無限ループ
夫が飲んで帰って来た。のっけから呂律が回っていない。相当飲んだに違いない。いつものごとく、「飲んでないよ~、全然!」その言い回しが飲んでるっての。娘が録画していたドラマ「はちみつとクローバー」をエンドレスで見続ける。夫は酒が入ると、気に入って録画しているアニメやらドラマを延々と見るのがこれまた定番。何度も入る挿入歌がしつこくて、いい加減こっちの頭がクラクラしてきた。「あのー、うるさいんだけど。ちょっとボリューム下げてくれない?」「え?だって長男がうるさかった時に大きくしたけど、その後下げたのに。それから上げてないのに、なんで下げろって言われなきゃなんないの?」面倒くさいなー、もう。長男が来る前に一度うるさいからって下げさせたのに、またそれ以上の音になってるんだよ。そしてこのドラマを見続けている間に、「今日の晩ごはんは何?」を何回問い、バカ正直に答えてやったか。娘と買い物に行った今日の様子を事細かく話したら、それに対する意見感想もしこたま述べたくせに、「で、今日は出かけたの?」・・・。脳内で話を消化できないなら聞くな。どうせまた噛み砕けないなら話すだけ無駄というもの。だんまりを決め込んだ。「ねーねー。」うっさいよ。「・・・・。」・・・寝てるよ。このエンドレスに付き合わなきゃならない日はいつも思う。どうにかならんか。このヨッパライ。