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カテゴリ:ひとこと
2009年11月20日に政府から「デフレ宣言」が出されたそうですね。
先日シンガポールに立ち寄った際に、勝間和代さんの「自分をデフレ化しない方法」を読みました。読後アマゾンでくぐってみたら、いやに評判の悪い本で笑えました~ でも私にとっては、「デフレ」ということに興味を持たせてくれた一冊です。その後、ネットでもちょっと調べてみて、デフレ-現在の日本の経済状況-についての情報と多様な意見を見ることができたので、よかったです。でも、なにぶん足りない…頭が。。 原因がデフレだとは知りませんでしたが(また、その原因はひとつではないでしょうが)、身の回りでも、不景気で、仕事がない、仕事があったらあったでむちゃくちゃ忙しい、忙しくて・お金がなくて結婚できない…という悩みを抱えている友人、知人はけっこういます。統計が取れるほど友人がいるわけではありませんが(笑)、見渡してみても、決して珍しい状況ではありません。 昔私が就職したり結婚したときも、そこそこ就職氷河期と呼ばれていたり、晩婚化が目立ったりしていたけれども、なんというか今のほうが、やむにやまれず感が強いような気がする。 男性も女性もちゃんと働いているのに、将来のこと(お金も含め)が心配で結婚できない。そしてなんと言っても仕事が忙しすぎる。お互いに時間をとるのも大変そう。これじゃあ少子化もすすむよなあ…。 翻ってシンガポールの親戚のとあるカップル。夫婦共働きで3人の子供がいます。インドネシア人のメイドさんがいて、平日は奥さんのご両親も子供の様子を見てくれています。さらに「すごい!これは日本ではなさそう!!」と思ったのが、夫婦ともに午後6~7時頃には帰宅し、食後は夫婦そろって子供たちの勉強をみっちり見ていること。です。 奥さんは外資系の会社の人事で、旦那さんは石油メジャー会社に勤めています。シンガポールではともにまあまあいいところのホワイトカラーでしょう。でも!6~7時に帰宅できる…!そしてそのまま飲みにいったりしない!!! これでは将来的に差がついても、文句は言えませんね~。もちろん日本でも個々の家庭は教育に多大な努力とお金をかけていると思いますが、シンガポールは国を挙げて教育に投資していますし、大人の時間の使い方も、ひたすら残業(現在の生計のため)だけではなくて、子供への教育(将来への投資)に使われているのだなあ…と思ったしだいです。 もちろんシンガポールでも、大人も子供も、このキチキチの教育システムに悲鳴を上げつつ、ストレスも相当なものがあると聞いています。詰め込みの弊害もこれから出てくることでしょう。でもどんなことにでもリスクとストレスがつきものだとしたら、これは悪い選択肢ではない…かも。 なんだか何がいいたいんだか分からぬ日記になってしまいました…。 仕事がないのも、働きすぎないと生きていけないのも、早くなんとかなってもらいたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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