カテゴリ:裁判・判決
ここ数日の新聞などを見ると、 60年前の新生児取り違えで、産院側に3800万円の支払を命じる判決があったという。 そして、そのニュースの多くは、 方や裕福な家庭、方や生活保護の家庭、 両親は共に、事実を知らないまま他界、 生まれた日に時間を戻して欲しい・・・・と会見、 などと伝えている。 世の中にはこんなこともあるんだ、と、新聞を読んだのだが、 なぜか、スッキリしないものを感じた。 それは、この裁判の発端となった事実が報道されていない点だ。 なぜ、どうして、どんな経緯で・・・この裁判が起こされたのか、 その裁判の前には何があったのか・・・そこが分からない不自然さだ。 あちこちでこのニュースを拾い読んでまとめると、 裕福な家庭側での、親の介護と相続が、この裁判の発端だと推測できる。 真の兄弟達が、いわゆるDNAの違う(生き方の違う)兄を疑った結果なのだ。 そうか、それなら話が分かる! この裁判を報道するなら、この裁判の発端となった経緯を報道すべきだと思う。 それが報道というものだ。 マスコミは、裕福側に引き取られた男性のプライバシーを保護しなければならない、 と言い訳するだろうが、そうであるなら、 この裁判を中途半端に報道すべきではなかったと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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