講義その2 and と or について
どっちも好きじゃない、どっちもそうでない、は、必ず not A or B となります
奥さんにお昼何がいい?といわれて 『ラーメンかうどんで!』という場合は、
どう英語でいうでしょうか?
ーこれは平易ですね。 I would like ramen or udon. ですね
では、(体調不良で食欲がない場合に)
『カレーも蕎麦も食べたくない!』 という場合は、
I don't want (to eat) curried rice or soba. ですね
「これもあれも要らない」、という場合は、 I don't want this or that. となります。 not --- or --- となります
このような場合は、I don't want this and that. とは 言いません。
これは日本人の英語の盲点となります
and は「~と」、という意味合いですが、 同時にという含みがありますので、
次の場合: I want to see Tom and Jeth. 「トムとジェスの両名に会いたい」、という意味合いですね
Tom と Jethの両方が居ないと私は満足できない、という含みです
つまり、 A and B は、<2つで1つ>、という意味合いに成ります
⇒ <A + B> で(1つのもの)ですね
I want to see Tom or Jeth. の場合は、 Tom と Jethのどっちかに会いたい。
私にとっては、二人の内のどちらでも良い、トムでもジェスでも個々の価値は同じで、
どっちでも良い、という意味合いですね
つまり、A or B は、価値としては全く同じモノで、 しかも個別のもの
という意味合いですね ⇒⇒ <A> / <B> で別々のもの(但し同じ価値)、ですね
冒頭の I would like ramen or udon. ですが、
「ラーメン」か「うどん」でもどちらかを食べたい、ということは話し手に取り、
ラーメンでもウドンでも価値は同じという意味合いです。
ラーメンとウドンの2つがそろわないとダメダ! という意ではありませんね。
どちらかで事足りる、意味合いです
逆に考えますと、「ウドンもラーメンもどちらも食べたくない」という場合は、
ウドンも嫌だし、ラーメンも嫌や ということですから、価値は同じだが
個別性のある表現、or を使うことになります。
つまり、I don't want ramen or udon. ですね
ここで、 I don't want ramen and udon. としますと
<ラーメンの中にうどんが入った食べ物)は要らないという意になるかと思います。
◎命令文 + or 主語 動詞~の表現パタンで、次に様なものがあります
Hurry up or you will miss the train.
~しなさい、さもないと~(悪い事)になるよ。ということですね
<早くしなさい> という情報と <汽車に遅れます>という情報は同等の重みを
持っています。
命令文ですから、相手に対して、価値は同じな2つの選択肢:
<早くしなさい> <汽車に遅れます>から どちらかを選びなさい、ということですね。
あれもそれもいらない、という場合、
つまり、どっちも要らない場合は、OR を使いましょう。ご参照ください。
ご質問は何なりとどうぞ。
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<兵法・英語二刀一流>末次通訳事務所 末次賢治拝