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カテゴリ:読後感
次郎先生のマニアック中国史ものが出ました。
私は嬉しい♪ 今回の舞台は満州! 主役は”張作霖” 満州馬賊の侠気と狂気が炸裂してますね。 勇壮で非情なアウトローの節義と美学を、ファンお馴染みの浅田節で濃厚に謳いあげてますなぁ。 時代は傑作「蒼穹の昴」から続く清朝末期。 春児や西太后、光緒帝など懐かしいキャラもお出ましになってよい按配である(春児の兄貴が狂言回しだしな) あえて描くに難しい時代に挑戦する”歴史小説家”浅田次郎の豪腕が大日本帝国の侵略と抵抗をいかに描くか?期待である。 たぶん次郎先生なら「侵略と抵抗」という簡単な図式を越えた美しい絵図を見せてくれると思うのですが^^ 現状星4ケは続き物ゆえ。 全4巻らしいですな。 中原の虹(第1巻) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 2, 2006 10:02:30 PM
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