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カテゴリ:鳥取県・諏訪泉
ども♪ 10月までは日本酒ブログに偏っていてワインの事は手つかず状態だったので、宣伝しておきたいワインが溜まりに溜まって今月はやたらとワインネタに偏ってしまいました。でも基本的に私の頭の中は、日本酒とワインが半々なんです。常にバランスを取ってなきゃいけないんですが、ワインに偏り過ぎてまたまた真っ直ぐ歩けなくなって来ました(笑)。
それにあんた。ここ最近はやたらと冷え込んで来て、暗闇の中を約30分ほど自転車コギコギでの家路がすんげー寒い寒い。こうなると燗酒が恋しくてたまらない、夏でもカンザケ・スキオです。宣伝したいワインはまだまだありますが、ボジョレー・ヌーヴォーとの激闘も一段落した週末は心静かに純米酒のお燗で楽しみたいと思います。 お燗にしたら上がります?⇒人気ブログランキング 諏訪泉『冨田』山田錦特別選別米・精米七割&イカしゃぶ ◆蔵元:諏訪酒造 鳥取県智頭町 ◆原料米:有機肥料栽培による山田錦100% ◆原料米の生産者:兵庫県西脇市の冨田農場・冨田尚嗣さん ◆精米歩合70% ◆日本酒度:+3.5 ◆酸度:2.4 ◆アミノ酸度:2.2 ◆アルコール分17度以上18度未満 ◆1.8L/2,520円(?)だったと思いますが、間違っていたらすいません。 以前にも何度か書いたような気がしますが、私と同年齢にして諏訪泉の社長であるハカセ(東田さん)は我が宮城県にある東北大出身なんです。なんたって、あんた。国立大学ですからノータリンな私から見れば超インテリな訳で、初めて会ったその日から直感的にハカセと呼ぶようになりました。 彼が諏訪泉の営業マンとして初めて会ったのは、今から15年くらい前だったかと思いますが、そう当時は『お燗』の一言もありませんでした。それがいつの間にか現代の日本酒の神様とでも呼びたい故上原先生の薫陶を受けてか、お燗酒の権化になってしまったようです。今じゃ二言めには「日本酒はお燗に限ります。」と、何が何でもカンカンカンと開かずの人間遮断機と化してしまいました(笑)。 全くもって馬鹿が付くくらいに、お燗で呑んでより美味しくなる純米酒に特化している愛すべき蔵元です。まっ、馬鹿はお互い様。私は「日本酒とワインしか売らねー。」とツッパルまで15年ほどかかりましたが、ハカセもまた長い年月をかけて馬鹿に磨きをかけたようです(笑)。 この『冨田』は原料米の生産者である冨田さんの苗字を冠していますが、冨田さんが有機栽培で丹精込めて育てた山田錦は全量諏訪泉で使用しているんだそうですから、ハカセとの信頼関係は相当なものなのでしょう。 3年近い熟成による黄色味を帯びた色合いで、ナッツを想わせる香ばしい香り。筆舌に尽くし難いじゅくっとした米の旨味と凝縮感があり、豊かな酸が全体を引き締め張りと輪郭を与えています。フルーティーな日本酒とは対極にあるお燗に特化して完成されたスタイルで、呑み手の舌をつかんで離さない味わいは私にはたまらなく美味しい純米酒です。 これは冷やよりも絶対にお燗がお勧めです。15℃前後でも美味しく感じますが、それ以上に40℃前後で味わいが良く広がり自然な米の甘みを楽しめます。さすがに一升瓶一本を一晩では呑めなくなったので、毎日チビチビと楽しんでいこうと思います。と言っても2~3日しか持たないと思いますが、私も開かずの踏切と化してお燗酒を楽しもうと思います(笑)。 精米歩合が70%だからと言う事もあるんでしょうが、安過ぎるくらいのお値段で蔵元と農家の信念が結合して出来上がった素晴らしい純米酒を是非ともお燗で楽しんでいただきたいと思います。 今日もカンカンと応援クリック宜しくお願いします。m(..)m こちらもポチッと宜しくお願いします。 2011年7月30日OPEN! サンセールのお店「酒のかわしま」 NET-SHOP 日本酒・ワインのお買い物はコチラ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年10月12日 16時52分14秒
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