カテゴリ:博物・展示・音楽会
有明(都内・お台場)にある「RiSuPia」(リスーピア)を見学してきた。 リスーピアとは、理科と数学の「理数」から付けたもので、 理科と数学の魅力を体験できるミュージアム。 パラボラアンテナの曲線の意味を、落下させたボールで見せるなど、 原理を分かりやすく説明しているところがユニークだ。 パンフレットなどから判断すると、小学校の低学年を主たる対象としているようだが、 小学生には理解が難しいものが多いように思えた。 展示物の製作者が知恵を絞って作った自慢と満足の展示館、という感じがする。 例えば、立方体の枡で、その体積の2分の1や6分の1を測る方法を、 見学者に実体験させずに、アナログの全自動で見せるのだ。 『どうだ、素晴らしい展示だろう』という製作者の声が聞こえてきそうだった。 そのような中、私の新発見は、サイクロイド曲線の応用例。 サイクロイド曲線が最速落下曲線であることを、見学者がボールを落として確認できるようになっていて、「お寺の屋根はサイクロイド曲線になっていて、雨を素早く落とす工夫がされている」との解説があった。 全部のお寺の屋根がそうではないし、宮大工がサイクロイド曲線を知っていて、これを応用して、屋根を作ったとは信じがたいのだが・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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