ケルトの夢

記念すべき15周年ツアーファイナルが、19日、赤坂BLITZで行われました。

この日は、スペシャルなゲストがたくさん！！
まず、チケット発売後に決まったUAさん。
UAさんはNHKみんなのうた「PoPo Loouise（ポポ・ルイーズ）」で作詞と歌を。
「PoPo Loouise」をステージで聞けるなんて！
もう、楽しみにしていました～


そして、開演時間になって現われたのは…

寒空はだかさん！！

実はこの日の開演時刻を、栗のオフィシャル・メルマガ笛仙人にて、「19時半（本当は19時）」とアナウンスしてしまったらしいのです。
この30分をどうしよう～、と4人はじめ関係者各位心を痛めたと思いますが、そこをはだかさんが友情出演でオープニングアクトを担当。
「30分とは申しませんが、まことに申し訳ありませんが、少し開演を遅らせていただくことに。
かといって始まるまでのタイムラグを、栗メンバーがプログラムとは別の特別演奏したら、来られなかった方に不公平になる。
ここは、お得感の薄いゲスト登場で」
とおっしゃられて、見事なMCと、ミッドタウンにふさわしい「東京タワー」はじめ、ご自分の歌を披露して下さいました。

もう、「お得感の薄い」どころではないですよ！
思いがけないプレゼントに、すんごく嬉しかったです。

こうして嬉しいハプニングで始まり、１5年の軌跡を丁寧になぞる、充実感の強いステージだったのですが、さらにびっくりなゲストが続く…

なんとUAさんが「もう一人のレディ」と紹介されて名前を呼ぶと…！


本物のPoPoちゃん登場～！！

なんとも賢くて、黒い毛並みの美しい犬さんで、PoPoちゃんと同じステージ上で、PoPoちゃんの歌が披露されるという！


栗原さんがブログで、リハーサルで泣きそうになり、まずい。この声に慣れないと、と書いてらっしゃいましたが、本当にUAの声の力はすごい！
（私は、初めてこの歌を聞いた時、知らずに泣いてしまいましたが、この日も、聞いたら泣いちゃいました）

ところで、「PoPo Loouise」は結果的に一発録りだったそうです。
「私、自分のファーストテイクに勝てないんですよ」とUAさん。
だから、デモテープ、録音時に2回、今回のリハと本番、とまだ大変に演奏回数が少ない楽曲だそうです。


大変充実した内容の、聞き応えたっぷりなステージでしたが、3人（？）のゲストを見ても、栗のみなさんの紡いでいらした15年間が偲ばれるというもの。

さらに、開演前に泣く泣く仕事に向われたという竹中直人さんや、駆けつけた方々の顔ぶれ…「ジャム・ザ・ハウスネイル」の野村辰寿さんや、「つみきのいえ」「或る旅人の日記」の加藤久仁生さん、 PoPo Loouiseのアニメーションで賞を取られたという坂井治さん。
他にも昇太さん、原マスミさん…などなど。
すてきな人やお仕事との、この数珠繋がりぶり！
端的に栗の15年というものを表しています。


あ、「ウクレレ手塚治虫」からアトムを演奏して下さったのですが、すてきなイントロ、2本のウクレレでした。
すごいコンビネーション！