初詣 in鷲宮
新年明けて早3日目。唐突ながら鷲宮神社に行って来ました。鷲宮神社と言えばその手の方には最早説明不要でしょう。「らき☆すた」にて柊家のモデルとなり、一躍有名になった神社です。それが雑誌で公表されるなり大きなお友達の間で話題となり、聖地巡礼と称して日々集うオタクの方々。写真撮影は勿論のこと、絵馬に描かれるのは決まってらきすたのキャラクター達です。地元が迷惑がるのも当然と言えますが、神社の神主さんと商工会の皆様はそれを逆手に取り、角川と提携して限定グッズの販売を企画したり、先月には「公式参拝」として大規模なイベントを開催したり。そんならきすたファンなら一度は行ってみたい聖地、鷲宮神社。三箇日のうちに初詣を済ましておきたいなと思い、この日に鷲宮へ赴くことに決めました。今回同伴したのは、ジャンフェスでもお世話になった宵月君。何だかんだで彼とは3年来の付き合いになる訳ですね。さて、鷲宮はうちの地元から電車で実に2時間以上もかかる距離。交通費も片道で1000円を超え、時間的にも金銭的にもかなりを消費する旅となりました。宵月君はより遠い鎌倉の方から出向いて来る訳ですから、僕以上に交通費が馬鹿になりません。一人旅は寂しいなー、なんて勝手な思いから気まぐれで誘ってしまって申し訳無いです。そんなこんなで僕の最寄り駅で待ち合わせ、10時半過ぎに出発。東北線で日暮里まで出、そこから常磐線に乗り換え北千住、さらに東武線で…と乗り換えに乗り換え、鷲宮駅に辿り着いたのは12時を回っていた頃でした。神社まで誘導する看板があったのでそこからは特に迷うことなく、10分もかからず目的地へ。のどかであまり人気の無い町並みとは反して、神社の前には既に大勢の参拝客が。初詣のこの時期ですからね、当然でしょう。問題はこの中の何割が“その手の方”なのかということですが(苦笑)という訳で鳥居の前でまず1枚。 はい、オープニングにてかがみんが踊っている場所そのものですね。右に一応比較画像でも。クリックで拡大してご覧下さいー。いやはや、やはり実際のロケ地を目の当たりにすると興奮しちゃいますよね。位置を変えて写真を撮りまくるナスビの姿は、一般の参拝客にとってさぞ怪しく見えたことでしょう。しかしながら神社前はかなり混雑していまして、あまり思い通りの構図とはならなかったかも。比較画像から分かるように、もう少し後ろからの構図でしたね。もっとちゃんと確認しておくべきだった…。それにしてもこの再現度は流石京アニとでも言いましょうか。ここにかがみんとつかさが住んでるんだなー、なんて思うとやっぱりドキドキしちゃいます。妙に親近感が沸くというか。…ご察しの通りキモオタです。そう呼んだ方が良いでしょう。神社手前にある伝統感溢れる茶屋さん、大酉茶屋の前にはこんな石版が。石版には巫女服姿の柊姉妹が刻まれています。とっても可愛いです。これも写真では見たことがありましたが、やはり実物は違いますねー。しかし神社にこんな物を立ててしまうとは…限定グッズの販売も含め、何と商魂逞しいことか。これが関東最古と言われる、由緒正しき神社の成れの果てです(注:褒め言葉です石版の周りには僕を含め、常にカメラを構えるその手の方々が。中には「何これ、アニメのキャラクターなの?」なんて反応をするおばさんもいたり。大丈夫、それが普通の反応ですから(笑)茶屋の中には入らなかったのですが、中には声優陣のサイン色紙が飾ってあったそうですね。今度機会があれば覗いて来よう。一通り写真撮影を済ませた後、鳥居を潜り神社の中へ。しかしかなりの列を成していたため、参拝は後回しにして先にお守りやらを買おうと敷地内へ。販売コーナーでは何人もの巫女さんが出迎えてくれます。この時期になるとかがみんもつかさも大変ですねー。何て考えちゃう辺り、もうキモオタを否定できません(ぁ美人な巫女さんもいたりして、リアルに興味無いと言いつつ購買欲をそそられちゃいます(笑)という訳で一応受験生ということで、合格祈願のお守りと絵馬を購入。「500円お納め願います」なんて言い方するんですね。