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テーマ:鉄道(22866)
カテゴリ:台湾旅行記
昨夜のサッカー・アジアカップ、日本が優勝しましたね。
私も夜中まで見ていたので、今日はちょっと寝不足気味です(笑)。 さて、前回に続いて台湾の鉄道旅のご紹介になります。 ホテルにチェックインして荷物を置くと、すぐさま今来た台北駅へと戻りました。 台北駅の建物は、五階建ての巨大で重厚な作り、ホームは全て地下にあるため、地上には建物しか見えないんですね。 台北車站 posted by (C)Nao これから向かうのは、台北の東の方にある「平渓線」と言うローカル線です。 平渓線へ行くには、まず北廻線にのって瑞芳駅まで行き、そこから乗り換える事になります。それほど距離は無いので、普通列車でも行けるのですが、今回はせっかくなので、まだ運行して間もない新型の特急列車「太魯閣号」に乗車します。 この新しい太魯閣号はとても人気で、当時はチケットなかなか取れず、プラチナペーパーと呼ばれるくらいでした。 振子列車の威力を発揮して、スピードをあげてカーブを走るために、立ち席は発売されていなかったことも、その理由のひとつでしょうか。 早速切符を買いに窓口へ。 不安を感じながら窓口で尋ねると、ラッキーなことにチケットがありました。旅行の日程上、この日しか乗れるチャンスは無かっただけに、とても嬉しかったですね。 地下ホームで何本かの列車をやり過ごし、やがて私の乗る「太魯閣号」がやって来ました。 台北駅の停車時間は、あまり長くないので、早速車内に乗り込みます。 台北車站地下ホーム posted by (C)Nao 客室の雰囲気は、日本の列車のような感じ。革張りの豪華なリクライニング・シートは座り心地も良く、これなら快適な旅が出来そうです。 肘掛からテーブルが出てくるあたりは、まるで飛行機みたい。ドリンクホルダーもあって便利でした。 周りを見渡すと座席は満席で、ほんとによく乗れたものだと思わず感謝です!。 自強号(太魯閣号)TE1000系の車内1 posted by (C)Nao 出発してしばらくすると、日本の列車みたいに車内販売がやって来ました。 機内食は食べたものの、台湾到着から移動続きで少しお腹が空いていたので、「太魯閣号」のパッケージにひかれて「台鐡弁当」と言う駅弁を買ってみました。 台湾では、日本統治時代に伝わった駅弁が、今でも同じように売られているんです。 台鐡弁当1 posted by (C)Nao 早速、駅弁をいただきます。 中身はちょっと日本の駅弁と違って、ご飯の上に煮込んだ卵や肉や豆腐、野菜などが無雑作に乗っかっています。 見た目はちょっとイマイチでしたが、味の方は、まあこんなものかなあ~という感じ(笑)。 台鐡弁当2 posted by (C)Nao 車内を少し歩いて、先頭車両の運転席付近まで行ってみました。 最前部からは、運転席や前方の視界も見えて、とても楽しかったです! 自強号(太魯閣号)TE1000系の運転席 posted by (C)Nao さて、列車は台北駅を出発して、しばらく走ると地上に出ました。 車窓に広がる台北の町並みは、どことなく日本の雰囲気と似ていますが、時折現れる中華風の寺院などの建物が、ここは台湾だと気づかせてくれます。 自強号(太魯閣号)の車窓1 posted by (C)Nao やがて町並みの風景が徐々に消えて、山が近くに迫ってきました。 古い港町である基隆への分岐を過ぎてしばらく走ると、列車は乗換駅の瑞芳へ到着しました。 自強号(太魯閣号)の車窓 posted by (C)Nao 降りたホームで、列車が出発するまで記念撮影(笑)。 今回乗車した太魯閣号の営業速度は130km/h、台北から東海岸の花連を最速2時間で結んでいます。 その新型車両(TE1000系)は、台湾初の振子式特急列車で、JR九州の885系「つばめ」の技術を用いた日本製の車両なんです。 自強号(太魯閣号)TE1000系/瑞芳車站 posted by (C)Nao ここ瑞芳駅は、平渓線への始発駅になっている比較的大きな駅です。 ホームには、私と同じようにそちらへ乗り換える人たちが大勢いました。 やがて列車は瑞芳駅を出発していきました。 次回はこの列車に乗って、東海岸の花連へ行って、列車の名前にもなっている太魯閣渓谷を見てみたいものです。 さて、次回はいよいよ平渓線へと入っていきます。 自強号(太魯閣号)TE1000系/瑞芳車站 posted by (C)Nao にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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