北朝鮮問題に思うこと
4月18日、中国の北朝鮮大使館において、北朝鮮脱北者の元北朝鮮日本人妻平島筆子さんが記者会見を開き、涙ながらに共和国(北朝鮮)に戻りたいと訴えた。悪い人達にだまされ脱北したが一度たりとも共和国のことを忘れたことはない・・・将軍様万歳。北朝鮮はこの女性を、日本側に誘拐されたと言っている。今後、北朝鮮の拉致された日本人達はどうなるんだろう?「日本側だって北朝鮮の国民を拉致してるじゃねーか!」って言い出しかねない。平島筆子さんの会見での言葉は耳を疑うような内容だ。日本にいたときと全く正反対のことを言っている。本心で言っているのか、北朝鮮側に強要されて言っているのかは判らない。自分が北に残してきた子供や孫達に会いたいという気持ちがそうさせたのは十分に理解できる。本心では子や孫が日本に来てくれることを望んでいただろう。だがそれはかなわぬ夢でしかない。子や孫達に危険を返りみず脱北させることなど望むはずがない。まして孫は北朝鮮で脱北者の家族が入れるはずもない大学へ進学したと聞く。自分が脱北したせいでつらい仕打ちを受けていただろうはずの家族が、普通以上の待遇(?)を受けている。将軍様はなんてやさしい方だろう。自分の考えは間違っていたのではないか?平島さんの気持ちがそう動いたのはよくわかる。だがこれで北朝鮮は新たな外交カードを手に入れた。拉致被害者の問題にも影響が出てきそうな気もする。今後もこのようなケースが増えてきそうな気がするのは俺だけか?連日のように報道されていた拉致被害者の問題も最近ではテレビでは見かけなくなってきた。大きな進展がないからニュースにはならないし視聴率も期待できない。多くの日本人も拉致被害者に同情し北朝鮮に対し憤りを感じてはいても政府がなんとかする問題と遠巻きに見物しているだけ。北朝鮮に経済制裁すべし!日本国民の多くがそう考えている。日本はほんとに怒ってんだぞってとこ見せてやれ。みんなそう思っている。今の日本国民は平和ぼけのためか、経済制裁すれば北朝鮮がごめんと言うんじゃないかと期待してないか?本来経済制裁するってことは宣戦布告するのと同じ事。北朝鮮側が日本に対し攻撃をしてくるかもしれないってことを覚悟した上でそう言うべきである。本当に今の日本人にそんな覚悟があるのか?だってアメリカが守ってくれているし在日米軍がある以上北朝鮮は攻撃してこないよ。日本国民は戦争が嫌いだ。そんなことあたりまえだ戦争が好きなやつなんているか。日本は戦争をしない、憲法9条を持っているすばらしい国だ。世界平和を望んでいる唯一の国だ。じゃあ本当に北朝鮮が責めてきたらどうするの?アメリカに守ってもらうさ。日本は戦争をしないすばらしい国だから。じゃあ、日本人の代わりにアメリカの若者に死んでもらおうってこと?日本国民が死ななきゃいいのかよ。自分は手を汚さず殺し屋を雇って復讐をしようってのに似てねえか?憲法9条の改正。平和ぼけしている日本人の意識も変わるべきときが来たんじゃないだろうか?形はどうあれ中国の若者に愛国精神が芽生えているのは確かだ。方法はあきらかに間違っているが・・・・。日本の若者よ日本を愛してくれ!