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1月7日付の産経新聞
こんな記事が載りました
「野良ネコ天国 大阪市、解消へ官民連携」
捕獲されて殺処分される野良イヌが激減する一方、
殺処分される野良ネコはそれほど減っていないことが
7日、国の調査で分かった。
ネコがイヌより多産で飼い主に捨てられやすいうえ、
都市化が進んだ街では野良イヌという「天敵」が姿を消して
ネコにはすみやすい環境に。
しかも、公園では「かわいい」とみなされ餌付けされて
増殖しているのが原因という。
こうした傾向は特に都市部で著しく、
大阪市は官民連携で野良ネコの引き受け先を探す
全国でも珍しい「市民サポーター」の募集に乗り出す。
官民連携を拡大するため、管理する約970の公園で
野良ネコ解消に協力してもらえる市民ボランティアに登録を呼びかける。
登録後は、野良ネコの餌やふんの後始末、
公園内の清掃、避妊去勢手術などの分野で連携する。
(一部抜粋)
「市民サポーター」とは
昨年11月、平松大阪市長が記者会見で発表された
「公園猫適正管理推進サポーター制度」のこと
秘書たちは、感慨深げに
いろんなことを思い出していました
2007年の冬
公園に取り残された私や仲間たちを救うため
初代「猫の部屋」を建ててくださった
公園事務所のおじさんたち
通常業務を終えてから
寒い中、夜遅くまでかかって
一生懸命に頑張ってくださっていた姿
いつも申し訳なく思っていました
でも、おじさんは笑いながら
恐縮する秘書たちに向かって
こう言われたそうです
「市民ニーズに応えるのが我々の仕事ですよ…」
「市民ニーズ」
その言葉を行政の職員さんの口から
直接聞いたのは初めてで
秘書たちは、とても驚いたそうです
民間企業に勤める秘書たちにとって
市場のニーズがあってこそ
会社が成り立つのだということは
理解していました
ただ、あの時は
おじさんから出た「市民ニーズ」という言葉が
あまりピンとこなくて…
失礼なことながら
驚いてしまったようです
でも、よく考えてみれば
公園事務所のおじさんが言われたことは
道理に叶ったこと
行政の仕事は
市民がより良い暮らしをおくるためにあるもの
ある意味「市民ニーズ」が
すべてにおいて基本となるわけです
公務時間外に頑張ってくださった
公園事務所のおじさんたちの姿を見て
申し訳ない思いと同時に
いつか公園管理業務の一環として
野良猫たちの問題に
一緒に取り組めるようになったらいいのにと
秘書たちは思ったそうです
「公園猫適正管理推進サポーター制度」は
まだ見ぬ仲間たちに
チャンスがやって来たと同時に
そんな思いを実現する取り組みでもありました
この制度が誕生すると決まった時
あの日のおじさんたちの優しい笑顔と
あの言葉を思い出して
秘書たちは、涙が出てきたそうです
画期的な制度であっても
活用できなければ
ニーズがなかったと判断されてしまいます
そうなれば野良猫たちの現状は
今よりも後退することになるでしょうから…
実際にサポーターとして活動を始めること
提案や意見が寄せられること
多くの人たちに広めていくこと
様々な立場から
やれることはたくさんあります
行政は行政のできることを
市民は市民でできることを
しっかりと協力し合い、共に動く
そして、その活動が
公共の福祉に貢献しているという
実績を残せるように…
これから、私たちは
それを考えていかなければなりません
未来は我らの手に…
この機会を活かし
野良猫たちの現状をどう変えていくのか…
そう、野良猫たちの未来は
人間の手にかかっているのです
「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com
「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp
本日の日記で使用した下3枚の写真は
いつも応援してくださっている
ししまるさんからいただいた懐かしい中之島公園の写真です
秘書たちは、とても喜んでいました
ししまるさん、本当にありがとうございました
産経新聞の記事は、Yahoo!ニュースでも配信されていました
もっと多くの人たちに、変わろうとする大阪のことを
知っていただきたいです
みんなで頑張っていきましょう
ブログランキング参加中秘書たちは明日のお当番も頑張ります