昨日の衆議院選挙では、民主党が圧勝しました。
ところで4年前の選挙では、自民党が圧勝していましたよね?
小選挙区制と比例代表制という選挙制度は一説によると「民意の“大幅に”反映されやすい」制度とか。いっつもいっつも圧勝と大敗では、入れるほうも腰が引けるというか、もうちょっとそこそこにいかないのものか~(汗)という感じです。まあ、それだけ本当に民主が強かったし、自民が弱かった政局だったのでしょう。
選挙というのは、まさに「選択する」ということなんだなあ。。と強く感じた選挙でした。
人生においては、誰でも大事な選択を迫られるときがあります。
学校を選ぶとか、結婚相手を選ぶとか、仕事を選ぶとか。。選択の余地がない場合だって、もちろんありますが。
すべての物事にはプラス面とマイナス面があって、なにかのプラスを信じて選ぶということは、マイナスのリスクも負うということに他ならない。この人と結婚すれば、絶対OK!ということもないし、この政党に入れれば絶対OK!!ということも有り得ない。
リスクを負う、というのが、選挙権を持つことの重みなのかもしれません。投票したら、その人の言うとおり、ほいほい世の中がよくなるとは、絶対思えないし。
外国暮らしも長いためか、民主のマニュフェストで心配なのは、外交と防衛についてです。
私的には、あまりにも国内のことしか知らなさそうというか、あまりにも国際感覚がナイーブで、だ、大丈夫か…?という感じ。。閣僚にはあんまり期待していないのですが、いいブレーンがついてくれることを望みます。。
でもじゃあどうして、こんなに野党の議員さんというのが、リアルな国際感覚に乏しい(ように見える)のかというと、やっぱり経験不足だし、国民の側がそういう視点で投票していないからなのかもしれない。これから本当の世界の政治に揉まれて、現実のシビアさに気づいて行って欲しいなあ。。
子供手当てというのも、少子化対策のつもりなら、お金をあげるよりも、もっと職場とか、医療とか、保育とか、子育てしやすい仕組みにお金を使えないのかな~、と。子供を持っている人には助けになっても、これから子供を持ちたいとか、もっと子供が欲しいと思っている人には、インセンティブとしては、ちょっと弱いような気がする。お金がもらえるから子供を作ろうって思わないよね~(思う?)子供は欲しいけど、条件が整わなくて作れない人には、環境が整うことが一番の誘因ではないかしら。
とかなんとか、文句を書いてしまいましたが。
でも政権交代そのものは、そろそろあってもいいだろう。。と思っていたので、まあころ合いだったのでは。(笑)
与野党共に、これを機に構築と再編をがんばって欲しいものです。
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