仮定法とは文法用語ですが
英語やその他の外国語の「文法用語」は
英語での呼称を堅苦しく日本語訳しておりますので
これは良くないです
例えば、現在形とは、「現在」の事ではなくて
時間に関係なく、普段からの動作や事柄ですね
だから本来は、「「普段の動作」形式」 という言い方が正しいです
もし私が文部省などの行政権威機関に勤めており
英語の大家的存在でしたら、
さて仮定法は、英語では THE SUBJUNTIVE MODE ですね
単に THE SUBJUNTIVE と云う場合もあります
subjunctiveの意味ですが英英辞典では
- ( grammar , of a verb )
語法課題の一環で、↑の定義を翻訳して下さい
さて解説です
子ども(タカシ君)に対して
【タカシ、もうすぐ寝る時間だよ】という場合は、
It is the time for you to go to bed. ですね
仮に、タカシ君が毎日9時ごろに寝ているとします
それで、8:50くらいのセリフが↑になります
to go の 【to は// これから~する】、という事ですね
これは普通の云い方です
ご両親は怒ってもなく
あと10分くらいで、その子供さんの就寝時間で
それを事前に云っています。
ところが、今日は、
何か面白いテレビ番組があり
タカシ君は、就寝時間の9時を過ぎても
まだテレビを観ていて、まだベッドに行きません
お母さんが怒って云う場合は↓ですね
It is time (that) you went to bed.
いつもなら、例えば昨日や一昨日では
相手(子供)は、とっくに床に入った時間です
ほら、タカシとっくに就寝時間を過ぎているよ、
だから早く寝なさい! と立腹しています
そういうセリフです
【いつもなら、既に寝ている時間だよ!】
という事で、過去形を使っています
この事を理解している事が重要です
【仮定法】は、時間(時制)の使い方で
気持ち(後悔、嬉しさ、前提条件など)を云う言い方です
【俺が鳥だったらいいなア!空を飛べて楽しいやろう】
I wish I were a bird. I could fly in the sky for fun.
元々 I were てある時点で、
これは、<仮定の話なんですよ!>という言葉の記号サインですね
I were とか He were とか、それは組み合わせが違いますからね
人間が鳥に変身する事は
実際にはありえないからですね。
つづく
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