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newotaniの備忘録

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2006年07月09日
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テーマ:たわごと(26889)
カテゴリ:感じたこと
よく、子供を救う募金ってのがある。
数百円でワクチンが何本買える、とか、数千円で何人の子供が学べる、とか。

子供を救いたい気持ちはすごくあるんだけど、募金はしたことがない。
想像力が足りないんだよね。

自分が1000円払ったときに、どこか遠くの国の見知らぬ子供が助かる。理屈はわかる。
けれども、実感が湧かない。

これが例えば、道を歩いていたら子供がうずくまっていて、顔が真っ青ってなったら、急いで救急車かタクシー捕まえて、病院に運んで、とりあえず医療費を立て替えて、って平気で出来ると思う。
もしその時かかったお金が返ってこなかったとしても、「いい事したな」って自己満足に浸れると思う。

私だけじゃないと思うんだよね。
実感が湧かないから、寄付しないっていうの。

だから、寄付を募る側がどうすれば、私が寄付できるのかを考えてみた。

まずは信用だよね。この団体なら信用できる、っていうのが伝わってこないと、とても寄付する気にはなれない。怪しい街頭募金じゃちょっとね。実際、地震なんかにつけこんで募金で稼ぐ新興宗教とかもあるらしいし。

UNICEFとか、赤十字、とか、そういうところはその点有利だよね。

で、ここからが本題。
見える化。
トヨタ用語では、問題が発生したときにそのことがすぐにわかるように、作業の現場をシンプルにしたり、整理整頓したりしていくこと。
でも、私のいう見える化はちょっと違う。
「結果を見える形にする」ということ。

例えば専用のサイトを用意して、そこにアクセスすると、

newotaniさん:
13人の子供をマラリアから救いました。
5人の子供に初等教育の機会を与えました。

と表示される。
さらに専用バナーなんかがあって、自分のサイトに貼り付けられるようにするなんて、もっといい。

自分のサイトに、「newotaniさんは、13人の子供を救いました」ってバナーが貼り付けてあって、クリックすると先に述べた専用サイトが開かれて、詳細が見られる。
そこにある「私も参加する」ボタンを押すと、募金プログラムに参加できる。

子供が人数でしか表示できないのも寂しい。
だったら、さらに具体的に明細が表示できるようにすれば、もっと実感が湧く。

newotaniさんが救った子供たち:
タンザニアのJ.F君
ネパールのI.Eちゃん
コートジボアールのE.E君

なんて感じで。

実際は募金なんてみんなから集めてひと塊のお金にして、まとめて処理されるんだけど、そこをあえて個人にリンクさせる。
そのことで募金した人に具体的なイメージが湧くようにする。
タンザニアのJ.F君からお礼のメールが届いたりしたら最高だよね。

所詮、自己満足でしかないような募金も、具体的なイメージが出来るだけ湧くように工夫すれば、募金したほうもうれしいと思うんだよね。

何か俗っぽくって、恩着せがましくていやだ、と感じる人もいると思う。
でも、それだったらそういう人は今ある様々な募金に自らお金を払えばいいだけであって。
私みたいに、実感が湧かないとどうしても役立った気がしないし、役立ったって思えないとお金払う気になれない、っていう人、結構いると思うんだ。
そういう人が小さいながらも社会貢献できる道を作るっていう意味で、ちょっと考えてみたんだけど、どうでしょう。

もちろん、昨日と今日ちょっと空いてる時間に空想しただけだから、アラ探しすればいろいろ不備は見つかると思うけど、誰かチャレンジしてみないかな。
技術的には出来ると思うんだ。






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最終更新日  2006年07月10日 00時30分08秒
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