第3回「公園猫について考えるセミナー」開催に思うこと
第3回「公園猫について考えるセミナー」~市民が拓く共生社会の可能性~日時: 11月9日(土)14:00~16:30場所: 大阪市立西区民センター 1階ホール定員: 200名(参加費無料・事前申込不要)詳しくは「大阪市HP」をご覧下さい11月になりました毎年、この時期になると6年前、中之島公園が閉鎖された日のことを思い出します川に囲まれた特殊な形状簡単には移動することもできない公園その中に私や仲間たちは取り残されてしまいましたどこにも行き場はなかったのです最初に決まっていた閉鎖期間は1年半以上という長いものでもし見過ごせば、明らかに命に関わる状況でしたただ、最初はどんなに秘書たちが訴えかけても私や仲間たちの存在はないものとして扱われました--- 猫なんですから工事が始まればどこかに行くでしょう ------ 動物愛護の観点から処分はしませんしかし、今の行政としてはどうすることもできません ---気付いてはいたけれど…こんな回答が来るたびに改めて、公園で暮らす私たち野良猫の立場がどんなに中途半端なものなのかを身を持って感じたのです6年前、私や仲間たちに降りかかったことは単に、中之島公園だけの問題ではありませんでした同じ問題は、どこにでも起こりうることもう二度と、第二、第三の「中之島公園の猫たち」を生み出したくはないこの活動を根本的な問題解決に繋げたいその強い思いは私や仲間たちに直接関わる司令塔Aさんや秘書たちの中に常にありましたそして、同じ思いは公園の現状を変えたいと願っていた当時の公園事務所の職員さんたちの中にもあったと思います市民と行政、立場は違うけれど同じ目的を掲げて、生み出したものそれが「公園猫適正管理推進サポーター制度」です以前、公園事務所の職員さんが市民ニーズがあってこそ行政職員は動けるのだと言われた話を書きましたが…まさに、サポーター制度はそうしてカタチになったものでした中之島公園の活動が正式に認められサポーター制度が誕生するまでの道程は平坦なものではありませんでしたけれど、その平坦ではない道を行くAさんや秘書たち、職員さんたちの背中を押してくださる人たちがいましたそれがここに来てくださる皆さんこのブログを読んで支えてくださった方たちですすべてのチカラが融合した時私や仲間たちの未来は拓かれ次のステップへと繋がったのですサポーター制度が始まって3年目を迎えた今各公園事務所を管轄する局は制度誕生当時の「ゆとりとみどり振興局」から「建設局」に変わりました今、この制度に関わる行政の職員さんたちの中にもなぜ、サポーター制度が存在するのかその経緯や背景を知らない方は多くなっていると思います今回のセミナーは新しい管轄局になってから初めて開催されることになりますここがひとつの転機だと私は思っていますこの制度は、完成形ではありませんそして、永遠を約束されたものでもありません6年前の「中之島公園の猫たち」のケースは単なる、ひとつの象徴的な事例であり突破口を開いただけなのですから…市民ニーズがあってこそこの制度の基本ベースとなっている行政との協働は成り立ちますそして、その中でよりよいカタチに整えながら存続させていく必要があると思うのです3年目の今どれだけの市民ニーズがあるのかどれだけの関心があるのか今回のセミナーは改めて、意思表示の場になるはずですそのためにも、より多くの人たちに参加していただきたいと思います「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp今、この制度を先頭で引っぱる各公園のサポーターさんたちその活動を後押しする支援者さんたちそして、同じ目標に向かって協力し合う行政の職員さんたちそのすべてのチカラが融合した時きっと、もっと大きな未来が拓かれてまた次のステップへと繋がっていくはず…私や仲間たちは、そう信じています 猫ボランティア・保護活動ランキングへ人気ブログランキングへブログランキング参加中いつもたくさんの応援ありがとうございます