この様に、3種類の言葉で、【太郎が1人の少年である事】は判ります
ですから、 aをつけなくても良いのですけれども、 その様な場合でも、
「1人の少年」の場合は、 a が必要ですね
英語では、モノの数をハッキリさせる事が大切な感覚です
モノとは、つまり、名詞ですね。
名詞がある時には、その個数や人数など数をはっきり云います。
実は、a は、one という意と同じですが、
(ですから、Taro is one very strong boy.と云っても良いですね)
one でなくて、a を使うのが、a の方が oneより、発話効率が良くて、
より云い易い為です
Taro is a very strong boy. をよく見たら判る様に、boyがあるから、
a が必要なのですね。
逆に云えば、 a といってしまったら、当該のセリフの一番後ろ、最後の
言葉は名詞で締めないとなりません。
再掲)「太郎君は、とても強い子です」を
Taro is very strong. は、これはこれで正解です
太郎はとても強いとバイ、というセリフを英語でいう場合、
最初は、Taro is very strong.と云おう、その様なつもりで、
云おうとして、ところが、緊張でもしていい間違って、
Taro is a 、と云ってしまったら、
Taro is a > very strong boy. と云わないとと成りませんね
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a/ an の意味合いを、独自の視点でご紹介しますと、
a / an は、当然 1つの、という事ですが、
同時に、次の意味があります:
a は、いわば、ロープです。ロープで、名詞を縛って、外の世界との区別を作るのですね、
その名詞の範囲を、限定して、他(の世界)と区別するのが、a / an の
役目でもあります
ですから、名詞 単独を縛るのは勿論、その名詞に、good, bad, ほか
色々な形容詞で色をつけると、当該の名詞がより一層、特定化され、
外の世界と区別ができますので、 (その名詞の数が単数の場合は)a /anが
必要になります。
情報= 英語では、information ですが、
information というのは、どんな情報か内容も判りませんし、
information というのは数えようがありませんし、
informationト云う単語 だけでは、
「抽象的な意味合いで、捉えどころがない」言葉です
ですが、例えば、「昨日の菅総理の言動に関する極秘の、おいしい情報」と云う言い方になれば
information の内容に、色(=詳細)が付いていますね
a good, secret information on Mr. Kan's words and actions yesterday. となります
information に、secret とか good といった形容詞が付いて、
その結果、本来は漠然とした内容意味のinformationに、
色が付いてきたり、
意味内容に何かの特定の限定が生じれば
a good information とか a secret information と云います。
抽象的な意味の名詞に、全て当てはまる事です
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ですので、 a very strong boy. は、並みの、普通の少年でなくて、
とても強い少年であり、<他の子らとは違う、太郎だけに限定する>含みがあります
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再掲:2)「次郎は、野球が上手い少年です」
Jiro plays baseball very well. はOKですね!!
上手い少年・上手い人という言い方をする場合は
Jiro is a (1人ですから、 aと書きましたが、
aと書いたという事は文末は名詞にしないとなりませんですね)
Jiro is a very good baseball player. ですね
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上述に、色々と書きましたが、
Taro is very strong. とか Taro is very handsome.と云おう・書こうと
思って、しかしうっかり、 Taro is a といってしまったら、
Taro is a very strong boy.
Taro is a very handsome boy.
という風に 名詞で締めないとなりません、という事です