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[医学関連] カテゴリの記事

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• 心電図イベント発生。

  今日の透析室での出来事…。本日の心電図イベントの紹介です。透析開始2時間目から血圧低下しはじめたので（開始時140/80、低下時100/50）ヘホチール入りの生食を50ml/hで開始。その後、30分で110/80に回復。そのまま経過観察をしていると、イベントは発生した…。まず個人用のコンソールに備え付けの血圧計が警報を発した。警報内容を確認すると、「脈拍異常」と表示してある。画面を変えるとHR48と表示してあり、BRADYの疑いが…。すかさず触診でパルスチェックをするとやはりBRADY…でもリズムがおかしい…、何か二段脈のように抜ける…。ここで心電図モニターでモニタリングをしてみると、基本調律はSINUS。でもPACによる二段脈と判明した。そこで、患者さん本人に確認すると、PACがでてパルスが落ちたときに胸部重苦感が出現すると発言した。PACで胸部重苦感を訴える症例を体験したのは初めてに近かった。以前までは胸部違和感を訴える症例が多いだけに、注意深く観察しました。念のためエホチール生食による誘発を疑い、生食のみの補液に切り替えました。その30分後には、出現頻度・胸部症状こそ減少するも、やはり消失には至りませんでした。今回は貴重な症例だったと、認識しています。（絶対的な症例数が少ないからかもしれないけど）胸部重苦感は、PACにBRADYが重なり若干の血液供給バランスが破綻したのかと解釈しています。ちなみに、基礎疾患にDMを持つが循環器の既往はなし。（CORONARYに動脈硬化性病変でもあるのかなー？）でも実際のところ、どうなんだろー？

  Oct 20, 2005

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• 腎性貧血について…

  久々の日記になってしまった。丁度良い記事があったので書こう。最近は腎性貧血について調べる毎日を過ごしています。どうしても透析患者さんは、腎機能低下による貧血を合併しやすいです。それは、正常な腎臓であれば造血ホルモン（エリスロポエチン）を体内に分泌するのですが、透析患者さんは、その機能を喪失しているので、赤血球産生能が低下することからくる貧血を合併しやすい訳です。そのほかに、主な原因として鉄欠乏があります。共に、エリスロポエチン注射・鉄剤注射をすれば改善します。しかし、「エリスロポエチン抵抗性貧血」たるものがあります。いろいろありますが、その原因のなかに「アルミニウム蓄積」があります。アルミニウムがエリスロポエチンに与える影響がまだわかりません。明日も調べないと…。

  Oct 18, 2005

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• 向上心の重要性

  各医療機関、優秀な人間もいれば、そうでない人間もいる。でも根底に「飽くなき探求心、あるいは向上心」を持つ者は、優秀な人間に追いつく事はおろか、それを凌駕する事が可能になってくる。それを痛感した瞬間に遭遇したので、ここで紹介しよう。ある医療機関の臨床検査技師がいつも通り、検査室で心電図を取っていた。それは、どこにでもある光景かもしれない。しかし、その日は違っていた。冒頭でも述べたが、臨床検査技師にも様々な人間がいるものだ。その日も、いつも通り透析患者さんの心電図を取っていた。重要なのはその心電図から発せられるメッセージを、読む人間が正確に把握できるかどうかの問題だ。取った心電図が透析室に届いたので、いつも通り目を通したら、驚きと共に愕然とさせられた。基本調律がRSRの患者さんがその日突然、CONPLETE A-V BLOCKに豹変していた。すぐに患者さんの元へ行き、バイタルサイン・自覚症状などを収集し、すぐにドクターに報告するという事態が発生。この後紹介先の循環器病院で、PM IMPLANTETIONがあったのは言うまでもない。心電図を取ること自体は、教えれば誰でも出来る。しかし、基本調律と対比して相違点があるかどうかを見る。相違点があれば、ピンポイントで判断する。（虚血所見なのかリズム異常なのか）こんな事を言うと、失礼かもしれないけどそんな判定も出来ないようであれば、臨床検査技師失格だと僕は思う。今回は明らかなアダムストークス発作が出なかったから軽視されたが、症状ありで気付くようなら遅い場合もあると思う。今日は長文になったけど、なんかスッキリした気分だ。

  Oct 11, 2005

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• 情報誌作成

  今日今月号の情報誌を作成が終了し、後は院長の許可待ちといった状況だ。今月は、降圧薬の種類と働きについて特集してみた。新薬誕生頻度が高い領域の薬だ。なかなか、幅の広い領域の話題だけに今回も作成には苦労したなー。糖尿病を持つ患者さんの血圧管理は非常に難しいし。来月の特集は何にしようかと悩んでます。

  Sep 27, 2005

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• 辛いだろうなー。

  今日、聞いた話をしよう。ある看護師が透析患者さんに、質問をされた。「あのさー、リンとカルシウムの積で何がわかるの？」透析業務に従事していくうちに疑問に思う事柄の一つである。勤続年数の少ない看護師であればあきらめもつく。しかし、最近准看護師から正看護師になったばかりの話だ。しかも若手よりは中堅に位置する有望な人間だ。僕は非常に残念でならなかった。キャリアを積めば仕事は覚えることが出来ると思う。しかし、この業界は日進月歩の世界…。最新の情報や動向、並びに学術的な知識については別だ。やっぱり、本人の意志の問題なんだと痛感させられる瞬間だった。

  Sep 26, 2005

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• 血圧低下時における対応

  今日は少し専門的な話をしようかなー。先日、ある透析室で透析終了間際に、ある患者さんが血圧低下を起こした。透析施設ではよくある事です。しかし、対応については施設間での違いはあると思います。その透析施設での対応を見ることができたので、説明しましょう。血圧低下により、意識消失を起こした際、生理食塩水を入れる対応を取っていました。これに関して異論はないのですが、入れても回復する見込みが無いにも関わらず、意識が回復するまで入れ続けるのは、どうかと思います。ということは、この施設では普段からこういう対応をしてきたと考えられます。僕はこういう場合は、まず生理食塩水を入れてもなお意識回復が見られないときは、心電図モニタリングを施行し、心拍確認をするのが優先と考えます。最悪心拍が確認できない（VT,VF）場合は、カウンターショックによる除細動を施したり、心肺蘇生をするといった対応をすべきですよね。独り言が長くなってしまった。でも間違ってると思うなー。

  Sep 22, 2005

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• 動作確認

  あっ、忘れてた。今日カウンターショックのテスト放電の日だったー。まっいいや、明日テストするか。

  Sep 20, 2005

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