☆　木瓜の花　☆

◆愚妹が罹っているしつこい湿疹は治りそうにないらしい。
《さっぱり無い！胸の谷間ならぬ平地に気色悪いデキモノがい～っぱいデス。》という嘆きのメールが着信してから、そろそろ一ヶ月である。

お江戸近郊に住んでる妹は、わたひとは違って華奢で色白。しかも一見大人しそうに見えるので、昔から周囲の者はハラハラすることが多かった。その色白の身体に湿疹ー！？と聞くだけで、愚姉は我が事のようにむず痒くなってしまう。

◆告げられた病名は｢ヂベル氏紅色粃糠疹｣とかいうらしい。およそ耳にしたことのない名前！　ネットで検索掛けてもなかなかヒットしない。。。ううむ、これは新種の難病かも、と心配になりさらに検索する。と、
　《　ジベル氏ばら色粃糠疹　》でやっとヒット！？
背中にも胸にもべっとり塗り薬だらけの生活らしいが、やっと痛みからは開放されつつあるんだとか。疲れや睡眠不足などが原因らしいのだとか。

田舎の母と妹は湿疹でもがいている。
この愚母には頭の中い～っぱいに、
　湿疹が蔓延し黴となってしまいそうな日々デス。ううう！