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テーマ:仕事しごとシゴト(23590)
カテゴリ:ひとこと
今、つくる仕事をしています。
何を作るといって、事業を作っている。 たいへんこぢんまりした事業ですが、それでも数千万。それでも自分の手で動かせないことはない。自分の今のキャパでなんとか見渡せ、まわすことのできるような事業で、しめしめ。。と思っています。 昔むかし就職活動をしていた頃なんかは、本当になにをしていいのか分からなかった。漠然と、万人が思うように、「くりえんてぃぶな仕事がしたいなあ。(でも自分別にくりえいてぃぶでもないし。。)」などとだらだら思っていた。 今思うと特にクリエイティブといわれる仕事である必要はくて、自分のキャパシティをいっぱいに使うような仕事の場なら、自然とクリエイティブに(知恵を絞るように)なっていくのかもしれない。 この仕事を始めたときも、事業の形成というのが実はいまいち分かっていなかった。(とは、おくびにも出さなかったけど)私にとっての形成は「何をするのか」という内容と計画が主で、それを何で(予算)、何をもって(人材)動かすのか、というオペレーションの観点が抜けていたように思う。 人かを動かすときは、説得の連続で、これをするのが「絶対に正しい」ということがない以上、ともかく自分は「これをするんだ!」という熱意というか、思い込みがないとやっていけない。熱弁をふるいつつ「まじかよ~」と心中思うのだけれど、自分をだませないと人もだませないので、とりあえずその時は激しく思い込んでみる(ふりをする)。 つくる仕事はいろいろあって、いろいろ楽しかった。 でも今回一番大事だな~と思ったのが、人を雇うこと。 結局事業はできてしまえば人が動かすのだから、いいチームを作らないと、いい事業にならない。いいチームを作るためには、「いい」人材を集める必要もあるけれど、そこにいいケミストリーがないといけないのだと思った。自分自身も含めて、それぞれの資質が混ざり合って、事業の場の中で、いいベクトルに向かうようにこっそり舵取りをする。こういうお手製事業の場合、どんな優秀な人材でも、自分と合わないとやっていけない。(などと言い訳をしつつ人を集めていたら、技術系のせいか同じ歳くらいのオジサンばかりになってしまった。なぜ!?女の子も欲しいのに~) 人間だから仕事だけで生きているわけではないので、いろいろ扱いにくいが、そんなところもこういうこぢんまりした事業だと目に見える範囲にあるので、面白いと思った。 思い通りにいかないことも多い。 思い通りに行かないときに、ビジョンのあるなしが関わってくるのだなあ、と思った。 目指すべきビジョンがあると、思い通りに行かないことと、その目的の間に断絶されたりこんがらがった道筋が見える(ような気がする)。他に迂回路でもないのかと探すこともできる。(今はまだ見つからないけど)ビジョンがないと、思い通りに行かないことが、ただの不平不満で霧散してしまう。 足りないものは、アドバイザーとスーパーバイザーかな。結構思うまんまやってしまっているので、ツッコミを入れてくれる人がいない。今の状態でこんなに1人プレーに慣れてしまって、いいのか?という気がする。 まだまだ目の前に落とし穴や迷路や数々のトラップが待ち受けていそうだけれど、楽しい。 腰も痛いし、目も痛いし、貧血になるし、生理も不順になったが、楽しい。(気のせい?) でもあんまり楽しんでいると、夫が絶対成人病になりそうな鬼のような食生活を送っているので、ヤバイ。 楽しいことには終りがある。私がこの仕事に飽きるのか、挫折するのか、強制送還命令が出るのが先か…。いずれにしても限られた時間なのだから、めいっぱい仕事がしたい。 と、いいつつ来週から休暇。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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