カテゴリ:俳句・写真・陶芸
ビデオ撮影の基本に「イマジナリーラインの設定」というのがある。 撮影する時に、イマジナリーラインを設定して、これを越してはいけないという基本だ。 このラインを越すと、スカートの中や胸の谷間が撮ってしまう、ということではない、 撮影後のビデオを見た時に、変な不安定感が出てしまうラインのことだ。 たとえば、今回、御柱の里曳きを撮した。 御柱の里曳きの列は、東にある秋宮に向かって進んでいくのだが、 これを、道路の南側から撮すと、TV画面では左から右へと列が進んで行き、 これを、道路の北側から撮すと、TV画面では右から左へと列が進むように映る。 同じ動きを撮しながら、まったく反対の方向に動いては、イメージが悪い、 自分なりにイマジナリーラインを設定して、それを越して撮さないようにしなければいけない(南で撮したら、北からは撮さない)、という基本だ。 だが、この基本をすっかり忘れて、里曳きを撮してしまった。 あまりにも豪快な祭に、どこから撮していいのか、分からなくなったのだ。 ビデオを編集しながら、このカメラマンは何を考えているんだ~~~ と、文句を言いたくなった。 反省だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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