[動物愛護] ブログ村キーワード
先日、産経新聞大阪版に
「中之島公園の猫たち」の活動についての
記事が掲載されました
今回、記事になるきっかけは
支援者さんからのメールでした
そのメールを読まれた記者さんから
ご連絡をいただき
先月、公園事務所のおじさんと
司令塔Aさんが取材を受けました
3月3日の朝刊に
記事が掲載されるというご連絡をいただいたのは
その前夜のことだったので
ブログを読んでくださっている皆さんに
お知らせするのが遅くなってしまいました
突然の記事掲載に、驚かれた方も多かったと思います
ご心配をおかけしてばかりで
本当に申し訳ありません
記事を読まれた方たちから
たくさんのメールやメッセージが届きました
「淡々とした内容だったので心配です」
「このまま「猫の部屋」がなくなってしまうように感じて…」
「何かできることはないですか」
「役に立つことがあれば教えてください」
初めて「猫の部屋」のことを知った方たちは
今、自分に出来ることがないかと
ご連絡くださいました
そして、以前からブログを読んでくださっている皆さんは
すでに、私や秘書たち
「猫の部屋」関係者全員と同じ気持ち、同じ目線で
今の状況がどうなっていくのか
見守っておられます
大阪市に存続を訴える意見を
送ってくださった方たちもおられるようで
多くの優しい言葉をいただきました
本当にありがとうございました
そのすべての皆さんに
心から感謝しています
客観的な立場から
事実を伝えることが報道の原則…
取材してくださった産経新聞社の記者さんは
ご自身も猫と暮らしておられる優しい方でした
Aさんから、中之島のことや野良猫たちのこと
いろんなお話を聞いてくださったそうです
ただ、新聞に掲載するとなると
様々な規制は多いはずです
取材を続ける中で
多分感じてくださったであろう
「猫の部屋」に対する思いや考えを抑えながら
書いてくださったのだと思います
皆さんには、またご心配やご迷惑を
おかけしてしまいましたが
今回、掲載してくださったことにより
多くの方たちに「猫の部屋」のことを
知っていただくことができました
産経新聞社のHさん
本当にありがとうございます
「もともと飼い主のモラルの問題で
市有地での保護施設の設置に疑問を持つ市民がいることも
念頭にいれなければならない…」
記事を締めくくる大阪市側のコメント
確かに、いろんな考え方がありますから
すべてにおいて
冷静な判断を下さなければならないことです
しかし、現状として
動物の遺棄は絶えません
今より効果的な啓発活動を行ってほしい
今より具体的な予防策を実践してほしい
野良猫たちを生み出さないよう防止することが
様々な考え方の人たちにとっても
いちばん重要なことなのではないでしょうか
そして…
今、そこに存在する命は
一代限りの猫生を全うできるよう最善を尽くす
「どこかへ行けばいい」とか「殺処分すればいい」という
自分の視界から消し去るだけの方法ではなく
根本的な解決策があるのではないでしょうか
動物を遺棄した人間の罪
遺棄を予防できなかった責任
繁殖を止められなかった責任
それは、私たち野良猫の責任ではなく
人間の責任です
行政だけでも、愛護団体だけでも
もちろん、市民だけでもできないことが
様々な立場で協力し合えれば
きっと解決に導けるはずです
そして、もう二度と
同じようなことが起こらないように
しなければなりません
公園事務所さんに土地をお借りして
司令塔Aさんはじめ、秘書たち、お当番さんたち
一般の市民である人たちが
「猫の部屋」の運営をすべて行ってきました
この活動に賛同してくださった動物愛護団体さんには
多大なるご協力をいただきました
また、仲間たちのために必要な物資は
「猫の部屋」を応援してくださる
多くの支援者の皆さんに協力していただいています
中之島公園の活動は
行政と愛護団体、一般市民が
責任と負担を分担する一つの具体的な形
このシステムが成功と認められれば、
「工事期間中の一時的な措置」という枠を超え、
正式な公民協働の取組みとして認められるかもしれません
今後の展開が
「猫の部屋」の仲間たちをはじめ、
他の場所にいる野良猫と呼ばれている猫たちにとっても
大きな一歩となりますように…
「中之島公園猫対策協議会HP」 info@nakanoshima-cats.com
「中之島公園の猫たち」 nekomat@nifmail.jp
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