それらしくて実に良い。そして絵馬については…ここではノーコメントと言う事で(ぇいやまぁ、あまりにも痛い内容書いちゃった&描いちゃったし…ねぇ。周りが周りだから浮いてるなんてことは無いんだけども、やっぱりブログで公表するのは恥ずかしいです。という訳でもし鷲宮へ行く機会があれば(無いと思うけど)是非、ナスビの描いた絵馬を探してみて下さいねw写真は目に入った中で特に上手いなと思った2枚。一発描きが苦手な僕にとって、こういうのは素直に尊敬しちゃいます。勝手に撮って勝手に載せて良かったのか…まぁ問題無いでしょう。何だかんだで神社を後にし、今度は鷲宮限定のポストカードを買おうと町を転々。このポストカードは地域内のありとあらゆる店で売られておりまして、雑貨屋さんは勿論、文房具屋さんにも酒屋さんにも置いてあったりします。しかし一人一枚までの購入制限があるため、三軒回ることになりました。最初は一番近い駅前の雑貨屋さんで1枚購入。絵柄は二種類、アニメの原画家さん堀口さんと原作者の美水先生のの描き下ろしイラストです。どちらも可愛いことこの上ない。一枚買った後、あと二枚を求めてもう二軒。駅の向こう側を写真を撮りながら回って来ました。途中の酒屋さんのおじさんは人柄も良く、少しの間駄弁ったりもして。取り合えず三枚確保し目的は達成したため、まだ2時過ぎですが鷲宮を後にします。折角なのでここに撮った風景を4枚載せて置きますね。とてものどかで良い町なのです。空が反射して川が綺麗なグラデーションになっているのがお気に入り。天候にも恵まれて本当に良かったです。 その後、ナスビの独断で春日部に寄って行くことに。ホント、交通費もかかるというのに付き合わされる宵月君の身にもなって下さい(ぁ春日部に寄る理由は、これもその手の方になら説明は不要かもしれませんね。春日部駅前と言えばオープニングでつかさが踊っている場所。かがみんの所には行ってきたのだからつかさの所にも、なんていうナスビの柊愛です。そんなこんなで撮影を終えた後に駅前の喫茶店で一休みし、帰路へ。色々あって時計の針は既に4時を回っていました。取り合えずここでも比較画像を載せて置きますね。こっちは構図も考えて撮ったからバッチリ…だと思います(笑) と言う訳で、新年早々ナスビの長旅はこれにて終了です。往復で電車に揺られる事4時間以上、交通費は3000円近くもかかってしまいますが、それだけに僕にとっては上々の収穫でした。しかし、帰りの電車で気付いたことが一つ。この日記を隅から隅まで読んでくれた方(いるのかw)ならもうお気付きかと思いますが…初詣と言いつつ参拝するのを忘れた(ぇーかなり並んでいるからと後回しにしていたら完全に忘れてました。これは痛い。これが今日の最大の失態でした…。時間かかっても並んでおくべきだった…orzさて、気を取り直して。纏めになりますが、かがみん達の地元を巡ってハッキリしたことが一つあります。それは「らき☆すたキャラではかがみんが一番好きだ」ということ。こなたもゆーちゃんも可愛いし、誰が一番とも決め難いのが本音なのですが、一日中かがみんのキャラソンを聴いて、そしてかがみんの地元を巡って気付かされました。でも何て言うんでしょう、俺の嫁だとかそういう感情じゃないんですね。友達に欲しいタイプというか。むしろかがみんにはこなたとラブラブして欲しいです(ぁwキャラソンからも垣間見れる、こなたへの気配りに改めて惚れました。こなた×かがみんやら、ゆーちゃん×みなみちゃんやら、男性キャラが少ないせいか浮かぶカップリングは百合ばかり。らきすたで百合に目覚めた方も少なくないのでは?…とまぁちょっと話が脱線している気がしますが、今回の詣でていない初詣の紀行文は以上。宵月君には迷惑かけてしまったかもしれませんが、楽しめたようなら何よりです。来年もまた行きたいな、来年こそはちゃんと詣でないとな、なんて思いつつ。長旅で疲れたので、ロザバンでも見て寝ることにします。宜しかったら写真などの感想でも下さいね。それではまたっ。