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カテゴリ:栗
ちょっと前の話になってしまいましたが…
2月10日は幸せな日でした。 今年も栗コーダーカルテットの笛日和に行って来ました! 新所沢にある古楽器用の小さなホール、松明堂ホール ここは、恐ろしく響きの良い地下のホールで、生音! 今年は1時半からと5時半からの2回公演になりました。 整理券貰う都合もあるし、二度目のほうがリラックスしてそうなので、後半の部にしました。 古楽器用のホールを意識した演目になっていました。 栗コーダーの演奏は、すごくリラックスして聞き惚れる曲と、ちょっと挑戦って感じで、興味深く聞く曲があるのですが、 バート・バカラック来日記念?の2曲の映画音楽は、なんとなく栗原さんのリコーダーの早弾き(笑)をハラハラ見守るような感じになりました。 そんな空気が伝わったらしく 「もしかしてみなさん、すごく応援してくれてました~?」 なにしろ栗コーダーは、それぞれ別の楽器のプレーヤーが、思いつきでリコーダーのカルテットを作ったというグループ。 その2曲は結成当時から演奏していて、「今の技術なら難なく吹けるけれど、どうもその時のことが浮かんで来て…」ということらしいです。 4人全員が笛の曲も、なんとなく緊張感があってフレッシュでいいのです。 それから、なぜかウクレレのコンピアルバム参加で、すっかりウクレレづいた栗Qですが、全員ウクレレの曲(今回はなしでしたが)も、 栗原さんと関島さんが緊張していていいのです(笑 あまりに響きの良いホールだから、と、近藤さんのバッハのギターソロ(無伴奏…チェロかな?)を聞かせていただきました。 これは1時半の部にはなかった演目だそうです(たぶん、その代わりアイネ・クライネ・ナハトムジークあたりが削られたと思います) このホールは、リュート奏者のつのだたかしさんが音楽設計に携わっています。 つのださんは、つのだ☆ひろさんのお兄さんで、そのお兄さんはつのだじろうさん(1番上のお兄さんは床屋さんというトリビアも披露されました・笑)。 つのだじろうさんの関係で、藤子不二雄Aさんの『愛…しりそめし頃に…』第7巻の「百面相とリュート」に登場されるそうです。 バート・バカラックの公演には、4人一緒に聞きに行かれるそうで、 「14年やってて4人揃ってコンサートは初めて」 「焼肉ですらしたことないのにね」 とのお話がちょっと意外でした。 ほかにもちょっと薀蓄話があって、ドノヴァン(英国のボブ・ディランなどと言われる)の曲も演奏されたのですが、 「仲井戸麗市さんの麗市は、ドノヴァンのラスト・ネーム、レイッチから」 というのをお聞きしました。 仲井戸さんと言えば、元RCサクセションですが、奇しくも(?)この日、清志郎さんの病気後初の復活コンサートが武道館で行われていて、 仲井戸さんも登場されたそうです。 それから、栗原さんが吹かれる楽器の中でもめずらしい、ピアニカのような鍵盤楽器「アンデス」。 音は笛なのです。 笛なのに鍵盤だから和音も出ちゃうのです。 これ見た人はたいていびっくりして、ちょっと欲しくなるのですが、それまで「もう廃盤になったんですよ」と説明されていたもの。 なんと、復刻発売されたそうです。 アンデス25F(鍵盤が25あるので25.Fは復刻のF) 学校教材として作られたアンデスですが、吹く強さによって音程が不安定になるので、クレーム続出だったのだそうです。 スズキ楽器の営業さんにはトラウマだとか(笑 栗原さんが使い続けなければ、この復刻はなかったでしょうねぇ。 なにしろ、栗Qのコンサートに行くと、なんだか笛が吹きたくなってくるのですよ。 「アンデス25を吹いてみた」というフラッシュ動画があると栗原さんがおっしゃっていたのですが、 見つけられませんでした。でもニコ動アフィからアンデス25F買った人がいた! 代わりに怪獣ブースカを→ ■ニコ動(見るにはアカウント取得が必要です) ■YouTube これがアンデスです! セリフ部分をどう演奏しているかが聞きもの(笑 ニコ動は画像が悪いですが、歌詞がわかります。 (これ、私の初栗、渋谷のライブハウスでのライブ!) ビートルズの「夢の人」、ジブリ版「カントリーロード」なども聞けて満足でした! 84席のホールですから、どこで聞いてもいいのですが、上手の1番前にしました。 目が合っちゃうこともあるので、ちょっと恥ずかしいですけどね。 昨年の笛日和の日記は こちら■ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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