母と宝くじ
私の母は宝くじを買う人。そこそこの金額が当たったとゆー事は聞いてないしずーっと貧乏だったから当たってないと思う。私が子供のころから有楽町の良く当たるといわれてる伝説の売り場で買っている。ちなみに私の田舎は特急に乗って2~3時間のところ(笑)母は特急代と宝くじ代を捻出して毎年?毎回?宝くじをせっせと買っていた。毎回3万円分買っていたと思われる。子どものころは買ったと聞けば、当たるといいなとワクワクし外れたと聞けば、またかーっとゲラゲラ笑い母が宝くじを買うのは当たり前みたいに考えていたけど今は違う。1回買に行けば宝くじ購入代金と交通費で5万はぶっ飛ぶ。うちの母は貧乏なのに何をしてたんだろう?夢を買ってる!買わなきゃ当たらない!って年中言ってたのを思い出す。一発当てて何とかしたかったんだろうけど・・・。はたして貧乏だから宝くじを買っていたのかそれとも宝くじを買っていたから貧乏なのか母がいまだに貧乏なのは宝くじが当たらないからなのか宝くじを買っているからなのかたぶん浪費家の母にはわからないだろうし知りたくもないだろう。そんな重たい話をさらっと夫にしていたのだけど「俺も昔はあればあるだけお金を使って・・・。 でも今はそのことを反省して、 もう無駄遣いは嫌だなって思う。 きっとお義母さんもそう思ってるんじゃない?」って優しさマックスなフォローをしてくれる。でもね、母の事だお金がない事も、家がボロい事も沢山産んだ子どもたちが誰も実家を継がないからだ誰も家にお金を入れないからだ誰も家を建て直さないからだってブツクサ文句言ってるだろう。そんな母だからみんな嫌がって誰も寄り付かない。感謝の気持ちが大事とか気づくことが大事とか本当にそう思う。年齢とか関係ないね。感謝と気づきのわかった人が幸せになれる。ワカラナイ人はワカラナイまま終わっていく。こればっかりは本人次第。そんな母は私の反面教師。子どものころのいろんなことをハッと思い出しながら自分の肥やしにしていこう!反面教師になってくれてありがとう。丈夫に産んでくれてありがとう。