体にいいパン、悪いパン。(週刊現代・参考)
高血圧、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、がん、認知症……リスクが高まるのはこの商品(パン)❢❢大手4社の100商品を《全実名テスト》。「唇をくすぐるいい香り。食感もフワフワだっとり、モチモチだったりで心地いい。でも、美味しいものには毒があることも。スーパーなどで手軽に買える約100種類のパンを調べた」●二人以上世帯での年間支出額。2000年=米4万円。パン2,7万。麺類1,9万。2020年=米2,4万。パン3,2万。麺類2,1万。……日本の食卓で主役の座は、米からパンに変わったかのようだ。データ/総務省・調査。~食パン・ロールパン・クロワッサンを「飽和脂肪酸」の量でランキング~※飽和脂肪酸とは脂肪酸の一種で、脂肪酸は二つあり、もう一つは「不飽和脂肪酸」である。・飽和脂肪酸の特徴:常温で個体のものが多い。酸化されにくい。・動物性であり体内に蓄積されやすい。・肉(の脂身)、牛乳、バター、卵黄、チョコレート、ココナッツなどに多く含まれる。・毒性が低く、抗菌作用があるためシャンプーや石鹸などにも使われる。・ただし、飽和脂肪酸は過剰摂取すると生活習慣病(糖尿病・肥満・高コレステロール血症・高血圧)を招く危険がある。・飽和脂肪酸は不飽和脂肪酸より少ない割合で摂取するのが好ましい。・体内で合成されるため、必須栄養素に含まれない。・現代の食生活において、飽和脂肪酸が過剰摂取されることのほうが多い→LDL(悪玉コレステロール)や中性脂肪を増やし、心疾患のリスクを高める。他にも動脈硬化が促進されたり、ガンのリスクもやや上がる。しかし、不足すると脳出血や生活習慣病のリスクが高まる。・クリームチーズを始め、チーズ類は飽和脂肪酸が多い。・飽和脂肪酸は一日「16g」まで。(下に量(g)を記載。■印)※不飽和脂肪酸の特徴:常温で固まりにくい。体内で合成できないものがあり、必須脂肪酸とされる。・魚の脂、オリーブオイル、えごま油、亜麻仁油など。・摂りすぎると血栓(血液ドロドロ)のリスクが高まる。★食品・食材ごとの含有量を知る★・脂身付きの和牛サーロイン100gは一日の(飽和脂肪酸の)摂取目標を満たす。・主食では、ご飯は飽和脂肪酸を気にせずに食べられる。しかし、パンは種類や食品ごとに大きな差がある。しかも、バターをぬったりチーズを一緒に食べると、一気に摂取量が上がる。●こんがり焼けたトーストの上で、バターがジュワっと溶けている……ああ、たまらない❢でも、旨いからといって食べすぎてはいけない。「脂肪酸」の摂取過多になり、大病を引き起こすことがある。(バターひとかけ10g前後で、飽和脂肪酸は5g。食べ過ぎは心筋梗塞のリスクが)●ただし、(筆者は)高級食パンが好きで、「乃が美」や「に志かわ」の物をよく食べます。直近では21年3月6日に「乃が美」、20年12月15日に「に志かわ」の記事を書いています。(店内や美味しそうな写真つき)しかも「に志かわ」では、とろけるチーズを載せて、バーナーで炙ってから食べると凄く美味しい❢❢という記事を書きました。(これも写真つき。その以前の記事にはバターをかけました)しかし、「これが体に良くない」と今回、書いているのですから矛盾の極み(^_^;)今は1斤、以前は2斤買っていました。パンは小麦粉でできているので、これも食べ過ぎは健康に良くないという、一つの理由です。■食品によって「飽和脂肪酸」が含まれる量はこんなに違う。★主食(100gあたり)・カップラーメン、8,27g・即席ラーメン、7,31g・蕎麦(乾麺)0,49g・スパゲッティ(乾麺)0,39g・うどん(乾麺)0,25g・そうめん(乾麺)0,25g・ご飯、0,1g★肉(100gあたり)・和牛サーロイン(脂身つき)16,29g・和牛肩ロース(脂身つき)12,19g・豚ロース(脂身つき)7,84g・鶏もも(皮つき)5,67g・鶏むね(皮つき)5,19g・豚ヒレ、1,29g・鶏ささみ、0,23g★乳製品・肉加工品・卵・クリームチーズ(30g)6,08g・バター(10g)5,04g・カマンベール(30g)4,46g・ベーコン1枚、2,9g・ウインナー1本、2,2g・ヨーグルト(無糖100g)1,83g・鶏卵(全卵1個)……つづく。