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テーマ:吹奏楽(3434)
カテゴリ:音楽関係
昨晩シンフォニックバンドのリハーサルに出かけた。
右隣に座っていたメロディーが 昨晩はなんとなく気分が沈んでいるのがわかった。まるで生体リズムが止まってしまったようだ。 どうしたの?と聞いたら、何でもないよ、何時も通り、でもどうして聞いたの?と聞き返されたので、なんかいつもより随分静かなんだなぁと思ったから、、、、と答えた。 休憩後 席に戻ったら、“実はね、とっても大好きだった猫が死んだの。サイミーズで11年も一緒に住んでいて私のベイビーだったのよ。貴方に言われてどんなに自分が悲しんでいるのかが 判ったの’と話してくれた。 とってもスィートな人なので、気持ちが判って悲しかった。 ところで、教会バンドのリサマリーもスィートな人だけど、彼女の場合は競争心が強く、それ自体は素晴らしいことだけど、自分が勝っていないと攻撃的になったり 病気になったりと非常に 不安定な人だ。 それで隣で吹いている私は そういう心の動きがはっきりわかってしまうので、とてもやり辛い。 日本人はアメリカ人よりずっと 周りをおもいやる心使いがあるので、自然に他人の気持ちがわかってしまうから。 さて、昨日のバンドで左隣に座っていたのは、キャシー。 キャシーは温和で努力家、その上本当に優しくて派手ではないけど 周りを暖かく包む様に明るくするタイプの人だ。 私に‘先回の演奏会でのピッコロとってもよかったねぇ~’と励ましてくれた。 リーダーもこのタイプ。 それで、気が付いた事があった。 私はアメリカ人より敏感なので、他人の幸、不幸を感じ取って、今までは不幸の人にチャンネルを合わせていた。不幸の人の前で幸せオーラを出すのはギルティに感じてしまうから、、、 でもそうする事によって 自分自身がふさぎ込んでいた。不幸の方が幸福より強い感情なので影響力も大きいのだろう。 で、気が付いた事とは、自分の感情は意識してコントロールすべきである事だ。 つまり他人からの負のエネルギーを引き金に自分自身が直面している問題を何時までも引きずってくよくよふさぎ込まないと言う事だ。 不満、不平のない生活を送っている人はいない。でもどこに自分の意識を持っていくかで 幸せ度はかなり違って来てしまう。 キャシーは良いお手本だな、と思った。 音楽は私に沢山の経験を与えてくれる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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