【Ken's Office】発: 文法講義 No.1 <<名詞、数、冠詞>>
通信講座の皆様、他受講者、その他関係各位、
お世話になります。
末次通訳事務所、末次で御座います。
思う所がありまして、英語文法の講義を今日から始めます。
私のこれまで10年にわたる通翻訳業務の結果、
考察を深めてきた事を、すこしずつ配信しますので、
ご参照ください。
皆様の中には、文法の理解が正しくない方もおいでですので
そうした皆様向けのものです:
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<<名詞と数 +冠詞>>
英語では、名詞だけを扱うのでなくて、
<数と冠詞>も名詞と一緒に考える必要があります。
名詞と数と冠詞をバラバラに考えるのは良くありませんね。
そうしますと、英語が捉えられなくなります。
以下は、日本語の「本」に相当する英語ですが、
意味は各々違いますね:
*【book】(無冠詞で、sもないbook です):この意味は判りますか??
【a book】=「本が1冊・1冊の本」
【books】=「本が複数冊」
【the book】 「今話題になっている本、昨日俺が言った本、今日新聞で紹介された本
俺の宝物的な本」、 =※この場合は、状況で意味がわかりますが、
確実に言えるのは、発話関係者らが、全員、何の事を指しているか、判っている本です
【the books】=「発話関係者らが全員、何の事を指しているか、判っている本で、
その数が複数冊ある」 という事ですね
○ a/an 名詞 や 名詞s
冠詞の a/an は、 one (1つ) という事ですから、
この a/an が名詞に付くと、数が対象となる意味となります
名詞s の場合も同様に、
その名詞の対象物が複数個ある、という事ですから、
数が対象となる意味となります
○無冠詞の名詞(a/an/-sや theが付いていない名詞)
これを説明するのに良い例文があります:
I go to school by bus. =「バスで通学しています」
We went to school together yesterday.=「昨日は皆で登校しました」
※この schoolは、a もなければ、-s もなく、the もないですね。
この場合の 【無冠詞 school 】の意味合いは、
school 自体の 内容そのものが、意味の中心になります。
つまり、勉強する所、学問所 という意味合いです。
その名詞(単語)のもつ、抽象的な意味合いが、意味の中心に来ます。
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Iizuka has 20 schools and more.
飯塚市には、20以上の学校があります。
これは、校数を言っています⇒数の対象(数える対象になっていますので)
モノ扱いです。
Go to school next year if you want to become a doctor.
お医者になりたいなら、学校に行きなさい。
勉強する所に行きなさい、という意味合いですね ですから無冠詞です
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名詞に、an/a や -s が付くと、モノ(商品、製品、農作物としてのモノ、数える対象としてのモノ)という意味合いで
名詞が、無冠詞で、-s も付いていない、になりますと、名詞の本来の目的や内容が意味になります。
1)We need food. とは、 「人間には食べ物が必要です。」
2)We have many foods at our store. 「うちの店には、食材がたくさんあるバイ」
1)の food と 2)の foods は、同じ言葉ですが、意味が違いますね、
↑食糧 ↑色々な種類の食材 ですね
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学校では、「数えられない」と教える次の名詞、
fish / people なども その種類が異なる場合は、fishes / peoples といえます。
⇒種類となると、モノが色々と異なってきますので、数えられます。
築地市場 handles many (types of) fishes. 「色々な種類の魚を扱っている」
There are so many peoples in this country. 「この国には、色々な民族がいる」、 という事です
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冒頭の【book】の意味は、【書物、帳簿、記録簿、名簿リスト】 という感じの意味合いです。
名簿といった意味合いも、bookにはあるはずです。皆さん、調べてみて下さい。
本・書類綴りといった、それ自体の内容、その言葉が持つ抽象的な意味合いが
意味の中心になります。
ご参照ください。ご質問は何なりとどうぞ。
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最終更新日
2008年11月19日 11時30分52秒
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