|
カテゴリ:山形県・羽陽男山
ど~も~♪ 夕べも鳥心で良く呑みました。昨日は初めて“ウコンの力”を事
前に飲んでみましたが、中々良く効くもんですね。いつもより朝起きるのが楽 でしたよ。それでも最近、呑みに行った翌日は脳味噌が半日固まってしまう 私です。 こんな事ではいけないと、今日は30分程スローペースでマラソンをしました。 おかげでいい汗をかいて爽快です。毎日のように継続して走り込みたいと思 ってはいるんですけど、これが中々ねー....(^^: でも暖かくなって来たので、 キキ酒とマラソンを両立させたいと思います。 人気ブログランキング⇒こっちのマラソンも気合を入れ直します! ところで昨日私が呑みに行った理由は、入荷したばかりの“企業ヘメツ”を、 このブログでお披露目する為だったんです。この酒の事は前々から銘柄を明 かさず姑息な手段でチラホラと書いて来ましたが、満を持して公開の日がや ってまいりました。「いよっ!!」 いやー、構想から約一年。遂に錦本店オリジナル純米酒の第五弾を誕生さ せる事が出来たので、喜びと安堵感で一杯でした。それに12日のブログにも 書きましたが、山廃仕込みをやった事がない蔵元が私の無謀な要求を受け 入れて挑戦してくれた事に感謝感謝です。シェーシェーです。グラッチェ、グラ ッチェです。 何で山廃仕込みにこだわったかと言いますと、去年の3月に初めて蔵元にお 邪魔した時に仕込み水を飲ませてもらったんですが、カチッと引き締まってミ ネラル分に富んだ味わいは硬水だと感じて、直ぐに「こりゃ、山廃に向いてそ うな水質だな。きっとウメー山廃純米酒が出来るぞ~♪」って思ったんですよ。 それから蔵元を口説く事、約半年。ようやく去年の9月に渋々(?)と承諾を得ま した。そうなれば話しはトントン拍子ですよ。「香りは控えめで、魚料理はもち ろんの事、肉料理にも合わせられる程良い酸とコクのあるやや辛口。」という 味わいのイメージと、精米歩合や日本酒度なんかも大体の感じでお願いしま した。 あとは蔵元を全面的に信頼して山廃仕込みで醸してもらうだけですが、酒屋 の勘は見事に的中しました。こうして蔵元と錦本店のコラボが完成した訳で すが、よっちゃん、エライ!! 私のイメージ通りの純米酒が出来たんですよ。 力が入って前置きが長くなってしまいましたが、そろそろ公開しましょう。今日 はお披露目につき、いつもより長い文章になってしまいますが、ご祝儀がわり に最後までお付き合い下さい。 「それでは、ど~ぞ~♪」 「じゃじ~ん。」 ●羽陽男山・山廃純米吟醸生酒 錦本店特注です! ●蔵元:男山酒造 山形県山形市 ●原料米:山形県産・美山錦 ●精米歩合:55% ●日本酒度:+4 ●酸度:1.6 ●アルコール分:16.5% ●お値段:720ml/1,350円 1.8L/2,650円 ※4月21日(月)発売ですので、末長く宜しくお願いします。m(..)m この酒は錦本店のオリジナル商品なので、名前を何て付けようかと色々考え てみましたが、最終的に「ここはやっぱり、男らしく姑息な手段は排除してそ のまんま男山で行こう!」と決めました。ラベルの書は私の“泥酔流フォント”で と言う声もありましたが、自ら却下しました。 このスペックにしては、安い方だと思いませんか? このラベルの横に錦本店 オリジナルの証である、“錦の酒”と小さく書いてあります。ラベルの書はTさ んに書いてもらいましたが、三本の筆を同時に持って書いたそうですよ。 男山の名に相応しい、男性的で力のある書ですねー。この画像では分かりま せんが、四種類の書体を巧みに使い分けて書いてあります。すっ、すげー! このTさんの本職は学校の先生です。そして我が家のご近所で、私とTさんの 子供達は小学校の同級生なんですよ。実は最近まで知らなかったんですが、 書道の達人だったんですねー! そしてTさんは、錦本店の本社のS氏が所属 する某合唱団の指揮者でもあるそうです。 