カテゴリ:政治・選挙
いつものことなので、書かずに置こうと思っていたのだが、どうしても後味が悪いので、 賞味期限の過ぎた話題だが、書いておくことにした。 それは、選挙の「当確」報道のことだ。 ネットや新聞などで、事実を集めた。 先の東京都知事選挙の投票は、午後8時まで。 開票は、午後9時からの予定。 「当選確実」のTVニュースがあったのは、午後8時数秒過ぎ 桝添氏が万歳をしたのは、8時2分 主要落選者が会見をしたのは、8時10分ころから 開票率0%どころか、投票箱が開票所に届く前に、当確を報道している。 報道する側には、出口調査だの何だのと、色々な言い訳があるだろうが、 投票が終了した瞬間に「当確」というのは、有権者をバカにしている。 マスコミは、明日の東京のために、原発のあり方について、今回の選挙は大事だから投票しましょう、 という姿勢だったが、「最初から分かっていたのか」という印象を与える報道をしたのでは、 有権者は投票する意欲が失せてしまう。 当選者もそうだ。 投票終了2分後に万歳をしては、雪の中を投票に行った有権者の心を逆なでする。 また、選挙制度に対する侮辱でもある。 せめて、開票率30%までは、静かにしているべきだ。 落選者もそうだ。 早々と敗北宣言をしたのでは、願いを込めた1票が泣く。 せめて、開票率30%までは、「応援をいただいた有権者の票が出るはず」と、 胸を張っているべきだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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