Graduation!
またまた更新が滞ってしまいました。(って、毎回書いているような気がしますが・・・)たっくんの夏休みがスタート。ダラダラ~っとすごしている割には、とっても疲れている毎日です。で、もうだいぶ日があいちゃいましたが、7月のはじめにあったビッグイベントのことを記しておかなければ・・・たっくん、ついに晴れの「卒園」の日を迎えましたしかし・・・「晴れの卒園式」といっても、当日は未明から土砂降りの雨夜が明ける頃には晴れるだろうという楽観的見通しも見事に裏切られ、降り続ける雨、雨、雨・・・・「当日は必ず8時までに登園させてください」と何度か念をおされていたにもかかわらず、大雨による渋滞でスクールバスが来たのは普段より30分遅れ。これは私たちも早めに家を出なければ・・・と、急遽当初の予定より20分ほど早く出発したものの、案の定の渋滞開始時間に間に合わないかも!いや、でも、他の人たちも遅れるだろうから、開始も遅れるよね・・・とあれこれ気を揉まされたあげく、なんとか予定開始時間ジャストにすべりこみ!すると、他にもまだ到着していない家族がいたものの、意外にも席はあらかた埋まっていて・・・・そして、その中で空いていた一番最前列の席には、「Reserved」「○○○(たっくんの名前)」という紙があわわわわ。そう、幼稚園のすぐ近所に住む友人に、席をとっておいてもらうように頼んでいたのでした。でも、まさかこんなギリギリに滑り込むつもりじゃなかったから、軽い気持ちでお願いしていて・・・・他の父兄たちは、「こんな特等席確保しておいて、時間ギリギリに来るってどういうこと?」って思ってただろうなあひぃぃ、大ひんしゅくだわ・・・・しかし、ここは一応インターの有り難いところで(?)日本人のように遠慮深い=美徳、ではない文化圏の人たちも結構いるだろうから、私が思うほどには、みんなあまり気にしていないのかも(希望的推測)結局、卒園式のプログラムは予定より15分ほど遅れてスタート。まずは卒園生の歌とダンス。たっくんもウチで毎日練習していたけれど、女の子がメインで男の子の出番が少ないな・・・ま、そんなものか。続いて「僕・私が大きくなったら・・」のビデオ上映。事前にそれぞれの生徒が将来なりたい職業を選び、「それっぽい服装」を親が用意。子供たちは「僕は・・・なので、大人になったら○○になりたいです」みたいな文章(先生の手がだいぶ入っている)を、家でも毎日練習。卒園式当日、各自の衣装を着てステージの上でそれを発表するのかと思っていたら、結局、事前にビデオ撮影したものを上映するだけ・・・ということが分かり、ちょっとガッカリ「パイロットっぽい衣装」を用意するのに結構大騒ぎしたのになあ。。。。でも、当日上映されたビデオを見たら、ただ衣装を着てセリフ(?)を言うだけでなく、子供たちが実際にその職業人になりきって演技するビデオクリップに仕上がっていて、おおいに楽しめました。どんなんかっていうと、こんなんです。(手前がたっくん)合間にTGが飛び立つ映像とか、椅子に座って操縦中(のふり)の図、とかスッチー志望の女の子が機内(実際は学校内の廊下に椅子を並べただけ)でお客さん(他の生徒たち)に飲みものを配る映像とかが挿入されていて、なかなかの出来栄えその後、小学部の子供たちがダンスを披露する間に、卒園生は着替え。そして、いっちょまえにガウンを着て、いよいよセレモニーの開始です一人ずつ名前を呼ばれて登場、巻物、じゃなくて卒園証書(らしく見せた紙筒)をもらいました。この証書授与式、タイの大学生並に練習したのか、お辞儀→右手をパッと出して握手→左手で証書を受け取り→胸に証書をあてたポーズで前方に向かってお辞儀・・という流れを、みんな上手にやっていました。But、たっくんは「握手」をすっかり忘れていたようで、張り切って(証書をもらうつもりで)差し出した左手で握手する羽目になり、お辞儀もなんかビシッとしていない・・・・本来ならば、ここが「いつの間にかこんなに大きくなって~」という感涙のシーンなのかもしれないけれど・・・どちらかというと、ハラハラしちゃって、感動するの忘れてました最後に全員が再びステージにあがって歌をうたった時も写真撮影に気をとられて、人より数倍涙もろい私も、涙を流すひまなし。その歌も「雨があがって、It’s a beautiful day! きれいな虹も出てる~」みたいな歌だったから(超意訳。というか、あまり分かってない)ひたすら明るい感じで。これが「いつのことだか~思い出してごらん、あんなことこんなこと、あったでしょ~」みたいな歌(私の時代はこれだったけど、今は違うのかな?)だったら、涙ドバーーーだったかもしれないけどね・・・・それに、「卒園」といっても実は、たっくんを含めたほとんどの子が夏休み明けに同じ学校のYear1に進級するだけの話。しかもこの卒園式の後も、まだ実際の学期の終わりまで丸1週間、従来通り登園することになっており。思い描いていた「卒園」のイメージとは違って、涙も実感も全くない、あっさりとした式でした。それでも後で、ビデオを見直してみたらじわじわと感慨が・・・・コンケンのナーサリーに入ったのが1歳10か月。その後バンコクのローカル幼稚園、そして今の幼稚園と、計4年近くの園生活(そういえば、途中で1か月ベトナムの保育園というのもあった・・・)。タイ語、英語と常に「アウェイ」な言語環境の上に、2回も転園することになったけど、割と適応力がある性格が幸いして、なんとか通い続けられました。今の幼稚園では友達とも仲良く遊んでいるし、先生のいうこともよく聞いて、お勉強もなかなかしっかりと頑張っているようです。私からも「よく頑張ったね」賞をあげなきゃね。 卒園おめでとう!