものもちゃんとあり、その一つが特急車に使われているシートが置かれている点です。座り比べてみて歴代の特急車の変遷を肌で感じ取ることができます。 こちらは800系のシート。1脚だけ黒いバージョンがあり、これは当初、九州新幹線の部分開業時に導入を検討していたシートもありました。 その中にはあそぼーい!のくろちゃんシートも。これ、実車に入っているものと同じです。 くろちゃんシートはこんなバージョンも。 舞台の上にはななつ星で使われていると思われる調度品が展示されていました。 同じくななつ星関連のものを。リニューアル時に茶室が追加されましたが、秀吉の金の茶室がヒントの一部になっているようです。金の茶室、有馬温泉の太閤の湯内に模したものがありましたねえ~。 一度は乗ってみたいななつ星の車内。有料イベントにしたら盛況になるでしょう(^^)。 こちらは或る列車。次はいつ乗れるやら。 36ぷらす3は人吉遠征と絡めてほぼ年1回の割合で乗ってきていますが、ちょこちょこと車内イベントのテコ入れがされています。 駅弁のパッケージも水戸岡さんが手掛けていたんですね。 入口脇には800系の実車で入っているシートのレイアウト写真が飾られていました。 ミニトレインの脇にはこのような休憩できるテーブルが。ここまでが鉄道ランドになります。 1階に下りてデザインミュージアムへ。ここは1年ぶりです。展示されている椅子や調度品が昨年よりも絞られてスッキリしています。 このタイプの椅子とテーブル、かわせみやませみの車内に置いてあるものとほぼ同一のものです。実車に乗ったような体験が出来るのは嬉しいですね。この類のシートは、再来年に登場するJR北海道の赤い星、青い星にも入るだろうと見ています。 こちらは大人向けの茶室。水戸岡さんのデザインの特徴の一つ、組子細工をふんだんに採り入れたものになっています。全体をようやくかっちりと撮ることができました。 水戸岡さんの車両デザインに関するコンセプトや内装についての考え方を知るには、鉄道ランドとデザインミュージアムの両方を見てもらうとより理解が深まると感じました。前回の記事でお話した車両センターの副所長さんは水戸岡さんについて、「ななつ星を最後にすると言ってたけど、あの人仕事好きだから引退しないと思うよ。引退と言いつつ、36ぷらす3やふたつ星、さらにJR北海道に行って赤い星と青い星だからね。」と述べていました。これを聞いて、水戸岡さんはまだやるだろうなと。実は経済紙のインタビューの中で、ファミリー向けの寝台列車のデザインをやりたいことを仄めかしていたんですよね。寝台列車と言えば、JR西日本のウエストエクスプレス銀河。カジュアルな寝台列車は既に川西さんが先んじて手掛けてしまっていますし、水戸岡さんも内心、「どこかでやりたいなあ」と思われているかもしれません。現在は赤い星と青い星に仕事を集中しているのでまだ分からないのですが、人生の集大成として寝台列車は是非、手掛けてもらいたいと思います。 訪問記はもう1回続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.10.26 00:50:07
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