『産地はもちろん、海域や水揚げ時期にまでこだわった
本物かつ最高品質の島根県浜田のブランドノドグロ
「どんちっち」を専門の仲買い人の目利きと
現地での直接仕入れによりリーズナブルに…』
という完全会員制のお店
非定期的に会員を募集されているらしく
この度?会員になった方にお誘いをうけ
あらうれし …と馳せ参じてまいりました
中目黒駅からほど近い目黒川沿い
店内は「原始焼き」炉が目を引く
カウンター席 …4席のみの小さなお店
のどぐろ尽くし御膳コースをいただきました
最初の一口はアスパラガスの擂り流し
グリーンアスパラの青い香りがさわやかなスープ
島根県浜田ブランドのどぐろ「どんちっち」
スタートはお造りから…
メニュは漢字表記、久しぶりに見た多角数🤤
喉黒姿造り 喉黒棒鮨 山椒だれ 薬味 山葵
姿造りは皮目を炙ってあり
じゅっとにじみ出ている脂が
ほんのりと照りを与えていて んまそ
使い古された言い回しではあるけれど
「とろけるよう」な食感
実際とろけます そして香ばしさもあり
お刺身でいただくのどぐろ おいしいです
棒寿司は一口サイズだけれど存在感あります
酢飯がおいし~ 脂の多いお魚は酢飯あいますよね
お店の方が目の前の大きな囲炉裏で
原始焼きにとりかかっています
この日のお客様は4名ですので、4尾焼き始めます
この「見て見て!」っていうプレゼンすごいわ
立春の朝にしか仕込むことができない
萬斎楽立春朝しぼり
希少価値と言われちゃうと
それだけでおいしく感じる ってどうなんだか…
でも確かにおいしいわ
のどくろしゃぶしゃぶ 季節野菜 自家製ポン酢
お鍋の中に入れるのを躊躇するくらい
うつくしいのどぐろ様 ←入れますけど…
そして目の前のいろりののどぐろは
じっくり焼かれ脂が滴ってくる
これも目が離せない光景
お鍋の中に先にお野菜を投入す
そうすると取り忘れちゃったのだけれど
この濃い紫色の大根から色が出て
とてもきれいなピンクのお湯になるの
そこにしゃぶしゃぶ~ からのパクリ
お刺身ともまた違って脂が程よく落ちて
何だろう… 脂の甘みが減る分
極上の白身魚の旨味が凝縮って感じです
日本酒泥棒だらけのメニュですから…
加賀鳶極寒純米
こちらはキリリとした日本酒
のどぐろもとうとう焼き上がり
小鉢三種はすりながしとうふ
葉の裏が紫できれいな金時草お浸しと五郎島金時
のどぐろ原始焼き 大根おろし 酢橘
石川県奥能登珠洲塩で焼かれたのどぐろは
ポタポタと脂が落ちていたのにも関わらず
まだまだ脂をたたえてふっくらとした身です
そしてこのパリッとした皮の極上の旨味
これは無言になってしまう焼き物 おいひ~
堪らず菊姫山廃純米も緊急招集
さらにお食事は
のどぐろとセリのかまどご飯 吸い物 香の物
ウナギじゃないですよ、穴子でもなく…
のどぐろがこんなに入っている…
炊き込みご飯は好みではないのだけれど
これはもう堪らずぺろりと完食です
お代わりしたくなるくらい…
でもお店の人が「無理なさらなくても
おにぎりにいたしますのでお持ち帰りを」
涙が出るくらいうれしいお持たせ
デザートは自家製黒糖プリンと清美
加賀棒ほうじ茶でいただきお開きです
完全予約制の入れ替え制のためきっちり1時間45分
できればもう少しゆっくりとお酒を飲みながら
のどぐろを堪能したいところですが
あともう少し… というのがちょうど良いのでしょうね
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のどぐろ専門 紡庵
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