ラベルの書を誰に書いてもらおうかと困っていた時に、S氏からTさんが書いた 書を掲載しているHPを見せてもらったんですが、力強い書がこの酒のイメージ にピッタリだと思って、上司であるS氏に「大至急Tさんにお願いして、書いて もらって来て下さい!!」と、ほとんど命令状態でした。(^^: 男山酒造さんとのご縁も合唱団つながりなんです(注:私にそんな素養は全 くございません。)。男山酒造の製造兼営業の坪沼さんも別な合唱団に所属 しているそうで、ある呑み会でS氏と意気投合したのがきっかけでお取引に至 ったんです。 単にご縁だけではなく、とても品質の良い純米酒を造っているからお取引を お願いしたのは言うまでもありません。そして、初対面にして山廃仕込みを 提案すると言うのは、カンザケ・スキオの真骨頂とでも言いましょうか??? 一升瓶の瓶詰め本数は460本で、四合瓶は300本(だったかな?)ですが、一 本一本全てにナンバリングしてあります。もちろん記念すべき第1番の一升瓶 を開けました。呑み会のメンバーは私とS氏、そしてラベルを書いてくれたTさ んの男3人です。 12日に蔵元に行って出来上がった原酒と、それに加水してアルコール度数を 下げた何種類かの酒をキキ酒して最終的なアルコール度数を決定してきまし たが、ラベルを貼って商品化されたこの酒を呑むのはもちろん初めてです。 アルコール度数は私の独断で決めましたが、改めて呑んでみるまではハラハ ラドキドキだったんですよ。でもね..... 「んも~、よっちゃんたら天才っ♪」 何と言っても蔵元の技術と熱意があったからこそ出来た味わいですが、自画 自賛でどーもすいませーん。当初は生原酒も平行して発売する予定でいまし たが、この16.5%の酒が最もバランスが良いと判断して、これ一本で行く事に 決めたんです。それがズバリ的中したと思っています。 食中酒として幅広く料理に合う事を前提に考えて造ってもらった純米酒ですが、 蔵元は私の期待に見事に応えてくれました。一枚目の画像の、シコシコとした 歯応えで甘みのある赤貝の刺身。悶絶ものに美味しいクジラの刺身。それに スズキの昆布〆。そして焼き鳥等々どの料理にも良く合い、料理の味と香りを 更に心地良く引き立ててくれました。 山廃仕込みと聞くと、麦ワラのような独特な香りをイメージする方は多いと思 いますが、クリーンで控え目ながら新酒らしいフレッシュな香り。とても綺麗な 山廃純米酒です。 しっとりと穏やかな口当たりの奥に、凛と引き締まった酸。米の旨みとほのか な甘みを感じられながらも辛口タイプに仕上がっていて、小気味良い切れは 呑み飽きしないどころか、ついついグビッグビッと杯が進みます。 すんげー美味しい純米酒です。鳥心の美味しい料理の数々が、益々美味し く感じられます! 3人で呑んだとは言え、一升瓶は早いペースで空きましたよ。 蔵元と酒屋そして合唱団が奏でる三重奏は、手前味噌だと言われようが何 だろうが、「桜は散っても、ウメーーーーーーっ!!」 “よっちゃんプロデュース”の『羽陽男山・山廃純米吟醸生酒』を、是非是非そ して何卒何卒お試し下さい。時期が来たら火入れするので、生酒が好きな方 はお早めにどうぞ。一升瓶で460本しか無いと言う事は、来年の造りまでもた ないかも知れないなと思いつつ、とにかく美味しい純米酒が出来たので大満 足です。 そう言えば男山酒造さんには、『壷天・こてん』という商品があった事を思い出 しましたが、本文とは関係ないなと思いつつ寝るとします。長々とご拝読あり がとうございました。コテン.....。 ↓↓↓↓ポチッと応援宜しくお願いします!! 『人気blogランキング』⇒クリックしていただけると、すんげー嬉しいです。 ------------------------------------------------------------ ★川嶋宛のお問い合わせメールはこちらへどうぞ。 ★美味しい日本酒とワインは、錦本店へどうぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年04月21日 00時15分14秒
[山形県・羽陽男山] カテゴリの最新記事
|
|