R.I.P
先日、高校の同級生が自らの命を断ったという話を聞きました。高校のときは親しかったのですが、卒業後は、街中で会えば軽く立ち話する程度のつきあいになりました。ヤツはオイラと違い、結構な高給とりになり、つい数ヶ月前偶然話したときも、まさかそんな終わり方をするなんて思いもしませんでした。オイラみたいに「生きてりゃいいことあるさ!」っておめでたい考え方の持ち主だったら「自ら一生を終える」なんて決断は出てこないものなんでしょうが、「もう終わりにした方が楽だ」って思ってしまうほどヤツの心は生きるのがしんどくなったのでしょう。ヤツがいなくなってしまった今となっては、話をきいてやることもできません。「あなたが、無為にすごした今日は、昨日生きたいと強く願いながら死んだ人の明日でもある」こんな言葉を以前目にしたことがあるのですが、とにかくオイラは選択肢を「生きる」にセレクトしなけりゃならんと思うのです。「生きる」か「終わりにする」かではなく、とにかく「生きる」をセレクト!「ずぶとく生きる」、「ひっそり生きる」、「ほそぼそ生きる」、「だらだら生きる」、「ふざけて生きる」、「ちょいワルに生きる」、「エロかっこよく生きる」・・・。 これもおめでたいポジティブかつオプティミスティックな考え方によるもので、ぎりぎりで悩んでいる人にとってはうっとおしいと思われてしまうでしょう。 ただ、ヤツと大酒くらいながら昔のようにアホ話に花を咲かせられなくなってしまったのは悔やまれてならないのです。「いなくなってしまってから後悔してしまうくらいなら、目の前にいるうちに仲良くしといた方がいい」っていま話題のリリー・フランキー氏も言ってました。Rest In Pease!