千の風になって
趣味のサークルの仲間が亡くなった。「仲間」といっても、私より年はずっと上。それでもまだまだ現役、早すぎる、そして突然のお別れだった。亡くなったその日にも、いつもと同じようにサークルに顔を出し、普通に元気だったそう。私はその日、用事で参加できなかった。彼が私たちのサークルに参加してから、実はまだ7ヶ月。それなのに、既にもう何年も一緒にいたように思えてしまうぐらいの存在感のある人で、気さくで、いつも人懐っこい笑顔を浮かべた人だった。彼の遺体はタイで荼毘に付され、お寺でタイ式の葬儀が行われた。サークルの仲間たちもほとんどが駆けつけた。最後のお別れをするために、参列した人は一人一人、故人の手に花びらを浮かべた香りのするお水を注いだ。もうあの笑顔を浮かべることのないお顔を見て、泣けて泣けて仕方がなかった。「にぎやかなことが大好きだった人なので盛大に送り出して下さい」との御家族の希望もあり、私たちは歌を捧げることにした。そのうちの1曲が「千の風になって」。歌詞は、もともとは作者不詳の英語詩を、作家の新井満さんが訳して日本語の詩にしたもの(作曲は??)。「私のお墓の前で泣かないで下さいそこに私はいません 眠ってなんかいません千の風に 千の風になって あの大きな空を吹き渡っています」(全文はここに)しっかり歌わなきゃ、って思っていたのに、余りにもハマリすぎた歌詞に、また泣けて泣けて。。。でも、きっとこの歌詞の通り、彼は風になっていつも御家族を見守り、私たちを励ましてくれるに違いない・・・と信じたい。私自身は、先週からなんだか出歩くことが多くって、おまけに日本から来た友達のタイ旅行ラストスパート(主に食べ歩き)に付き合って、ちょっと疲れがたまってきたところに、こういうことがあったせいか、ちょっとガクっときてました。首がまわらなくなったり(借金はしてないよヨ)、発熱、吐き気でダウン。日記も1週間ほったらかしだったけど、今日からようやく復活。もうすぐこのブログも1周年だし、またボチボチいきますよ~