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カテゴリ:Japanese Noodles
今回紹介するのは1、2月の最低気温の平均が-20.3℃という、
日本一寒い町と言う事で有名な道東の町陸別にある 北海道産そば粉100%のお蕎麦屋さん「正巳 秦食堂」です。 このお店、僕が帯広市に住んでいた時には、よく仕事中のお昼ご飯に 利用させていただいていました。 何しろ帯広に転勤が決まった時から「陸別行ったら蕎麦を食え。」とか、 「陸別で蕎麦食べたかい?」等と言われていた程でしたが、 当時まだ20代の僕は「同じ値段出すなら、そばよりラーメンの方が ボリュームもあるし満足度が高いぞ」派だったので、 お蕎麦屋さんって、ぜーんぜん興味が無かったんです。 それが、今やこんなに蕎麦好きになったきっかけが、 ここ道東での暮らしからだったのでした・・・。 さて、このお店1947年の創業以来、今年で60年を迎える老舗です。 僕が通っていた頃はこじんまりしたお店でしたが、今は立派な建物に 生まれ変わっていました。 お店の横にはこんな建物が・・・。 ココは以前、そばの実を正己秦食堂がお客さんから預かり、 注文に応じてその実を挽いてそば粉を出すという仕組みの、 まさしく「そば粉の銀行」だった建物。 今は運営していないそうですが、 ユニークな活動を以前からされていたんです。 さて、例の如く「大もりそば」をオーダーしました。 大もりそば¥850 今も変わらない太目のお蕎麦です。 前はもっとボソボソと切れやすくて、典型的な田舎蕎麦だったように思いましたが、 今回はある程度コシもあってより一層美味しく感じました。 実は現在ご主人は三代目。きっと、色々と研究されているのでしょう。 今のご主人とは彼が札幌でサラリーマン時代に仕事でお付き合いした事もあったのです。 まさか、最終的にココを継いでいたとは知らずに訪れました。 この正己秦食堂の製粉機は二俵挽き。 今は旭川近郊からそばの実を仕入れて、 週に1~2度製粉しているそうです。 地産地消の心意気が伝わる美味しいお蕎麦でした。 また、機会があったら立ち寄りたいお店です。 美味かったなぁ~、 今はお蕎麦の美味しさが判る年齢になりました。 ごちそうさまでした・・・。 正己 秦食堂 足寄郡陸別町大通り 0156-27-2048 11:00~19:00(そばが無くなり次第終了) 日曜、正月 そば湯を飲むのが楽しみで・・・ 人気blogランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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